ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

嵐の昼に。

2008-07-12 | 暮 Life
「今外が凄い大雨なんです。
少しお待ち頂いた方が・・・」と言われて外を見ると



大雨というより外は猛烈な大嵐。

雷鳴がとどろき、風が吹き荒れ、

木々は大きくたわみ、
ガラスには大粒の雨と雹が叩きつける。

ついさっきまで、
うだるような暑さと青い空が広がっていたというのに。

まあ急ぐ予定も無し。
この勢いであれば止むのも早そうだ。

少し雨宿りも良いか。



嵐があがれば必ず青空がある。

焦ったら少し立ち止まって、
ゆっくり呼吸を整えて青空を待つ。

空回りな自分を見つめなおす嵐の昼に。

京橋BRICKS

2008-07-11 | 食 Gourmet


京橋の首都高脇を通り抜け小さな店に辿り着く。
京橋BRICKS

野菜中心のメニュー。

写真は水茄子とトマトのサラダ。
茄子が生でこんなにあっさり食べれるのかとモリモリ。

しかし写真も最初の一枚だけで
ひたすら喋る食べる喋る食べる。


そして怒られつつ
ついつい思い出す四つの諦め。

■全てが手に入るわけではない。

■出会った人は必ず別れる。

■全ては一時的で次々と変わっていく。

■手に入れたもので満足するものはない。


色々あるわなー人生。

変化もしますなー人生。

でもねやっぱり”小さな幸”もほっしー系。

ぐるりのこと

2008-07-10 | 観 Movie Museum
ぐるりのこと

リリー・フランキーは嫌いじゃない。

”アタシ○○嫌いじゃないんだよね~”と言う時は、
おそらく8割方好きな気持ちが強いと思う。

品行方正とは真逆の位置にいる感じで
早起きなんて大嫌い。

絶対にサラリーマンは選ばない自由人。
それでいてなぜかそこはかとないオトコの色気。


オダジョーに通じるものがあると
思っているのは私だけ?

まさにそんなイメージ通りそのままで
リリーフランキーが夫役で出演している映画を観た。

妻役は木村多江。

女好きで、何事もどこかちゃんとしていない夫と
几帳面な性格で、いつもちゃんとしていたい妻。

そんな妻が大きな悲しみから心を病んでしまう。

夫はひょんな事から、法廷画家の仕事を頼まれ
様々な事件の裁判を絵で記録しながら同時に自分と妻も見つめていく。

そんな夫婦のぐるり(自分の身の回り)10年間を描いた物語。

リリー役の夫はいつも飄々として感情の起伏がない。
嬉しいのか?悲しいのか?好きなのかもわかりずらい。

でも病んでいく妻を絶対に見捨てない。

「ちゃんとしなくちゃいけないのに、ちゃんと出来ない。
一番側にいてくれる人が一番遠く感じる」と

鬱が悪化してボロボロになった妻が
号泣しながら夫に言う。

夫は

「ちゃんとしなくてもいい。
みんなに好きになってもらわなくても
好きな人だけにいっぱい好きになってもらばいいんだよ」

「俺がいっぱい好きなんだからいいんだ」
淡々と背中をさすりながら言う。

妻はゆっくりと悲しみと病から回復する。


しかしその泣きシーンは演技とは
思えないスイッチ入った泣き方で

鼻水はそのまま出てるし、
女優って凄いわいなと思っていたら

この撮影中に妻役の木村多江さんは、
入り込み過ぎて本当に鬱になってしまったと書いてあった。

あれは演技でなく本物だったか・・・

やはり女優って凄い。


障害にぶつかった時に
自分も相手も真の器の大きさがわかるんだろう。

何があっても見捨てずにいられるか。
二人で乗り越えられるか。

簡単には言えない。。。
自らの手は離さないでいたいと思っていたい。






テツコへの道

2008-07-07 | 暮 Life
最近、未知なるエリア千葉へ行く事が増えた。
今日は海浜幕張まで。

駅から出ると漂う潮の香。

千葉は神奈川の比じゃない面積で
東京湾にも太平洋にも面しているではないかと

今更も今更の感想。


電車で関東を横断する事が増えて
知っているようで知らない路線が、

乗った事もない路線だらけに驚く。


券売機の前でダラーっと口を開け
どこからどこまで行けばいいのかと悩む事もしばしば。

しかも最近は線路共有してたりするので
フェイントで全く違う行き先になっていたりして青ざめる。

今日も武蔵野線に揺られながら
これはどこからどこまで行くのかいな~と

路線図をつらつらと眺めていると
千葉の蘇我から埼玉の三郷やら南浦和やらを通り

終点が府中本町となっていた。

ふ、ふ、ふちゅう?
確かになぜ千葉なのに武蔵野線なんじゃろなと思ったが

まさか千葉から出た電車が東京中央は通らず
埼玉通って終わりが府中とは!

そんな事今更も今更。

路線図見上げて
口をあけてるようではいかんな。

副都心線一駅乗った位で喜んでてはいかんな。

まだまだ奥が深いテツコへの道。
ってそれよりテツコ目指してたのアタシ?





夏準備

2008-07-06 | 暮 Life
ようやく扇風機とブーツ&コートを入れ替えした。

ホントようやく…


今回はいつもの引っ越しお助けチームが総出で温泉旅行に出掛けており


苦肉の策で、
近所のドラッグストアから巨大ダンボール箱を頂戴した。


詰める前に、あまりの大きさに
ジャンボなワタクシも入るかしらん?と興味津々。


うーん。


かろうじて?
体育座りは出来ない。


しかしここはお約束、
マジックの箱から”ジャジャーン”と登場~


と、やってみる。


しかし鏡にいたのは、
よろけながら手を上げてる三十路折り返し過ぎマヌケな己の姿。。


”お前のやるべき事に直ちに取りかかるべし”と

すごすごとダンボールから這い出て、
とひたすら詰め作業。


大きさの割りに意外と送料が安くて拍子抜け。


これなら毎回引っ越し隊にお願いするのも、
チーム高齢化に伴い気が引けていたので、


今後はこれで行くかとガチ検討。


ゆうパックなら
一年以内の同じ送り先なら割引まである。


決まりでしょう。


とりあえず冬物を送る事だけ考えていたので、


実家で荷物を受け入れ、


はて最重要目的の扇風機をどうやって運ぶおつもり?と
悩んでた所にガッテン復路箱。


マジック出来る箱だもの。
扇風機位余裕のよっちゃんイカ。


やはり今後は往路復路ダンボール便。


決まりでしょう。


そして今日の夜から快適!
扇風機生活じゃ~と思ったが


荷物到着は明日であった…ちゃんちゃん。

しかもアイスノン冷やすの忘れて
急遽冷凍庫にしこたまある保冷材を

ジップロックに詰め込んで
薄手のタオルでグルッと巻けば簡易アイスノン。

主婦の知恵っぽい~充分冷える~と
自画自賛して言い聞かせて眠りにつく夏の始まり。