ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

おとなの小論文教室

2013-02-15 | 暮 Life
まだ20代の血気盛んな頃、
友人に教えてもらったサイト。

ほぼ日刊イトイ新聞」略して ほぼ日

その中にあった山田ズーニーさんの
連載になるほどと思う事が多かった。
おとなの小論文教室」

いつも仕事をする中で
「伝わらない」ジレンマに発狂しそうになり

それが自分以外の原因だと決め付けて
騒ぎ、怒り、暴れる私の頭をガツンと

冷水を浴びさせられた感じ。

伝える事をあんなに真剣に考えた時期は
なかった。

なんて言いながらいつの間にか
忙しさで毎日見てたサイトも覗かずなり

考える事を放棄して流れた月日。

会社を辞めてから
本も沢山読み、

本当に久々に「おとなの小論文教室」の
サイトにもいった。

何せ時間だけは有り余る程ある。

はたと本を読む事や
何かを考えたりする事は

気持ちも身体にも余力がないと
出来ないのかと気が付き驚く。

おとなの小論文教室を読み始めた当時は、
山田ズーニーさんが長く勤めた会社から
独立し、起業し、

社会に対して個人立場、
会社というしがらみから解放される事は

また、自由になる反面、
会社に属すという不自由の中で

自分自身を証明する大きな
後ろ盾の無さの厳しさが書いてあった。

それでも尚、
「書く」事に専念する過程や葛藤があり、

「伝える事」を何より大切にしていくという
信念がそこから感じた事を思い出した。

それから、10数年後にまさか
自分が会社を辞めて全く違う道を進む立場で

おとなの小論文教室を読み返すと、
これからの不安な気持ちと
そこに同じ位の楽しみと交じり合う気持ちが

手に取る様にわかる。

不思議なのは、
一度何か大きくシフトチェンジすると
新しい事に挑戦する事は怖い事でもなく

これもやってみよう、あれも勉強になるかもと
思える事だ。

いよいよ明日から遂に
ピラティス養成コースが始まる。

当初の勢いが
少々薄らぎそうな所を気合い入れ直して。

といいながら始まる前の静けさとでも言うか
始まったら、

辛くて根性無しの性格が
全面に現れそうなのが心配どころだが(笑)