アタマ軽くなった

えへっ！切っちゃった。しばらくライブ休むから、今がチャーンスとばかりに。
息子の高校受験が終わって落ち着いたら、また踊りたい・・・半年以上は先になりそうだけど
ライブを控えていると、どうしてもそちらに気持ちが引っ張られて、母として落ち着いた対応が出来ない。ずっとゲームをしている姿を見てイライラしたり、つい小言を言ってしまうのも疲れる。
たまたまTVで、受験生の子供を持つ親の座談会の番組をやっていて、少しでも偏差値の高い方へ入学させたいと考える母親はダメ母だ、と尾木ママが言ってた。偏差値イコール、将来の選択肢が増えるわけではなく、逆に狭めていると。そ、そうなの？！ダメ母チェック項目の殆どが自分に当てはまっていてドキッとした。
ダメ母にならない為の項目として「家の中から飛び出て、社会の中で自分の時間を持つ。仕事や趣味」ってのがあって、それだけが自分の合格ラインのようだ・・・・って、あれれれ？？それだとライブ活動休むのは逆効果にならないか？
尾木ママは、志望校を決めるのは本人に任せる、たとえ失敗しても、自分で決めた事なら立ち直れる、と強調。
私の手が空いたからって、あれこれ口を挟まない方がいいのだろうな・・・ガマンガマン。

実は私自身、ライブで差し迫ることの無い時期に、じっくりフラメンコに取り組めるのが楽しみなんである。自分の中を整理して深めたい。しばらく踊ってなかった曲にも向き合いたい。
あ、急に「明日踊って！」とかなら事前の準備も要らないし、引き受けられる気がする！ あ、でもこの髪じゃダ〜メ〜じゃん！ やっぱりフラメンコは、お籠り勉強期間に入るとしよう。

8/27ライブ有難うございました

一部が終わって、タラントの出来に大満足のミゲルが、興奮冷めやらぬ様子で楽屋にやってきた。やっぱりその時その時で、出来不出来があるみたいで、マヌエル・タニェとうまくいったみたい。あ〜、観たかった！！（超満席で、今回は楽屋と会場を行き来する事が叶わず、一部の皆さんの盛り上がりを、身支度をしながら音で想像するしかなかった）
そして二部が始まる間際、ミゲルが私たちに「間違えるとか気にしちゃだめだよ。僕だって間違うことあるよ。肝心なのは楽しむことなんだ。みんなで楽しもう！」と言った。

↑Airbrush？で加工する手間をかけるミゲちゃん。

そしていざ出ていったら、踊り手4人の真ん中に座ってくれるではないかっ？！えー！近いよっ！（普通はカンテの隣に座る）パルマしてもらえるだけでもビックリなのに、座ってる時の凛とした佇まいが美しくて、我が身を正す私。脚の置き方とかエレガントすぎて、何度もチラ見。（女子力高い、という気も）
そして始まり、トップバッターの自分の出来は〜・・・もっとやりようがあったのではないか？と。タニェの歌を掴み足りなかったし、途中でバテた。
しかし気分は瞬時に切り替わり、今度は横一列の気配と、踊り手の背中が語っている事に見惚れながらパルマに集中。この時間が楽しくてたまらんかったーそれぞれがフラメンコにかけて来た情熱と時間を感じて、胸がいっぱいになった。

フラメンコを続けて来て、色んな人に感謝と、この現場に居合わせる幸せを噛み締めたライブだった。
有難うございました。

バタ子 入浴

白のカンカンがグレー化してきたので、洗濯。
お願いバタ子、明後日は私に力を貸して下さい。

自分の事はさて置き、ミゲルの動画見てニヤニヤしてる。こういうタブラオのは面白いなーって思う。
MIGUEL ANGEL HEREDIA Tablao Las Carboneras por bulerias

ファミリーじゃない人達と織り成す、その場限りの一体感。仕掛けられたものでは無いものが生まれる瞬間。そういうのが好きだ。

配置換え効果

私は食後の後片付けが嫌いで、何とか食器洗い機に全て収まらないものか？と考えるのが常であった。
それが今、ある事から手洗いが楽しくなりシンクに洗い物が溜まらなくなったえっへん！
以前、シンクに面した窓には、夫に雑誌を見せて「こんな風にしたい」と頼んで作ってもらった木製の棚があり、そこに調味料などが並んでいた。
最近ふと、調味料の置き場所を変えたくなった。（シンクに背を向けて料理しているので、いちいち振り向いて取る不便さに、ようやく気付いたのだ・・・たとえ真後ろでも）
ここが空いたら、水切り棚が設置出来るよなぁ？

そして現在、流しに立つと目の前にコレ。

ステンレスの網目が細かくて美しい〜 ちょっと高かったけど、これに決めて良かった日本の職人のこだわり、ってのも決め手になった。
これのお陰で、マメに洗わずにはいられなくなった！
今まで、ちょっといいスポンジとか、いい匂いの洗剤、とかでヤル気UPを図ってきたけど、これほどの効果は得られなかった。今や、蛇口の直ぐ上に設置された「美しい網目」が、いつも私を誘ってくれる。加えて、写真のような何も無い状態に惚れ惚れするから、サッサと食器棚に仕舞うようになった。ばんざーい！

濃厚な時間

今年は・・・ちょこ、ちょこ、ちょこちょこーっと、来日スペイン人のクルシージョに参加する機会に恵まれている。どの人からも必ず、学ぶ事があって、その場はとにかく全神経を集中して臨むよう心掛けている
肝心なのは、その後の取り組み方だと、わかっちゃいるがー・・・正直に言うと殆ど「受けっぱなし」で放置している 手元に振付記録動画が、確かに学んだ証として溜まっていくのみ まるで、教材を沢山買い揃えて、開きもしない学生のようではないか！？
不真面目なのは承知で、今は習える事が幸せだ。
昨日と一昨日は、ミゲル・アンヘル・エレディアのクルシージョだった。今まで習った中で、断トツに教え方が上手いと思う。見本を見せながら「（このマルカへ）大好きなのぉ〜」と叫んじゃうところとか、フラメンコ愛に溢れてる。何をどう動いても隙がなく、エッセンスに富んだ濃厚な時間だった。

振付たレトラを書くミゲル。みんな写真を撮る為に待機（安井さんのナイスな計らい）

ミゲルが持ってきた、バルセロナのタブラオ コルドベスのショーを丸撮り（！）したDVDを購入したのだけど（←ちなみに何故かミゲルが出演していないショー！なんでそれを売ってるのかな？！）今朝のニュースで、バルセロナでテロがあった事を知り、これが現実なのかと恐ろしくなった。ランブラス通りはタブラオがある所。どうしてこんな痛ましい事件が起こるのか。