さっきネットのニュース見てて気づいたのですが、 昨日エヴァの新劇場版が封切りされましたね。
東京、大阪で７００人が行列したとか。
多いんだか、少ないんだか、イマイチ判らない数字ですね。
これを御覧になってる方でも観られた方いらっしゃるのでしょうか？
僕は見ないかなぁ。
もう３２歳ですからね。アニメを観に映画館へ行くのもなぁ・・・。
いずれDVDが出るでしょうし。
そっち方面の友人も何人かいますので、新劇場版公開が決まった当初は「みんなで観にいこうよ！！」と盛り上がってたのですが、なんの音沙汰もないし。
前回、と言ってももう１０年前？でしょうか、THE END OF EVANGELIONは観にいきました。後輩が券を取ってくれたので、銀座まで観にいきました。
異様な熱気でしたね。あの頃は。
でも前回の劇場版って何回もやってましたよね？
僕の中で流れがゴチャゴチャになってるので調べてみました。
えーまず、エヴァのテレビが
１995年１０月４日～1996年３月27日-まで全26話にわたりテレビ東京系列で放送されました。
が、２５話と最終２６話の内容がストーリーとしては全く完結したものでは無かった為、
1997年の４月に当初のストーリーを完結させるべく「DEATH ＆ REBIRTH」が公開されることになった。
DEATHの部分が総集編で、REBIRTHが本来の２５話・２６話という構成。
しかし春の劇場版公開時にREBIRTHの２６話部分が間に合わなかった。
その為、「THE END OF EVANGELION Aｉｒ／まごころを君に」として、その夏に公開された。
「Ａｉｒ」の部分が２５話
「まごころを、君に」が２６話という構成。
この後に「リバイバル オブ エヴァンゲリオン」として、シト新生、Ａｉｒ、まごころを君にをまとめて公開したりしてたような・・・。
あーなんとなく思い出してきた。
あったなぁ、公開に間に合わない、って庵野監督が記者会見とかしてたような。
僕の中ではテレビシリーズの最終話で満足していたので、あまり劇場版に興味ありませんでしたね。いまさら完結って・・・という感じで。
実際に観てもヒドかったし。
結局、ゼーレによる人類補完計画が発動して、シンジとアスカ以外の人間はＬＣＬへ還元させられ滅んでしまう。
生き残ったシンジは何故かアスカの首を絞めるが、嗚咽をこぼし手を緩めてしまう。そんなシンジにアスカが一言「気持ち悪い」
終劇
ふーん。こんなのがやりたかったんだ。まぁ別に僕が作った作品じゃ無いので、どうでも良いけど。
わざわざ僕の為に券を買ってくれた後輩の手前、オモシロかったねぇ、とか言ってましたけど、内心はやはり観なければ良かったと残念に思ってました。
これが庵野監督のエンターテイメントなのか、と。
これを観た子供たちは、どう思うのだろうか。
でも総集編であるＤＥＡＴＨは非常に良く出来ていましたね。
あーいうの大好きです。音楽も良かったなぁ。バッハの音楽と、映像の雰囲気が調和していました。
やっぱり映像の見せ方は恐ろしく上手いですね(^_^.)
エヴァの監督である庵野監督は、昔アニメーターとしてジブリで働いていたみたいです。ナウシカに出てくる巨人兵は庵野監督が書いたらしい。
そんな経緯があることから、宮崎駿監督と庵野監督は師弟のような間柄だったようですが、エヴァの劇場版と「もののけ姫」が同時期に公開されたことから、かなり対立していましたね。
そのときに公開された、それぞれの宣伝用ポスターを見ても、なんとなくその火花が見えるような気がします。
「だからみんな、死んでしまえばいいのに」というエヴァに対して、「生きろ」という、もののけ姫。
ポスターだけではなく、言葉でもお互いに言い合ってますけどね。
宮崎監督は庵野監督の作品を「いらないアニメ」と評し、
庵野監督は宮崎監督の作品を「つまらないアニメ」と評してます。
まぁまぁ。お二人共そんなアツくならずに(^_^;)
僕は庵野監督のエヴァを「いらないアニメ」だとは思わないし、宮崎監督の作品を「つまらないアニメ」だなんて思いません。
しかし、この劇場版作品に関しては、宮崎監督が圧倒的勝利だったような気がします。やはりエンターテイメントなんですから。
現実では無いにしても、少年らしい笑顔を取り戻して終了したＴＶシリーズの最終話が、僕の中でのエヴァンゲリオンの完結です。
今回の新劇場版は４部構成になっていて、最後の４部が完全新作となっていて、また違ったラストになるとか。
ハッピーエンドだけがエンターテイメントでは無いし、バッドエンドだってメッセージがあるなら良いと思います。でももっと自分たちが生んだキャラクター達を愛して欲しいですね。アニメにせよ、生き物として表現されているなら、そこには確実に命というものがあるのですから。
頑張ってください。
ちなみにハリウッドでも、エヴァンゲリオン実写版の製作が進行しているとか？
大丈夫？(-_-;)
人物が・・・・えーと、その、
なんでもないです。
