4月1日、
奈良の朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)に 行きました
朝護孫子寺は、東日本では
ほとんど知られていませんが、
関西では、
「商売繁盛・勝運隆盛
」に ご利益のある、「寅の寺」として
有名だそうです
なぜ、トラなのかと言うと、聖徳太子が
排仏派・物部氏と戦う
際、祈祷をしたところ、
寅の年・寅の日・寅の刻
に、毘沙門天が 現れて、勝つことができたので
それを記念して 建てたためです。
(阪神タイガース選手の 必勝祈願所でもあるそうです
)
我が家は、私と夫が 寅年生まれ
親友のクリンも、
トラ焼きならぬ、ドラ焼き好き
。
そこに ご縁を感じ、
今回、こちらを 訪れました
場所は、信貴山の中腹にあり、
決して 行きやすくはありません。
マイカー
でない場合、
参詣者は
奈良駅→王寺駅、
そこから奈良交通バスに乗って、23分です
バスは、1時間に1本しか・来ません
(関東の方は、suicaやPASUMOは使えませんので、360円を用意していくとスムーズです
)
さて、参道から本堂まで、ゆるやかな傾斜を しばらく歩いていくと、
いたるところにいる・虎と、
高所から見下ろす景色
、
そして、お堂の数々が 見どころです
毘沙門天のご加護を得んがため、
全国の 企業家や個人が、
燈篭や、幟を納めていらっしゃって、
そこに、現世利益な、
関西のお寺の 力強さと、明るさを感じられ、
元気をもらえます

考えてみれば、
「信貴山縁起絵巻」に描かれる、
この寺院の中興・命蓮にしろ、
この山に 城を構えた、下克上・戦国武将の松永久秀
にしろ、
尋常でなく、パワフル
(霊宝館には、絵巻、太子の像、松永ゆかりのものや、楠木正成の兜などがあり、見ごたえがありました
)
桜が しずかに チラホラ咲き
、
ここだけで、ひとつの祝福された集落を 形づくる、
朝護孫子寺
寺域内の「甘露庵」も、
「信貴大橋」近辺の お食事処も、
シンプルなグルメ
が、
素直な力強さを 見せつけていて、(良いお寺だな~
)
と
思いました。
<※チットの広場・1>