フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

グラナダ月曜つづき

2024-09-12 | スペイン2024
今晩グラナダ入りする予定だった友人から、飛行機が飛ばなくてバルセロナの空港で待機しているとLINE通話

ブエリング航空は私も数日前に搭乗したばかり。
アプリを確認したら、フランスでストの為、欠航となっていた
そ、そんなー!!

飛行機はいつ飛ぶのか?

救いは、友人は1人ではなく、スペイン語を専攻している頼もしい姪を同伴してきたことだ!
「私1人やったら終わってる〜 姪が英語とスペイン語で聞き回ってくれてる〜」と疲れた声。
2人で協力してこのピンチを乗り越えるしかない!

気もそぞろでクラスレッスンに出掛け、帰ってから再び状況確認。
今晩は飛ばない確定で、明日も不明とのこと。
とりあえず今晩のグラナダのホテルをキャンセルせねばならぬが、予約サイトではうまくいかないとのことで、私がホテルに掛け合うことになった。掛け合うといっても、きょうは泊まれないとホテル側に伝えるだけで、予約サイトの規約から返金は期待できないらしい

友人とその姪っ子が2泊する予定だったホテルに直接出向いて、状況を伝えた。ホテルの人は、お気の毒って感じで接してくれたけど、やはり料金はかかるようだった。ブエリング航空のことはホテルの責任ちゃうしなぁ。

もしかして明日も来れないんじゃ?
そんな予感がして、近くで食事しながら待つことにした。



カウンターでビールを頼んでからメニューをガン見。
たぶん一皿でお腹いっぱいになるから、慎重に選ばねば。


Alcachofas Fritas

バルセロナで食べ損ねたアーティチョークのフライ。
メニューには明記されていないけど、タパのサイズにしてくれてこの量だ。
あっさりホクッと美味しいけど、2つくらいでええかな。(完食しました

LOS DIAMANTES

(GRANADA )

9.80EUR

換算レート173.634

1,701円


このお店、友人を連れて来たかったな。

待ってる間に、明日も飛行機は飛びそうもないと分かった。

限りある1週間のスペイン旅行、グラナダ観光は諦めて、バルセロナのホテルを探すことにしたと。

前もって購入しないと人気で入れないアルハンブラ宮殿のチケットはボツ。初スペインに胸を弾ませていた姪っ子ちゃんは気を落としていないだろうか。


再びホテルに明日もキャンセルを伝えに行き、その足で今夜のタブラオへ向かった。


歴史的な建造物の中に作られたタブラオPalacio Flamenco。
客席のど真ん中に水。

飲み物も売ってる。


baile: Ana Cali 

    Daniel Navarro

cante: Miguelon Nuñez

    Javier Flores

guitarra: Luis Mariano


若かりし頃のアナカリが内股なのが印象に残っていて、それは貫禄の今も変わりないように見えた。

ヤムナフットで足の機能を学んでいる今、踊る時の足の置き方も1つのスタイルだと考えるようになった。

自分の身体に合った、根付く置き方。




この時間帯の色が好きです。

ね!気持ちいいよね。マリオ・マジャさん。


賑わう通りから、スッと静かな道に入ったら直ぐ。

ただいま〜。
これ以上暗い時間に帰ると、iPhoneで照らさないと鍵穴が見えません。

スーパーで買ったフムス(ひよこ豆のペースト)とピコで夜食。


(2024.6.10)

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グラナダ月曜、レッスンへ

2024-09-10 | スペイン2024
月曜朝。(というか、ほぼ昼)

満を持してレトルトご飯とレトルトカレー登場。
なぜなら、望みを託していたレッスンが始まるから。

指定された住所を前もって見に行ったが、スタジオらしい雰囲気は何処にも無く、ただの住居
ほんまにここなん??

ドキドキ約束の時間に伺うと、
おぉ!門に石を挟んで開けてくれているっ。

門から続く階段を上がると、スタジオの持ち主と思われるお家があって。

その横にスタジオが
日本の蔵のような存在?
いやいや、こっちが先に住居だったのかも?

