クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

かな文字の書家・杉岡華邨~書は人

2012-03-05 | アート・文化

書家の「杉岡華邨」さん

亡くなった、というニュースについて、

チットとお母さんが 

でんわで話していました

二人は去年、

奈良の 「杉岡華邨 書道美術館」を

おとずれていたのです。

Img_3710_2 Img_3712_2

(ならまちに、あります)http://www3.kcn.ne.jp/~shodou/

 

かそんさんは

坂上次郎さんみたいな フウボウ(風貌)に

にあわず、

まことに せんさい(繊細)に

かな文字のせかいを 追及したお方

「古典の心、つかむんだ!」

って

おじいちゃんになっても がんばりました

Img_5780_3 <「仮名の行者ー杉岡華邨の風貌」より>

そして、

「書は人なり」ってことも

大切にして

先生としても がんばりました。

<おおらか、と言われた、ご本人の字>

Img_5781  「平城京」昭和29年

(「こらがなに かけのよろしき あさつまの かた山ぎしに かすみたなびく」 万葉集)


「行の、最後の処理がうまい」(チットのお母さん談)

字には

その人があらわれるから

「教養」をみにつけ

「研鑽」をつんで

すてきな文字をかくんだよ

「独自性」をもたないと、

きよう(器用)なだけの、ただの「師匠のそっくり書き」におわるよ

って、

かそんさん、言ってたそうです。

・・・・・・・

「書」で、にんげん形成か・・。

Img_5784 クリンも、りっぱな にんげんめざして

がんばろう

                                      

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