笑顔でハイヒール♪

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さ~、今日も背筋伸ばしていこ~~~っっ!!

爆問学問

2008年10月08日 01時12分17秒 | aliment
いつも見ているワケではないんだけど、
たまたま、見るとケッコー面白い。

爆笑問題が、大学の研究室に行って、
研究内容を聞くだけなんだけど。

今回は、慈恵医大のウィルス学講座の近藤一博先生だった。

テーマは、「あ~疲れた」

赤ちゃんのときに、発疹を伴う知恵熱が出るコは多いんだけど、
そのときの菌?が、脳に残っていて、
その名が、hhv-6(ヒトヘルペス6)というらしい。
(アバウトな性格なもんで、多少違っていても許してね~)

このhhv-6ウィルスは、普段は宿主を大切にしていて、
宿主には、長生きしてほしいと思っているらしい(笑)んだけど、
ヌシが、疲れると、もうこのヌシはもうダメだと、他の宿主に感染すべく
唾液からの脱出を試みるらしい。

なので、人間の唾液のhhv-6の含有量を調べると、
その人の疲労度がわかるという仕組み。

なるほど。


疲労の実感がなくて、hhv-6の含有量が多いと、
疲労の自覚がない分、働きすぎて過労死する可能性が高い。

爆笑問題の太田さんが、このタイプだった。
まったく疲れたと感じないらしい。
でも、たまに休むと、かえって疲れると。

そのときの、近藤先生のメタファー(例え)がうまい。

正座を長時間したとき、しびれていてわからなくなる。けど
一番しびれを自覚するのは、正座を解いたとき。
つまり、ようやくしびれているとわかるのは、ちょっとラクになったときなのだと。

たまの休みに、かえって疲れを感じるのは、脳がようやく疲れを自覚できる
状態になったのと同じらしい。

なのに、休むとよけい疲れるからと、より働いて、カロウシに近づくヒト
も日本人には多いらしい。

なるほど。
わかりやすい。


メモもとらずに、ぼ~~と見ていたので、
正確ではないけど

疲労伝達物質のシスなんとかっていう、たんぱく質が作られるヒトが
たまに、いるらしい。
このたんぱく質を注射した実験用のネズミは、しっぽを吊り下げられても
10分以上、動き続ける。疲れに鈍感になるらしい。
でも、注射していないネズミは、しばらくすると、シッポ吊りされて、
暴れても、どうしようもないことに気づいて、動きをやめて、じっとするのだ。

このたんぱく質を持つヒトの多くが、鬱や躁鬱の傾向があるらしくて、
この関係がちゃんと立証できれば、
鬱や躁鬱も、ウィルス性のものとして、治療薬ができるかもしれない。

いままで、どうしようもないと思われていたものも、
理由がわかって、治療の薬もできれば、ヒトはもっとラクになれる。

それを目指して、研究してるんですって、おっしゃっていた。

過労死って、日本独特のもんなんだって。
だから、英語でもカロウシっていうらしい。

ウィルス学の研究も、こんなにわかりやすく話してもらえると
とっても興味ぶかい。

この先生、お気に入りです♪



コメント
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