更衣室。
もとはアルバイシンの丘特有の洞窟のお家で、隣の敷地に後で住居を建てたんじゃないかなぁ?(勝手な想像です)

ここでIrene la seranillasaさんが教室をされている

今回のスペイン旅は、フラメンコが大きい目的であることは揺るがないが、それ以上に「Granadaに滞在したい」が大きかった。
フラメンコを習うなら断然、セビージャ、ヘレス、マドリッドがお勧めである。
なので無理やりグラナダで習えるところを探すワタシ

以前、Carmen de las Cuevasでレッスンを受けた時に、クラスメイトの1人が盛りにイレネがいい先生だと言ってて、午前のクラスの後にダッシュでイレネの個人レッスンに行くのを知っていた。
その後たまたまタブラオでアレグリアスを観る機会があったが、その時は正直ピンと来なかった。
癖がない、普通、というのだろうか?

その後YouTubeで、カフェ・デ・チニータスで踊るソレアにグッと惹き込まれた。へぇーーー!
それは何回も何回も観て、今でも好き。
(他はピンとこないまま)

今回グラナダに目標を絞るにつれ、普通のこと、オーソドックスなものを習いたいと思うようになった。
これは私の中で大きな変化
クラウディアちゃんとか、
クラウディアちゃんとか、
クラウディアちゃんとかー(グラナダの好きな踊り手)ワイルドなのは観るだけにしよう。
安易に習いたいとか思うのやめよう。
これが正解とは言わない!・・・が、今の気持ちなのです。


さて、イレネ。
最初に「きょうしかレッスンできない」と衝撃的なことを言われる

ちゃんとアポイントをとれたのがギリギリ。イレネも忙しいのだろう。(私は2ヶ月前からメール送ってたけどねスペイン人との約束は難しい)
それは困る!!!と焦った気持ちを伝えた。
結果、木曜まで4日間、バラバラの時間帯でレッスンして貰えることになった。
振付曲は?ときかれ、イレネの得意な曲ならなんでも良かったけど
話の流れでティエントになった。

そして初レッスン1時間が終わると、夜のクラスでタンゴやってるから、いらっしゃいよ〜、と。はい!もちろん行きます。

スタジオから、下の門までのお庭。

習えることになってホント良かったーほっ。
アパートに戻り部屋でまどろんでいると・・・。

日本からやってくる友人のLINEで慌てふためくことになる。

(2024.6.10)



















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グラナダ日曜

2024-09-03 | スペイン2024
(振り返りblog)

ピソには洗濯機が付いてるもんだと思い込んでいた私。
ついてなかったので手洗い

ヨガマットとヤムナグッズが棚に収まった


昨日とほぼ同じ朝食。

桃を追加。


コンロの使い方がよく分からない。
こういうのに苦労する。

お昼ご飯も昨日とほぼ同じ。サルモレホを追加。

16:00頃、街歩きへ




バスのプリペイドカードが欲しくて、タバコ屋さんに聞いたら売ってなくて、券売機で買うように、って。
見つけた!

プラスチックのしっかりしたカードが€2。

チャージは€5を選んだ。
これを使うと、1回の乗車賃が€1.40のところ、かなり安くなる。(サイトによって€0.80とか€0.44となってて?実際のところわからない)

さっそく乗る!
サクロモンテの丘の先まで上がって、市街を下に望みながら下ってきた。素晴らしい景観(動画しかない
公共のバスを遊覧に使うのオススメ
観光用のはオープンカーなので暑そう!運賃も€10以上してた。


緑のマクドナルド。

グラナダ名物のお菓子、ピオノノ。小さいっ。

初めて食する。
じゅわー、しっとり。

PASTELERIAS ISLA (GRANADA)

555円

EUR3.20

換算レート173.717


今晩のお楽しみへ。


BAILE : ADRIÁN SÁNCHEZ Y SARAY FERNÁNDEZ "LA PITITA"

CANTE : ESTRELLAFERNÁNDEZ

TOQUE : RAFAEL FAJARDO


ADRIÁN SÁNCHEZって、思ってた踊り手と違うよな?

後で調べたら、私が観たかったのはAdrian Santanaでした勘違い。


バイラオーラのLA PITITA。

PiTaPaを連想する大阪な私

若くて綺麗で野生的なPiTaPa、じゃなくてPiTiTa。


アパートから1番近いバルに寄り道。




フォーク刺したの私じゃないよ。この形で出された。

RAS (GRANADA)


1,129円

EUR6.50

換算レート173.717




BAR RASのおっちゃん無愛想に見えて優しい。


(2024.6.9)















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グラナダ土曜、公演に行く

2024-08-31 | スペイン2024
部屋で朝ごはん。
チーズと生ハムと生野菜。ヨーグルトにブルーベリーを盛り盛り。ドーナツ。持ってきた缶詰から大豆をドン!持ってきた紅茶。

昼下がりのご飯。
マッシュルームとピーマンとチョリソーのパスタ。イワシの酢漬。地元のビール。

夕方にお出掛け。
目的は・・・



グラナダ滞在中にマヌエラ様の公演があるなんて
引退公演と言われている。行かない選択肢は無い。
会場は中心地から外れてるけど30分くらい歩いたら行けそうだ。いざ、出陣!



