ペンシルハウス真っ暗闇

真っ暗闇だ。


何も見えない。


今向かっている方向は果たして正しいのか。


あっているのか。


手触りで這っていても


何一つ確かな事を掴めない。


自分の位置がわからない。

進むべき方向を見失う。そして壁にぶち当たる。


そう真実の壁に。



ゴツンと。


「痛てぇぇっっっ～つーの」


火曜日仕事から帰宅し部屋の照明を点けた瞬間


突如バチっと電気が消えた。


電球は替えたばかりだし、どう考えても今のバチっは本体異常音。


いやいや、


ただの接触不良だよ、心配ないよと一抹の望みにかけ、


おりゃおりゃ～とスイッチを押下。


しかし明かりは灯るはずもなく。


これはやはり。。


という事は。


このまま真っ暗やん。


やんやん。。


ヤンソンさんの誘惑。


ユウワク。


ワク、大和田ワク。


一瞬にして現実逃避し、暗闇でくだらない事を考える。


ポジティブに考えたら、毎日キャンドルナイト？


いえいえ。


それはただのろうそく生活ですから。


ダメ元で不動産屋さんに連絡してみるものの


最短で修理は土曜日だと言われ万事休す。


土曜日まで暗闇生活。


灯りがないとこんなに心寒い。


普段はあまり思わないが、こういう電球切れなどに遭遇すると


いかん。このままひとりでいてはいけないと身にしみて思う。


なんて思うが、こればかりはひとりでどうにもならないもんだ。


それ以外は何だって出来るのに(笑)


しかしまずは電気直してもらわねば。ねば。