心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

抗議としての道路封鎖の発生現場に立ち会ってしまう

2011-12-18 18:58:49 | ネパールの政治治安状況
nepalnews.comより;
supporters of the CPN-UML aligned Youth Association of Nepal (YAN) and NC-aligned Tarun Dal - clashed inside the Bharatpur-based prison Tuesday morning.

後者の郡会長が17日未明に死亡。チトワン、カトマンズで緊張が高まっている。

要するに、UMLネパール統一共産党とネパール会議のそれぞれ青年組織がチトワン刑務所の中(!)で抗争事件をおこし、一方の代表者が亡くなったということだ。

とんだトバッチリがあった;
きのうネパールの土曜日の休日17日のブランチを近くのArniko通り沿いのパン主体のレストランで取ろうと通りに出た10時半ころ、携帯会社Ncel社屋前の通りが異様な雰囲気。
タイヤ4本に火がつき、黒煙が立ちのぼり、通りかかるバスやタクシー、バイクの群れに大声を出して威嚇しながら石を次々と投げつける青年、燃えるタイヤの位置を変えようとする青年、4~5人が道路中央に見えた。
バクタプールや空港とカトマンズ市内を結ぶ主要路線なので車の数は休日とはいえ少なくない。
バイクなどは道路から歩道に入り込んで、行き先へ向かおうとする。
バスやタクシーなどは素直に方向転換しようと大渋滞。
そのとき警官はまだ到着していなかった。

こうして「チャッカジャム」と呼ばれる抗議行動の発生現場に立ち会ってしまった。
道路を占拠するのに、届け出は必要ないらしい。

5分ほどして交通警官がパトカーで登場。
警察は遠巻きにしているだけで、クルマにほかの道へ行くように話したり、結構甘い規制。

タイヤって、1時間もしないで燃えつくすって知ってた?
燃えた跡には、金属の線が残るって知ってた?
(そういえば、スティールラジアルって言ってたか)

法律でがんじがらめの社会も息苦しいけど、
騒ぐことが民主的とみなすように見える社会も、困ったものだ・・・

聞いたところによると、インドも似たようなもの、また昭和初期の日本では旧制中学など学生の行動がそうだったらしいけど。
(情報をお持ちの方、ご教授ください!)

と書いたところで大使館から在留者向けのメールが入った。
*********
大使館からのお知らせ(11-82)
12月18日

NCによるバンダについて

 ネパールコングレス党(NC)は,明日19日(月曜日)ネパール全土においてバンダを
実施すると発表しております。17日の抗議行動も過激化したことから,明日の抗議活動も
危険な状況が予想されます。そのため,外出はなるべく避けるようにして下さい。
やむを得ず外出する際は,主要交差点及びカレッジ付近は避け、群衆には絶対に
近づかないようご注意願います。
 なお,今後新たな情報が入りましたら随時お知らせいたします。
***************

へえーコングレスもバンダ(強制ゼネスト)するんだ・・・
街頭行動、しっかりと統制取れてやれるのかな?

マオが全く関係していない抗議行動っていうのも、マオが今は政権を取っているからかな?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