金沢じょうし(城址)の一角にある、小さなあずまや(東屋)
そこには、金沢の地名の由来がかかれた、あんない(案内)板
が
たっています
<金城霊澤>
「昔、芋掘藤五郎が この泉で砂金を洗い、『金洗沢』と
呼ばれていた。
これが
金沢の地名の起こりである。」
泉・・
水がわいているふうでは ないけれど・・、
でもなんか、
キレイげ
(ここで、砂金が)
それは、こんなお話です。。
昔、とうごろう(藤五郎)
という、イモほり名人がいました。
ある日、
とうごろうのもとへ、長者がやってきて、
「観音様のお告げにより、娘をあなたに嫁がせたい。」
と
いきなり・けっこん(結婚)を
申し込みました
長者は娘に、じさん(持参)金を いっぱいもたせて
とつがせましたが、
よく(欲)のない
とうごろうは、
その金を 近所にばらまいてしまい、
娘を
泣かせました・・
しかし
とうごろうは 見ていたのです
。
山でほった・イモを洗う、いきつけの泉には、
いつも、娘がもってきたような、金のツブツブ
が 砂にまじって
いるのを
「あんなもの、沢に行けば、いくらでもとれる。」
と
娘をつれていき、
沢の砂を すくわせる
とうごろう
すると、砂金がとれほうだい
・・・
二人がその後、
くらしむきに困ることは
ありませんでした
(っていうお話。)
「
いいなあ~~
北陸ってさあ、ヒスイとれるわ
金はとれるは、
お宝に
恵まれてるよね~・・」(チット)
地元の人たちは、地元ゆえに、そのめぐみの大きさに
気づいてないのか・・
たたみ(畳)に、金ぱく(箔)をはってみたり
、
せっけんに、金ぱくを入れてみたり
パウンドケーキを、金ぱくで コーティングしたり
、
ソフトクリームに、
金ぱくを まるまる一枚
のせて食べたりしてます
(ゼイタクすぎでは)
(その23、「石川四高生、リチャード=マッキノン」に、つづく)