フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

メカニック女子

2018-08-31 | 日記
名張駅とスタジオ間は、いつもチャリ移動
久方ぶりに乗ったら、タイヤの空気が抜けていた。駐輪場に置いてある空気入れを借りてもいいが、ムン!と暑くて作業する気になれない。そこで、スタジオ近くのホームセンターに乗り入れた。(買いたての頃はよく空気を入れて貰っていた。)やはりホームセンター内は涼しくて快適
自転車売り場は無人だった。サービスカウンターに聞きに行くと、パートのおばちゃんにはよくわからないようで、ちょうど印鑑発注の受付中だったお姉さんの手が空くのを待つことに。お姉さんは途中でパートさんにバトンタッチして、私に自転車の状況を聞いてきた。ただ空気を入れて欲しいだけとは言い辛く「しばらく乗ってなかったのに空気が抜けてて、タイヤに問題ないか点検して欲しい」と伝えた。するとお姉さんは「タイヤが劣化するのは乗る頻度ではなく、時間の経過です」と。へぇ〜・・・って、まさか貴方が点検してくださるのですかてっきり係のオッチャンを呼びに行くのかと思ってた(←イメージ)。
お姉さんは真剣な眼差しで、私が雑に扱っているマイ・チャリをチェック。空気を入れたあとに、何度もタイヤの弾力を確認したり、手でペダルを回した後に、「ブレーキが緩くなってるので、閉めておきますね」と工具を取り出したり。思いがけず時間がかかった。
しかし、なんだかカッコいいではないかっ!!!サービスカウンターのお姉さんが自転車の構造に詳しく、妥協を許さない姿勢が凛々しい。
きっとお姉さんは自転車LOVEなので(←イメージ)、それまで気にも留めていなかったマイ・チャリの汚れが目に付いて、申し訳ない気持ちになった。歯医者にかかる前に歯磨きするように、点検して貰う前に自転車磨きが礼儀かと。
タイヤは、外観的には今すぐにどうこう、ってことはないが、中を調べるには預けてもらう必要があるとの御達し。いや、しばらくこれで様子を見ますーと退出したが、その後のマイ・チャリが格段に乗りやすくなってるのを体感して、お姉さんを尊敬せずにはおれんかった。人の役に立つ仕事ができる人、モノを治せる仕事が出来る人、素敵だなぁ。

スタジオ並びのイタリア料理店に新メニューが!

ナポリタンならぬ、ナばリタン!
小悪魔の囁き 以来のインパクトあるネーミングだ。


稲穂が広がる日本の風景が美しいなーと思う。

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新鮮な毎日

2018-08-27 | 日記
慣れ親しんだ日常が、まだ新鮮に感じられる今日この頃。
とても、とても、とーっても有難い事だ。
帰りを待ってくれていた人がいる。
Blogを楽しみにしてくれた人がいる。

それにしても蒸し暑い、なんだこの沸騰しそうな大阪はっ!スペインはもっと?と聞かれるけど・・・確かに最高気温は高いかもしれないけど、断然グラナダの方が過ごしやすかった。

息子は何も言わないけど、そこはかとなく嬉しそう。すっかり友達も出来て、学校が楽しくなってきたらしい。夏休みといえど、夏期講習で学校に行くので、私も早起きお弁当作り再び。(シリーズ写真はもう、おしまいにする・・・だいたいメニューが決まってきたので)何入れようか?と聞くと、ウィンナーとエリンギのやつー、って。バター&塩胡椒&ケチャップ炒めは間違いない美味しさ、しかも簡単!
制服のカッターシャツは、夫がせっせとクリーニングに出していた模様。食べる物も毎日、工夫していたようだ。
シンク下の床に、濡れ雑巾を置いといて、何かこぼしたら足で拭く技を身に付けたらしい。なるほどーナイス・アイデアである。
「もう、何もやらへんからな!」と、お役御免宣言された。


↑あはは帰ってきても外で飲んでます!!やるコト一緒。

そして、スペイン料理はしばらくええわー、っと思っていたのも5日ほど。口の中はすっかり治り、やはりチビチビ飲みながら食べるのが好きです。

燻製のお店にて。癖ついて、撮らずにおれんかった。





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グラナダで撮った動画

2018-08-24 | スペイン2018
交通整理?みたいな、道路を出たり入ったりする機械が面白いなーと思って・・・

撮っていたら映り込んできた あの方

↑いつも白い服で、背筋をシャンと伸ばして悠々と巡回されていたマノレーテ。

続いて.

