無知の涙

おじさんの独り言

男ごころ(文化祭外伝)

2008年02月14日 | Weblog

ひょんな事から学級委員になってしまった僕

その初舞台は文化祭でした

そして、いよいよ文化祭の前日―

店の外観や内装なんかを作ってる内に、すっかり夜になってしまいました。

岩石女子を筆頭に、手伝ってくれた女の子は先に帰して、男子5人で最後の仕上げをしました。

終わった時には20時

すると、手伝ってくれた友達の一人F君が、

『うちに泊まってけば?』

と申し出てくれました。

けっこう家~学校まで遠かったし、明日も早いので願ってもない話でした。

泊めさせてもらうことにして、F君の家に行きました。

F君の家は屋敷のようにデカい家でした。

途中で買ったビールを飲みながら、F君と話をしていると、風呂が沸いたとのこと。

先に入ってきなよ、とF君が言ってくれたので、お言葉に甘えることに。

屋敷みたいに大きい家なので、迷わないようにF君に付き添ってもらいました。

どこかにご家族がいらっしゃるのでしょうが、あまりに広くて気配が全くありません

キョロキョロしてると風呂場に着きました。F君は部屋に戻っていきました。

けっこう大きい風呂で、明日の文化祭のことを考えながら風呂につかっていました。

お客さんは来るのだろうか、どうやってお客さんを呼び込んだらいいのか、

盛り上がればいいなぁ、とボンヤリ考えていました。


すると、信じられないことが起こりました。


カラカラと引き戸が開いたので、なんだろう?と思って見てみると、


全裸のF君が入って来るじゃありませんか!

つづく

 

予告

全裸のF。一緒に風呂に入ろうとする彼の真意は?学級委員長は苦悩する。どこまでが夢で、どこからが現実なのか―。文化祭前日の微妙なハイテンションの中、交錯する2人の男の物語。

『次回 男の戦い』

 

 

 


最新の画像もっと見る