無知の涙

おじさんの独り言

珍獣串カツ

2014年03月13日 | 

火曜はお休みだったので、夜は飲み。

焼き鳥屋に入りメニューを見てみると、なにやら怪しげなメニューが。

その名も珍獣串カツ。

珍獣とはこれまた怪しげな響きですな。

メニューを見てみると、クロコダイル串、ヤギ串、カンガルー串、ラクダ串の4種類。

珍獣というほど珍獣ちんじゅうしてない感じがするけど、食べる事に関して珍しいという意味であるなら納得。

ヤギってジンギスカンで出てくる肉じゃなかったか。ラム、そうラム肉。山羊、あれ?ひつじ?ヤギ?ヤギって何者?

ひどい混乱に陥りそうだったので、とりあえずヤギのことは忘れよう。

カンガルー。けっこうな威力のジャンプキックをお見舞いしてくるアレでしょ。合体ロボットみたいにお腹の中にもう1体入ってくやつ。食べたいと思わないなー。

ラクダ。日本昔話に出てくる山みたいな背中してるアイツ。砂漠にしかいないイメージ。あの山みたいなコブは全て脂肪だそうで。うーん、食べたいと思わないなー。

クロコダイル。最初はすげぇ強かったのに、どんどん雑魚キャラ化してゆく可哀想なおっさんのイメージしかないけど、まぁワニってことだと思います。すげー固そう。そんなイメージ。うーん、食べたくないなぁ。

食べたくないっす。

その結論しか出てこないが、話が進まないのでとにかく頼んみることにしました。

衣に包まれているので、さほどハードな感じはしない。

店員さんが丁寧にこれがアレでこれがコレと説明してくださいましたが、説明された順番に全てを忘れ去ってゆく。

最後(左)のがクロコダイルというのだけは覚えた。

あとのはもう食べて当ててゆくしかない。

僕は左から2本目を取る。ソースにつけて、一気に噛り付く。

こ、これは!!濃厚なソースの味とジューシーな肉の肉汁がジュワッと口の中にはじけような気がしたけど、ソースの隙のない完璧なブロックに合い、衣やら肉が同じ味で寄せては消え、寄せては消え。

「これは、たぶん・・・かつて生きていた獣の肉だな!」

と言ったら、一緒に行った人が心底残念そうな顔をして僕を見ていたが、この味から分かる確かな事ってそのくらいよ?マジで。

だいたい食った事のない肉の味から、その肉の持ち主(?)を当てるなんて、どだいYS、じゃなくて、どだい無理な話である。知らない人の顔だけ見て名前を当てろと言っているよりかは簡単な作業だが、何かしらヒントがないと分からないだろ。

 

長くなりそうなので、これで終わります。