ヌエバ広場で、フラメンコのお姉さんが飛んでる瞬間。
後々、お姉さんが近くのお店で働いていて、呼び込みもしていると知る。ワイルドだ。

ずんずん進み、目印のイザベル・ラ・カトリカ広場まで来た。
ここまでがテリトリー内という感じ。
あとは方向さえ間違わなければ歩いて劇場に行ける筈。


静かな住宅街をぶらり。人が居ない。
21:00の開演まで時間余裕あるし、バルがあったら入りたいなぁと思いつつ、来た道を振り向いたら、こちらに歩いてくる日本人がいるではないかっ。
きゃーーー

京都のバイラオーラ志乃ぶさんと遭遇
かわい子ちゃん(二十歳の愛弟子)を連れて登場。
いやーびっくりした。
志乃ぶさんも「いまちょうど佐波さんの話しててー」とびっくりな様子。私の話とは?!6年前にグラナダに来た時に、志乃ぶさんがチュンベーラ劇場で踊るのを偶然知って観に行ったのです。その話をかわい子ちゃんとしていたようで、目の前にひょん!と私が現れたものだから、そりゃびっくりしますわなぁ。

ここで遭遇するということは、目的地は一緒ですね
とりあえずバルでわいわい。



クロケタ色々。
トマトとツナとビーンズを和えたやつが付いてきた。


初スペイン(&初海外!初めて1人で飛行機)の愛弟子ちゃんが、観るもの聞くもの食べるもの全てにキラキラ反応してて可愛かったぁ。
既に上手に踊れる雰囲気があるのに「もっと基礎をやりたくて、入門のクラスに参加させてくださいって頼んでるんです〜」なんて言うのよ。
志乃ぶ先生〜!後進の指導力に感服。


Teatro Alhambra 入り口。



ここに居る幸せ。

マヌエラ・カラスコという存在。フラメンコそのもの。

カンタオーラの見せ場でマイクがオフ!スタッフが舞台に出てきて、歌ってる最中に直してやっと声が聴こえたり、音響がずっとアレでしたけど
そういうのはスルーして、客席側も演者達も、マヌエラという人に深い尊敬と愛を注ぐ、そんな空間だった。

明日は朝からアルハンブラ宮殿を観光した後にセビージャに移動するという志乃ぶさん達と別れて家路につく。

夜道は賑わってて怖くないけど、気を抜くと方向間違える。まだ慣れていない週末。

(2024.6.8)




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グラナダ金曜夕暮れ

2024-08-26 | スペイン2024
火曜の朝にバルセロナに着いて2泊。
木曜夜にグラナダに移動してホテルに1泊してからの金曜、アパートにて。

ようやく腰を落ち着けて滞在が楽しめる!!嬉しさと、疲れと、「何しようかなぁ」・・・ベッドに横たわり、ベランダから入って来る優しくて涼しい風に癒されていた。
たっぷり時間のある週末。
うふふ、うふふ、うふふーーー

通りがからなかったタブラオの出演者情報をゲットしに行く。

casa del arte flamenco
6年前に来た時は、モネタにヘマモネオにピニョーナが観れたんだが。
今は地元のアルティスタ中心に固められているようだ。
今晩のショーはもう無いって。
日曜のチケットを買っておく。€20

また別のタブラオを目指しつつ、アルバイシン地区をお散歩。

エンリケ・モレンテの生家。

中を見学できたらいいのにな。


ぐるぐる、こんな道ばかり。大好き!



ペーニャのある通りを上がったところには、placeta de toqueroとある。


ここの浅い階段に座って、アルハンブラ宮殿を眺めながらギター弾くとかイイネ。

どんどん上がる。




jardines de zoraya
食事もできるタブラオ。

どこかに入って休憩しよう。
バルで一杯。
「ベジタリアンか?」と聞かれて、違うと答えたら豚肉が付いてきた。
飲み物1杯に小皿が付いてくるグラナダ最高 €2.80






歩いた歩いた。

(2024.6.7)


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