ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

ロング・ロング・ダンス

2008-12-16 | 暮 Life
凍える日曜日。

前日からどうも体調が思わしくない中
両親の社交ダンス発表会へ。

通っているダンス教室が10周年という事で
「10周年記念舞踏晩餐会」

「舞踏晩餐会」なんて
少年隊以外で初めて見た。

しかも16時から21時までの
超ロング舞踏会。長い。長すぎだよ。。

去年、スパルタ先生に懲りて
コリン父なんて泣いてもう出ないと言っていたのに

スポットライトは一度あびると
クセになるというし、

「だってお父さんMだもーん。ウヒヒ」と言う始末。

色んな意味でクセになる事が沢山あったのだろう。




でもガチガチだった去年に比べて
随分と落ち着いて踊っている。

お色直しも去年より1回増えて3回。サン!カーイ。
見たことのないドレスが増えてる。。。


テーブルには母の高校時代からの
ご友人達もいらしていて

「あの、ぴーちゃんが!!」
「やだー別人別人!!」と想像通り、

いやそれ以上の驚き方をしていただけて
ニヤニヤする。


46年間の付き合い。

テーブルできゃっきゃっと楽しく笑っている
母達はまるで女子高生である。

「あんまりあの当時と変わってないのよね私たち」
と言ったかと思えば

「あなたが産まれた時から知ってんのよー」と油断ならない。

私も中学や高校時代の友人達と
こんな風になっていくんだろうと未来が見える。

友人の子供に向かって絶対言うのだ。

「アンタがお腹にいた時から知ってんだからね」

エバって言ってる姿が見えます。見えます。
はっきりと。


母友:
「ぴーちゃん伝説教えてあげるわよ。
結婚当初のケンカで、お父さんにかなり文句を言ったらしいの、
さすがのお父さんも怒ってね”お前何様だー”と言ったんだって、
で、ぴーちゃんなんて言ったと思う?」

ワタス:「えっ?何を言ったんでしょう??」

母友:「あなたのオクサマですけど!だって~
すごいわよね~もうお父さんそれで一生かなわないと思ったらしいわよ」

ワタス:「・・・・・」

すごいよ。ぴーちゃん。

無認可保育園の支援を得るのに
ベビーカーを引き、コリン父にゼッケンをつけさせ
親子3人で市役所の前をデモったという伝説まで聞いた。

スゲー。
想像するとオモシロ過ぎるけど、凄い。

こうなったら毎年頑張って舞踏会で晩餐して欲しい。
元気で踊れる事が何より。

娘の結婚式で踊ろうなんて事を考えるより
よっぽど現実的です。

初公開。コリン父&ぴーちゃん。