いにしえのフラメンコ

図書館でこんな本を見つけた。パラパラめくってみると、思わず釘付けになるような写真や文章が目に飛び込んできて、これは腰をすえて確かめてみなければ！？と思い、借りてきた。1992年発行だから、まだフラメンコを知らなかった頃。釘付けの一部を紹介すると
「後ろのアチチュードは、バレエの感覚からするときわめてあいまいな角度です。フラメンコの場合は後ろと横の間、つまり、犬が電信柱におしっこをひっかけているようなアチチュードでも立派にまかりとおる」・・・犬が?・・・図を想像してみて、やっと腑に落ちた。心強い文章ですなぁ。
手と腕の使い方の解説の後は「以上は、秘めた思いに身を焦がしながら、しかし、あくまでも気高く、あるときは苦悩に満ちて、あるときは恍惚とした表情で行います」と締めくくられていた。わぁーお！
ファルダの使い方の後は「裾をひるがえして孔雀のように後ろを向くと迫力があります。ショート・ヘアは不可です」「あとは、もう貴方の気分次第。美しく狂うこと、それが貴方の美学」・・・違う世界へ連れていかれそうだな、こりゃ。
ほかにも、ハイレグ・レオタード姿のストレッチ写真などツッコミ所満載。
でも、フラメンコのバックグラウンドについても解説されているので、この本だったら読みやすいから読んでみよう！という気になった。スペイン史とか、今まで敬遠してたし、この機会にね。

ブランコせんとくん

近鉄電車を利用する度、目につくせんとくん。エスカレーターの脇に、構内のポスターに、あちらこちらに、人形やら絵やら、色んなせんとくん、せんとくん・・・オンパレード！！このブランコタイプを見た時はさすがに「奈良、行っとく？」と思った。

追い込み中

名張の発表会まであと３週間！ただ今、猛追い込み中。
思うことは色々あるが、とてもブログには書ききれないので胸に秘めておくことにする。
最近感じるのは、フラメンコの曲そのものが持つ魅力。ソレアにしてもティエントにしても、カンテやギターの自然な流れそのものに言い知れぬ力を感じる。踊り手はそれにポーンと乗っかるだけでいいんだな、ってつくづく思う。自分で何とかしようとジタバタあがいてなかったっけ？私…、ドヨヨ～ン！
ところで、先日クラスを休んだ生徒がくれたメールを見てビックリ！「車で向かってる途中で鹿とぶつかってしまい、ショックで帰りました」…ここら辺りではよくある事なのだそうだ。大阪で言うなら、「ＪＲが事故で止まってて…」てとこか。

写真は、ポーズを忘れるから撮ってくださいと言われたものだ・・・みんな可愛い！
・・・いかんせん、こういう様式美みたいなジャンルは不得手で、写真見て「ものすごく適当やなぁ、私」と思った。ごめんよ～。

新語！？

ショウタロウが突然「女に付いてるのはオチョンチョンやんなぁ？」と聞いてきた。はぁ？「ほらぁ、男には付いてるけど、女には付いてなくて、おしっこが出てくるところ！」ははぁ～！！？この息子、いきなり何を言い出すのじゃ？？「あれ、オチョンチョンって言うんやろ？」
・・・だから何、そのオチョンチョンって単語。誰に教えてもらったのか聞いたら、怪訝な顔をして「おかあちゃんが言ってたやん！！」ひぃ～っ嘘ー！！！返答に窮する様を感じ取ったショウタロウは、追及の手をゆるめない。「オチョンチョンじゃなかったら何て言うの？」こういう時の奴は、本当にしつこい！
困った私は「それは・・・・・・・オッチョンチョンって言うねん！（アクセントは最後のチョンね）」。その返答ぶりに疑いの眼をしたショウタロウは「ほんまに小さい"ツ"が入るの？」なおも食い下がってくる。「そうや、オで跳ねるねん」しばらく「オッチョンチョン・・・オッチョンチョン・・・」色んなアクセントでつぶやき続けるショウタロウであった。

写真は、捕らえたザリガニに餌をやるショウタロウ。私は絶対世話しないからねっ！頼むでー。

太陽の恩恵

今、隣家が立て直し工事の真っ最中なのだが、家屋が取り壊されていくにつれ、面した窓から太陽光が入るようになり、室内がパッと明るくなった。今まで、昼間でも電灯が必要だった部屋が、見違えるほど気持ちのいい空間になった。太陽ってスゴい！！エラい！その恩恵に感服せずにはいられない。人間も自然界の一員なのだと再認識した。…でも新築工事が進むにつれ、元の薄暗い部屋に戻ってしまうのだろうなぁ。う～、とっても残念！！