心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

自分の社会を支える人たち

2007-03-24 09:48:32 | 国際協力・現地NGO分野
今回は、学校建設・奨学金・識字学級などのプロジェクトをしているNGOを訪問していました。

前回のゴルカに引き続いて、ネパール人自身の積極性と出会えました・・・!

写真は、信頼を集めている医師(後ろ向き)・カトマンズから通って得意の日本語とマジメさでNGOとの連携の要にいるKさん(左)・地元で家業に精を出しながら支援するPさん(右)です。
覗き込んでいるのは、この識字学級に通う女性たちの一部です。

識字学級は週5日、午後5時から7時が普通ですが、ここでは計画停電の日には昼に開いているのだそうです。

この日の調整は、
半年の前半コースを終えた人たちが、予定されている3ヶ月の後半コースに参加したいかどうか?
また困っていることは?
などでした。
それらの資金を日本のNGOが支援しているわけです。

このような、意欲を持ち教育された人的な資源がある社会では、経済成長があれば、社会はけっこういい感じで展開していくのではないかと、ぼくには思えるんだけど・・・
ネパール社会の現実は、昨年11月の内戦終了以来、暫定内閣の組閣で行き詰まり、私利私欲の渦の中心となってしまった250年余の王制改革の中心にあったマオイストが今度は襲撃されるという、混乱のなかにまだ、あります・・・




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