無知の涙

おじさんの独り言

ヤマト2202 純愛篇

2017年10月14日 | テレビや映画
とりあえず軌跡はおいておいて、


完全にネタバレです。










公開初日に観てきました。

楽しみにしてましたが、作画クオリティ、ストーリー共にガッカリでした。

二時間、4話分をこのスパンで公開するのは無理あるんじゃない?

とにかく細かいところが雑すぎる。古代とつり目の女の二人で出かけて、女しか帰って来ないのに、なんで追求しないの?
真田はもっと冷静なキャラかと思っていただけに残念。

殴られて気絶させられたであろう古代本人も追求してないし。

自らの意志で戦艦から身を投げた森を古代が戦闘機で追っかけて、空中キャッチ。しかもキャッチの際に一度戦闘機から完全に身体が外に出てしまったのに、いつの間にかまた戦闘機に戻っているという大サーカス。そもそもあのスピードで戦闘機に近づかれたら吹っ飛ぶから。

わりとヤマト2199はSFアニメでも硬派というか、動きの慣性みたいなのをなるべく大切にして行こうという作り手の意志が感じられていたので、大変残念に思います。2章のワープで助けに来たぞー!の場面からかなり怪しかったけど。

今回の純愛というテーマの答えがが、森の選択させない、古代の選択できないの結果で起こった、ラッキーラブシーン展開なのだとしたら、茶番も良いとこですね。少なくとも個人的にはそれを純愛とは呼べない気がする。


で、結果的にガトラン兵の自爆が前回見たやつよりショボくて全員助かってるし。ズォーダ意外とアホだな。

地球だってガトランティスが本気になればそんなに安全ではないと2回も思い知らせているのに、執拗に森雪の安全面から地球に残したがってる理由もよく分からん。






どこからのプレッシャーでこんな地獄みたいな公開工程になってるのか知りませんが、製作陣を圧迫しすぎなのではないでしょうか。

これだけ労力を費やして、やらない方が良かったなんて、某なんとかゲリオンみたいなことにならないことを願います。