ジンギスカンを語れるほどジンギスカンを食べつくしているわけではありませんが、ジンギスカン大好き。ジンギスカンというワードを聞くとちょっとテンションあがる。フォークダンスでもジンギスカンが一番好きでした。
年齢のせいか脂っこいカルビとかちょっと苦手になりつつある中で、脂の少ない羊の肉は食べやすい。ただ、苦手という方もけっこういる。ラムのクセがスゴイ的な感じであの口に含んだ時のオイニーがダメなのかなと。
僕も最初に羊の肉を食べた時はちょっとびっくりしました。中3の修学旅行の時だったと思いますが、視覚「牛の肉はいりますー」舌「はい牛の肉どうぞー」となっている中での羊の肉でしたから、ビックリした。大変まろやかな雑巾かな?と。
そうしてあんまりジンギスカンに対して良い印象のない青春を送り、けっこう値段的にも高いということで、ジンギスカンと再会したのはすっかり大人になってから。2回目に食べたときはもう完全に好きになりました。羊のクセが好き。文章で書くとだいぶアブノーマルな感じですが、あのクセが良い。
前置きが長くなりましたが、昨日は久しぶりに渋谷でジンギスカンを食すことになり。渋谷のジンギスカンと言えば美味しい「ゆきだるま」ですが、今回は別のお店。
なんで渋谷のジンギスカン屋って、どこも分かりづらいとこにあんの。
男2人でラブホテル通りを行ったり戻ったりしながらようやく到着。
ラムはとても肉厚で食べごたえあり。量もそこそこ。ちょっとラムがあっさりし過ぎな感じ。あのクセを求めている人には、うーん、という感じになるかと思います。クセのないラム肉食べるなら、普通の焼肉屋でいいわ。
あと、タレが異様にしょっぱい。おじさんにはキツイしょっぱさ。僕はそんなに美食家ではないので、たいていの料理は上手いうまいと食べます。味付けも甘い、辛い、苦いのは多少の度が過ぎていても我慢して食べられますが、このしょっぱ過ぎるのだけはダメ。完全に体が拒絶反応を起こして箸が止まってしまう。
かと言って別に薄味が好きということもない。寂れたラーメン屋で水分量多すぎるインスタントラーメンみたいなの出されてかなりイライラしたのを覚えている。
やっぱりジンギスカンはタレが命。芸能人は歯が命。クセがすごい肉を甘辛いタレにたっぷり付けて頬張る。あのクセが口いっぱいに広がり、鼻から出る。何が。鼻から抜けてゆく。
このジンギスカンがダメということではなく、単に好みの話。若い人は好きだと思う。実際にネットで見るとけっこう人気店みたいだし。僕の好みのジンギスカンではなかったというだけの話。