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Panasonic 150mm f5.6
18漁翁 栁宗元(773〜819)
漁翁夜傍西巌宿 漁翁 夜 西巌に傍(そう)て宿り
晩汲清湘然楚竹 暁に清湘を汲んで楚竹を然(もや)す
煙消日出不見人 煙消え 日出でて 人を見ず
欸乃一声山水緑 欸乃(あいだい)一声 山水緑なり
清湘:清い湘江の流れ、楚竹:楚の地方にはえる篠(しの)、然:燃に同じ、欸乃:舟唄
栁宗元■散文では韓愈とともに古文体を確立し、詩においては自然人として王維、孟活然、
王韋栁とともに「王孟韋栁」と称される。
漁夫の翁が西の岩のもとに一夜をあかした
明け方に湘江の清水を汲み、篠竹を燃やす
朝もやが消えて日の出るころ、もう漁夫の姿なし
船を漕ぐかけ声が一声、山も水も緑色だ
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