無知の涙

おじさんの独り言

竜が如く0

2016年10月27日 | ゲーム

いつの話ししてんだ、と思われそうですが、ようやく龍が如く0をクリアしました。

今回は1作目よりも前の話。まだ桐生と真島が出会う前、バブル絶頂期の神室町まで時を遡ります。

大通り沿いで万札を振ってタクシーを呼んでいる群れ、裏通りではボディコンスーツを着た女が男をホテルに誘っている。金が欲望を生むのか、欲望が金を生むのか、そんな永遠においでおいでのデモンの誘惑に浸りきっていた神室町で、堂島組は莫大な利益を産む神室町再開発を推し進めていた。順調に地上げは進み再開発に必要な土地を全て手中に収めようとしたその時、たった1坪、所有者の判らない土地が発見される。この1坪は「カラの1坪」と呼ばれ、利害の絡む人々による血で血を洗う争奪戦が始まる。

という感じのストーリーで、まだヤクザ駆け出しの桐生と、まだヒャッハー状態になる前の渋い真島の両キャラを操作して進めて行くことになります。

ただ、完全に後付け過去ストーリーなので、これまでのシリーズをプレイしてるとだいたい誰が死んで誰が死なないか分かってしまう。そのようにだいたい大筋が読めてしまうにも関わらず先が気になるストーリーで引き込まれました。面白かった。

バトルはけっこうこれまでの殴る蹴るから一新されていて、格闘スタイルを選べる。最終的に桐生は壊し屋、真島はスラッガーで、ラスボスもほぼ苦戦せずにクリア。

今回は経験値やレベルという概念がなく、とにかく金、この世は金、地獄の沙汰も金次第、なバブル期なので、お金を払って強くなっていくシステム。FF10のスフィア盤みたいな画面で、お金を払って開けていく感じ。ことで開

そんなノリなのでゲーム内で獲得できるお金はかなりの額。あれだけ大騒ぎした東城会の消えた100億なんて大したことなかったのではないかと思えてしまうほど。桃鉄プレイしてる時の感覚に似ている。

と言ってもそこらへんのチンピラ倒しても大した金額は入らない。それほどの莫大な金額を何で稼ぐかというと、桐生、真島それぞれに用意されているサブストーリーの1つであるマネーアイランドと呼ばれるビジネスゲーム。桐生は不動産、真島はキャバクラオーナー、5つのエリアを徐々に支配して金儲けを行う。

エリア制覇した後はこれを繰り返してるだけで、桐生なら2時間かからず100億くらい稼いでしまう。真島の方がちょっと効率悪いような。金儲け要素だけでなく、これを制覇しないとそれぞれの最終スタイルが出てこない。出さなくてもクリアできるのだろうけど、最終スタイルはけっこう大幅にステータス上がるマスが多いので、最終章のバトルが楽になると思います。

こうした金だけで強くなっていくシステムだと、金もさほど落とさない、経験値もない雑魚チンピラとのバトルが完全に無意味になり、ただただ億劫。今回は全力で雑魚を避けてほとんど戦わなくなってしまったので、個人的に経験値方式がいいかな。

来月あたりだったか、最新作の6が発売されるとのことですが、残念ながらプレステ4でしか発売されないみたいで残念。Gジェネ買うか。