アナが夜な夜な通っていたセントロのバルの賑わい

↑学校の若い子達の何人かは、タブラオに行くお金を惜しんで、こういう所に出入りしていた。
サクロモンテからやって来る方達がショーをやる(チャージ無し)。

普通の床で踊っちゃうんです!観てるだけで膝が痛くなりそうだった。

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最終日マドリッド

2018-08-19 | スペイン2018
夜にタブラオへ行く以外はノー・プランで始まったスペイン最終日。
ホテル周辺の午前中はシーンとしていて、朝食をとれる普通のバルが見つけられず、観光客向けのカフェへ腰を落ち着けた。

体調がいまいちで、コーヒー類を欲しない感じだったので、オレンジジュースとハムとチーズのクロワッサン。普通に美味しかった・・・でも普通のdesayunoの4倍近くの価格なのが残念。11:00に行ったのだけど、私がお会計をする頃には遅い朝食を摂りに来る人でいっぱいになった。

さて、マドリッドのフラメンコ学校として有名なアモール・デ・ディオスを覗きに行くことにした。学校周辺にはフラメンコ関係のショップがあるらしいし。(グラナダのセントロには、そういう店が無かった。その面ではやはり、セビージャが良いな。)
30分もかからず到着。

学校の前の通りは、レッスン終わりらしき若者達で賑わっていた。いいなぁ、この雰囲気・・・ちょっと物怖じするけど。
大昔、今の場所に移転する前、1日だけ習いに来たことがあるだけで、アモール・デ・ディオスの事はよく知らないのだ。そーっと中に入ってみる。


大小のスタジオが沢山あって、サパテアードの音があちこちから聴こえてきた。こういうのも、いいなぁ。ただ黙々と、フラメンコだけに集中したい人には効率的だと思う。
学校の横の通りには、フラメンコ・シューズの店、アルテ・フィルとセノビージャが並んでいた。13:30なのに、どっちも閉まっていた

次は何となくサンタアナ広場へ足が向いた・・・ホテルから遠そうで、候補から外したタブラオがある筈。
ここかぁ。。。ビジャ・ロサ。

なんか私、フラメンコ・スポット巡りしてる?(苦笑)

お昼ご飯どきなので、近くのバル・レストランへ入った。レンテハの煮込みのメニューに釣られて入ったのだが・・・

オリーブに、白いブドウみたいなんが混ざってる・・・タマネギだった。



壺から自分で食べたいだけ、よそうシステム
横の、使いかけの野菜を乗せただけみたいな皿は?レンテハにトッピングするのか?(←間違ってます
残念ながら、レンテハは塩っぱ過ぎた。カマレロが非常に感じよい人で、どうイケる?と聞いてきたけど、無表情で頷くしか無かった。使いかけに見えた野菜(失礼!)はトウガラシのピクルスだった。舌がヒリヒリして吐きそうになった。タマネギは、なんの味付けもない生のまま。この謎の皿の位置付けは、カレーライスに添える福神漬けとらっきょう?という個人的見解。

この後、ホテルに戻るつもりで歩き出すが、暑いこの時間に昼寝出来たら良いのだけど、暑くて遠くて辿り着けない。(せっかく久々のクーラー付き部屋なのに〜)
涼しいお店を見つけてブラブラしたり、カフェ・バルで休憩したり、マジョール広場を通り抜けて少しずつ帰った。1日があっという間。



通りがかり・・・当然閉まってる時間帯。




ホテルの部屋で、ちゃんと身なりを整えてから、20:00のショーへ。
一歩外に出て、まだ真昼間の明るさである事を思い出した。部屋に窓がないから、支度をしている時点で、自分の感覚では夜に切り替わっていた。モダンで快適な部屋、そしてタブラオに行くには便利な場所だけど、窓が無いカプセルホテルの豪華版だな、こりゃ。

