新装東京駅…

LeicaM8.2/ summicron 35mm 1st

数年ぶりに、
養生幕がとりはらわれ、
新装が見えた東京駅。
日比谷通りを挟んで遠望する。

東京の、
ランドマークにちがいない。
が、あまりに、
超高層ビルにかこまれてしまった。
写真は35㎜で撮ったもの。
Photoshopでビルを垂直に、
ゆがみ修正してみたのだが…、
東京駅が周囲に圧倒されそう。

大樹、ケヤキ…

LeicaM8.2/apo-summicron 75mm

ケヤキ。
大樹というばかりか、
樹皮がめくれるように、
剥がれていくのが印象的。

樹皮が剥がれることで、
幹に巣くう虫類を、
外気にさらし、
追い出すのに効果的、
…とも言えようか。

ともかくも、
威風堂々のケヤキ。
その下にいるだけで、
安心感がわいてくる。

樹々のポーズ…

LeicaM8.2/summicron 35mm

白壁のむこう。
樹々のポーズ。
一生、
喋らず、
動けないだけに、
ポーズだけが自己表現。

自己表現でもないか。
自律神経だけ。
血管、神経…
動物は内臓を、
体内に保護してるけど、
樹々は、
内臓をさらしたまま。
葉々と根が内臓だ。

幹や枝のポーズは、
血管のように、
環境との偶然の出会いで、
つくられたのか…

モンシロチョウ…

LeicaM8.2/apo-summicron 75mm

モンシロチョウだろう。
さっきから、
じぃ～と動かない。
はやいこと羽化しすぎて、
仲間もみつからず、
婚活もできないのか。
と、思ったが、
春には、
すでにモンシロチョウが、
飛び交うのだって。

今年は気温変動がはげしく、
体調をくずしているのだろうか。
モンシロチョウは、
卵、青虫、サナギ、羽化をくりかえし、
年に何世代も交代するのだとか。

人間は百年三世代。
モンシロチョウは一年に四、
五世代の交代があるのだという。
しかも親兄弟といっしょに、
暮らすことはない。
生まれたときから四面楚歌だね。

イワガラミ…

LeicaM8.2/apo-summicron 75mm

冬の間中、
葉の落ちていた、
イワガラミのツルにも、
若葉がでてきた。

岩や樹木を這い、
他の身体をかりて、
陽光を有利に得よう、
ズッコイ生存戦略。

カラスウリなど、
その年その年で、
ツルが枯れてしまう。
このイワガラミは、
ツルも年々成長する、
とりつかれた、
樹木は迷惑だ。

食べられるよりましか…。