ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

革命とモッツマン

2009-01-28 | 観 Movie Museum
今まで知らなかったが、
私の周囲ではかなりの人気を保持する

俳優のベニチオ・デル・トロ。

プレルトリコ出身の41歳。
匂い立つ様な色気はきっとあの髭にあると。

そんなトロ様主演の「チェ・28歳の革命」をトロ様の魅力を教えてくれた先輩と観賞。

チェ・ゲバラ個人に惹かれる所もあり
この日を楽しみにしていた。

キューバ革命の概要や
アメリカとキューバの政治的、歴史的背景。

カストロ議長とチェ・ゲバラの関係。

予習が必要だろうなと思いつつ、
たしかこんなんだったかしらんなどとタカをくくっていたが

とんでもない。
甘ちょろい、ぼんやり記憶では

案の定、ストーリーのスピード感に
ついていくのがやっと。

ずっと手に汗握る感じであった。

トロ様はゲバラそのものというか
かなりイメージに近い。

冷静な知性と熱くみなぎる正義感。
でありながら、全身から匂い立つ色気。

髭か?あの髭か?

現代の草食化・メス化していく男性の中で
あれだけの強い”ザ・オス臭”に対しての

女性の反応は太古からの正しい
DNA反応じゃないのーとさえ思う。

「チェ・38歳の別れ」を観る前に
もう一度復習をせねば。

それはチェ・ゲバラのか?
それはトロ様のか?


トロ様の余韻にひたりながら、
夜の新宿デンジャラスゾーンの路地を入った

先輩お薦めの赤ちょうちん揺れる”モッツマン”へ。

カウンターとテーブルが2卓の小さな店。
基本はモツ焼。

秘伝のピリ辛味噌タレをつけて食べる
牛シビレや極ホルモンは口の中で

噛む間もなく溶ける様な柔らかさ。
「う、うまいっ!!」主婦みどり漱石に変身。

イイ女二人が赤提灯カウンターで
モツ焼食べる図。渋いねぇ~。自画自賛だねぇ~(笑)

オヤジ達が赤提灯好きなのも
ちょっと理解できるかも。。。

とトロ様とモツ焼の魅力に浸る夜。
どんなんじゃい!