「マシュマロは、あたためて食ふべし。」
とは
クリン家のおきて(掟)ですが、
マシュマロの本場・アメリカでは
マシュマロをやく(焼く)なんて、
「常識」
だそうです。
キャンプファイヤーの火にかざした
あぶり・マシュマロは、
アメリカの子どもたちの 大好ぶつ
<串刺しマシュマロをもつ、ウッドストック>
「アメリカらしいお菓子なら、 こんなのあるよ。」
チットが言いました。
スヌーピーたちは
チョコチップクッキーや
ドーナツや、
パンケーキに、
目が ありません
あまーい・おかしは、
アメリカの子どもたちの さびしさを・いやしたり、
友じょう(情)や、
あいじょう(愛情)の
はしわたしを してきたようです
(※うちのスヌーピーの解説)
スヌーピーの作者・シュルツさんは、
しんぶんに
わりと、シュールな マンガを
れんさいしました
そこには
ごく・ふつうのアメリカの子どもと、
ごく・ふつうの アメリカ人の生活が
かかれました。
なかまだと信じてる、チャーリーブラウンに、
「Dog!」とよばれて、おちこむシーンには
クリン、いつだって
むねが、あつくなります
主人公の
チャーリーブラウンの家は、
ふつうのアメリカの 家庭にそだった、
シュルツさんの 家庭。
1930年に
世界をおそった、「大恐慌」で、
アメリカでは、500万人が 亡くなりました。
とこや(床屋)さんだった、シュルツさんのパパも、
もちろん・たいへんだったけど、
朝から夜まで がんばって、
のりきって、
お車までかって、
シュルツさんをドライブにつれていって・くれました
ぜいたく品だった、パンケーキを
やいてくれたそうです
シュルツさんが、
「うちって、貧乏だったんだ。」ってことに
気づいたのは、
のちのちのことでした。
アメリカの人たちに、
心からあいされる このマンガをよんで、
クリン、
うちのことを かんがえました
おにいちゃんは、
アンヨ・イタイタでも いっぱいはたらいて、
休みには クリンとお出かけしてくれる
チットは
かけい(家計)をたすけるため
はたらいて、せつやくもしてるけど、
クリンのおやつは 欠かしません
・・・・・・
ちょこちっぷ・クッキーの あまさが、