無知の涙

おじさんの独り言

少年メリケンサック

2009年03月15日 | テレビや映画

昨日は新宿で飲んだ後に、
日曜日が久々に休みなのでレイトショーを観ることに。

前から見たかった!
少年メリケンサック!

パンクでしょ~。
観たい!

だが、券を購入する段階で非常に迷う。

だってメリケンサックの他に、

ヤッターマン
DRAGONBALL

と強力なラインナップ陣。
何が強力なのかは分からないが、ネタ的にはDRAGONBALLだよなー。

だけどメリケンサックはそろそろ公開終了な予感がするので、予定通りにメリケンサックへ。

あらすじ
新人バンドを発掘する仕事をしている契約社員のカンナ(宮崎あおい)。

実りのない2年間を経て、ようやくカンナは動画サイトで衝撃的なバンドを発見する。

パソコンの画面にその衝撃的なバンドのライブが映し出されている。

曲調はハードコア。
ヴォーカルは声を荒げ、何を言ってるのか分からない。
演奏もヘタ。

カンナはパンクという音楽ジャンルさえ知らないのだ。

だが、その粗削りなハードコアバンドのライブがカンナを強く引き付ける。

暴れ出しそうなほどに盛り上がっている客、それを先導するメンバーたちの演奏。

いいバンド見つけた!

カンナは確信を込めて、このパンクバンドを社長(ユースケ・サンタマリア)に報告する。

1983年生まれのパンクバンド。そのライブの映像を見た社長も迷うことなくOK。

早速カンナは彼らをスカウトしに行く。

だが、そこで見た衝撃の真実。

なんとメンバー全員が既に中年!
しかも最初に会いにいったベースのハルオ(佐藤浩一)は、飲んだくれの浮浪者みたいなオッサン。

1983年生まれではなく、
1983年に解散したバンドだったのだ。

衝撃の事実にア然としているカンナに社長からの着信が。

彼らの動画をホームページに載せたところ、なんと10万Hit!
しかも全国ツアーの会場まで既に押さえ始めている。

目の前でゲロ吐いてるハルオ(佐藤浩一)を見ながら、カンナは途方に暮れる。


・・というような感じの出だしです。

いやーオモシロかった。

随所に散りばめられた笑いに、思わず爆笑しそうになりました。
映画館なので我慢しましたが。

宮崎あおいさん?が好演で、良かったです。彼女は売れるのではないでしょうか。

佐藤浩一さんも中年パンクロッカーが決まってて、かなり良い味だしてました。

他にもキム兄や、いろいろ出てましたが、みんなキャラがハマッてて余計な違和感を感じず、物語を楽しめました。

劇中で流れる、
「アンドロメダおまえ」
という曲がツボりました。
CDでてないかなー。


うーん、なんか懐かしかったですね。
佐藤浩一さんの演技を見ながら、少し昔を思い出したりしてました。

DVDが出たら借ります。
そして家で気兼ねなく爆笑します。