フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

最終日マドリッド

2018-08-19 | スペイン2018
夜にタブラオへ行く以外はノー・プランで始まったスペイン最終日。
ホテル周辺の午前中はシーンとしていて、朝食をとれる普通のバルが見つけられず、観光客向けのカフェへ腰を落ち着けた。

体調がいまいちで、コーヒー類を欲しない感じだったので、オレンジジュースとハムとチーズのクロワッサン。普通に美味しかった・・・でも普通のdesayunoの4倍近くの価格なのが残念。11:00に行ったのだけど、私がお会計をする頃には遅い朝食を摂りに来る人でいっぱいになった。

さて、マドリッドのフラメンコ学校として有名なアモール・デ・ディオスを覗きに行くことにした。学校周辺にはフラメンコ関係のショップがあるらしいし。(グラナダのセントロには、そういう店が無かった。その面ではやはり、セビージャが良いな。)
30分もかからず到着。

学校の前の通りは、レッスン終わりらしき若者達で賑わっていた。いいなぁ、この雰囲気・・・ちょっと物怖じするけど。
大昔、今の場所に移転する前、1日だけ習いに来たことがあるだけで、アモール・デ・ディオスの事はよく知らないのだ。そーっと中に入ってみる。


大小のスタジオが沢山あって、サパテアードの音があちこちから聴こえてきた。こういうのも、いいなぁ。ただ黙々と、フラメンコだけに集中したい人には効率的だと思う。
学校の横の通りには、フラメンコ・シューズの店、アルテ・フィルとセノビージャが並んでいた。13:30なのに、どっちも閉まっていた

次は何となくサンタアナ広場へ足が向いた・・・ホテルから遠そうで、候補から外したタブラオがある筈。
ここかぁ。。。ビジャ・ロサ。

なんか私、フラメンコ・スポット巡りしてる?(苦笑)

お昼ご飯どきなので、近くのバル・レストランへ入った。レンテハの煮込みのメニューに釣られて入ったのだが・・・

オリーブに、白いブドウみたいなんが混ざってる・・・タマネギだった。



壺から自分で食べたいだけ、よそうシステム
横の、使いかけの野菜を乗せただけみたいな皿は?レンテハにトッピングするのか?(←間違ってます
残念ながら、レンテハは塩っぱ過ぎた。カマレロが非常に感じよい人で、どうイケる?と聞いてきたけど、無表情で頷くしか無かった。使いかけに見えた野菜(失礼!)はトウガラシのピクルスだった。舌がヒリヒリして吐きそうになった。タマネギは、なんの味付けもない生のまま。この謎の皿の位置付けは、カレーライスに添える福神漬けとらっきょう?という個人的見解。

この後、ホテルに戻るつもりで歩き出すが、暑いこの時間に昼寝出来たら良いのだけど、暑くて遠くて辿り着けない。(せっかく久々のクーラー付き部屋なのに〜)
涼しいお店を見つけてブラブラしたり、カフェ・バルで休憩したり、マジョール広場を通り抜けて少しずつ帰った。1日があっという間。



通りがかり・・・当然閉まってる時間帯。




ホテルの部屋で、ちゃんと身なりを整えてから、20:00のショーへ。
一歩外に出て、まだ真昼間の明るさである事を思い出した。部屋に窓がないから、支度をしている時点で、自分の感覚では夜に切り替わっていた。モダンで快適な部屋、そしてタブラオに行くには便利な場所だけど、窓が無いカプセルホテルの豪華版だな、こりゃ。

コラール・デ・モレリアの周辺も、お祭りで賑わっていた。





飲み物下準備中。





今度は入口にヘスス王子先生。

メインのバイレはベレン・ロペスだった。
自分の出番以外は子供の面倒を見ていて、格式あるタブラオには意外な光景だった。カホンの男性が旦那さんなのかな?ステージ上から「ベレンいける?」と声をかけてて、観光客もちょっとビックリな感じ。
踊りはさすがに良かった。

終わって外に出たら、旦那さんが子供を叱りつけてた。お祭りに行きたがってギャーギャー泣いてるのを、お尻を叩いてすごい剣幕で。何だかなぁ。。。子供達いっぱい、外で遊んでるのに、ベレンの子は暗闇の室内で何時間も待ち続けねばならないのか。


帰りもまだ明るく、これから出掛ける沢山の人で大賑わい。マドリッドは都会で怖いイメージがあるけど、滞在してみたらまた違うんだろうなぁ。刺激は多そうだ。




最後の晩餐は、ホテルの下で頂く事に。残念ながら、大きい皿しか無い。吟味してトマト5種盛り。

酢が舌に沁みて痛いですぅ
ラスト2日は、食が厳しかった。
冴えない締めだが、これにて今回の旅のご報告は終了

オマケ。香港の空港にて。

ゲート番号欄の右に預計と表示されているのが、時間変更。
変更のお詫びということで、スターバックスで搭乗券を見せたら、75香港ドルのサービスが受けられるシステムになっていた。



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