昨日、
オリンピックの閉会式を
見ていた・チット
が
ふと、
「
そういえば、『アベベ』っていたよね。」と 言い出しました。
「知ってる
はだしでマラソン走った人でしょ
」 
今から、半世紀前、ローマオリンピックと 東京オリンピックを
れんぞく・ゆうしょう(連続優勝)した
エチオピアの軍人
アベベ
は、

はだし(裸足)で走って なお・ゆうしょう(優勝)
という
せいかん(精悍)な野生を
見せつけて、
世界中で 人気でした
クリンたちが 生まれる前に 亡くなった人だけど、
それでも、
「裸足のアベベ
」
は
子供のころから
知ってたくらいです
しかし!そのアベベ
が、「オリンピック3連覇」に
しっぱい(失敗)した後
「自動車事故
」をおこし、けいつい(頚椎)をやられ、
下半身ふずい(不随)になった
ことは 知らなかったし、
しかも・その後、リハビリにはげんで
パラリンピックに
出場したことなどは、
まったく 知りませんでした
「マラソン界の神さま
」となった・アベベ
は、
こうてい(皇帝)から、家や車や 出世や めいよ(名誉)を
あたえられ、
やがて、コーチのいうこともきかない、ごうまん(傲慢)な人間になって、
あげく
ライバルのマモ
に
負けたそうです

そんな時に おこしてしまった・じこ(事故)
で、体がうごかなくなり、
「栄光から、一転地獄へ
」
という
きびしい
げんじつ(現実)を つきつけられ、
ひたん(悲嘆)にくれたことは、まちがい・ありません・・
でも、アベベ
は うんめい(運命)に負けず、
車イスで
パラリンピックに 出場し、
アーチェリーを
ほうたい(包帯)で
手にまきつけて
たたかったそうです
(そのあと行われた、犬ぞりレースの世界大会
でも ゆうしょう(優勝)したとか
)
マラソン・トレーニングよりも かこく(過酷)なリハビリの果てに、
にんげんの むげん(無限)のつよさを 見せつけた
アベベ
。
むり(無理)をしすぎたのか、
数年後、
アベベは 体をこわして
死んでしまったそうですが
スポーツをとおして、かれが見せてくれた・力づよさこそが
パラリンピックの
しんずい(真髄)なのではないか?
と
クリンは おもいました。