コラール・デ・モレリアの周辺も、お祭りで賑わっていた。





飲み物下準備中。





今度は入口にヘスス王子先生。

メインのバイレはベレン・ロペスだった。
自分の出番以外は子供の面倒を見ていて、格式あるタブラオには意外な光景だった。カホンの男性が旦那さんなのかな?ステージ上から「ベレンいける?」と声をかけてて、観光客もちょっとビックリな感じ。
踊りはさすがに良かった。

終わって外に出たら、旦那さんが子供を叱りつけてた。お祭りに行きたがってギャーギャー泣いてるのを、お尻を叩いてすごい剣幕で。何だかなぁ。。。子供達いっぱい、外で遊んでるのに、ベレンの子は暗闇の室内で何時間も待ち続けねばならないのか。


帰りもまだ明るく、これから出掛ける沢山の人で大賑わい。マドリッドは都会で怖いイメージがあるけど、滞在してみたらまた違うんだろうなぁ。刺激は多そうだ。




最後の晩餐は、ホテルの下で頂く事に。残念ながら、大きい皿しか無い。吟味してトマト5種盛り。

酢が舌に沁みて痛いですぅ
ラスト2日は、食が厳しかった。
冴えない締めだが、これにて今回の旅のご報告は終了

オマケ。香港の空港にて。

ゲート番号欄の右に預計と表示されているのが、時間変更。
変更のお詫びということで、スターバックスで搭乗券を見せたら、75香港ドルのサービスが受けられるシステムになっていた。




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マドリッドへ

2018-08-18 | スペイン2018
マドリッド行きのバスに乗る前に、グラナダのバス駅の中のバルで昼食をとることにした。一皿に色々盛ってくれる定食リストの中から、よく考えもせず1番上の番号で注文した(魚とサラダやなー、って何となく)。そして出てきたのを見てガーン

中高生男子が食べるようなやつ!
考えるのが面倒だった自分の失敗である。周りを見たら、適度な量のシチューっぽいのに、パンを組み合わせて、美味しそうに食べてる紳士とか、ビールと小皿でゆったり楽しんでいる紳士が何人も・・・(オッサンばかりチェックしてしまう
自分の中高生皿が憎いっ。
やはり食べる物は、よく考えて選ぼうと心に誓った。(考えた上での失敗なら仕方ないと思える)

マドリッド行きは、2階建ての大型バスだった。本当にたくさんの人が利用するんだな。
来た時と違って、途中休憩も無く4時間半ほどで到着した。
タクシーでホテルに移動。ホテルの前の通りがお祭りで、ギリギリまで近づけてくれて、ここから歩いていくんだよ、と。

ひょえ〜!人、人、人。




バルの一角にレセプションがあった。上の階がホテル。




モダンやわぁ。
部屋で一息ついたのが21:00。疲れてるけど・・・やっぱりフラメンコ行きたいな?このまま部屋で休んでも大して休憩にならない・・・観に行ったほうが自分は元気になることを知っている。
もう一つ気になっていたタブラオ、カルボネラを調べたら、ホテルから徒歩7分だった。
出動〜


予約無しだが、22:30の部に入れてくれた。(満席でした!)



行って良かったーーー!!すごく良くて、ショーの最後に写真を撮るのも忘れてたくらい。
(マドリッドはレベルが高い!)一人一人巧いのだけど、それより何というかクアドロとしての良さを1番に感じた。随所に工夫もあった。
アナ・ロメロという、多分リーダーの踊り手さんが、オープニングもソロも1番に踊るのだけど、踊りももちろんのこと、後ろにいる間の佇まいも素敵でーそこに若手の踊り手がガンガン泳がせてもらって、チームとして盛り上がっていた。
そして、少しご年配と思われるカンタオールのAngel gabarreという人、素朴な声で好きだなぁ。

タブラオ内にはオルガちゃん先生の写真が沢山飾られていた。


ホテル界隈は深夜まで賑わっていて、帰りも安心。
いよいよ明日は最後の1日だ。

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