ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

good耐える

2009-07-13 | 暮 Life
例えばアルコール中毒を治すのに、
禁酒して、アルコール断ちして

大丈夫。大丈夫。

もう大丈夫。

私は大丈夫だと
言い聞かせて暮らしているのに

たった一口お酒を飲んだだけで
あっという間に元の状態へ戻ってしまう。

早く忘れてしまいたいと思う程
禁断症状が強く出る。

結局この禁断症状に耐えられず
繰り返された今までのパターン。

今回は絶対にそれが出来ない様に
考えられるメモリー情報は

削除して、破棄して、全て消滅させた。

だからどこにも残っているはずのない
繫がりの痕跡を必死で探してしまう自分に

同情を越えて、滑稽だと思える。

相手から連絡は取れない手段を
自ら選んだというのに。

ただ今まで日々の嬉しい事や辛い事や
なんでもない普通の事を伝えられてた相手に

何一つ伝えられないのは
こんなに苦しいのかと。

突如襲われるどうしようもない
孤独感に耐えられなくなる。

悪魔の囁きに乗らずにいられるか
ただただ自分自身との戦い。

だから最悪な所やら誠意のない所やら
必死に思い出したりして。

グレーな関係で良しとして
結局苦しくて息が出来なくなったのは自分自身じゃないかと

思い出させたりして。

行き着く先がなかったのダヨ!先がな!
と言い聞かせたりして。

しかし人間は都合が悪い事は忘れ
都合の良い事を更にフィルター掛けする生き物ヨ。。

オヨヨ。

この禁断症状はひたすら耐えよう。

でもそれは大きなクマが足を怪我して
傷が治るまでじーっと巣穴で丸くなるのとは違う。

痛みながら外へ出て、
禁断症状を忘れてしまう位に

傷を空気にさらして早く治す。

痛みも禁断にもぐっと耐える。

そうか。

good耐える。

なんか意味無く前向きっぺー。