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matta

街の散歩…ひとりあるき

おのれを主張

2015年01月28日 | 建物
Leica M-P /elmarit 28mm

間口三間、
べんがら格子に虫籠(むしこ)、犬矢来、
間口が狭く奥行きが深い、
「うなぎの寝床」とかいう京町家。
仕舞屋(しもたや)…。

「三間間口が一軒」勘定で税をとった、
秀吉時代に由来するとか。
間口は質素、屋内はゆたかに、と。

こちらのビルは反対か。

地価の高い銀座。
狭い間口、
いかなるファサードでおのれを主張するか。
その回答がこのように、…なったのでしょうね。



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丸瓦と柿の木

2014年10月20日 | 建物
LeicaM8.2/summilux 75mm 1st

瓦のむこうに柿の木。
瓦屋根、しかも丸瓦葺き、
このような瓦屋根は、
もはや、
歴史建造物でしか見られない。
丸瓦はやはり中国が元祖。
春秋戦国時代のものが
もっとも古いのだとか。

この丸瓦葺きは、
江戸城趾は百人番所のもの。
本丸に入るときの検問所で、
甲賀組、
根来(ねごろ)組、
伊賀組、二十五騎組と、
4組が昼夜交代で、
詰めていたという。


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巨大な蜂の巣

2014年08月27日 | 建物
LeicaM8.2/apo-summcron 75mm

水平と垂直の直線のみで、
画面を構成する、
モンドリアンの絵が、
「冷たい抽象」というなら、
超高層ビルは、
現代社会のまさに「冷たい商空間」。

矩形で仕切られた、
巨大な蜂の巣。
仕切りを移動するごと、
磁気カードがなければならない。
蜂の巣は、
入口で働き蜂の羽根が、
冷風を送りこむ。
ここではなんでも機械式、
昇降、冷暖房、換気…汚水処理…。

この、太いトラスのパイプ。
構造的な強度補強とともに、
せめてもの、
単調な矩形に対する、
アクセントなのだろうか…。


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美意識の対比

2014年08月05日 | 建物
LeicaM8.2/ tele-elmarit90mm

手前は、
江戸城百人番所の瓦屋根。
大手門から本丸にはいるときの、
最大の検問所だった。

甲賀組、根來組、伊賀組、
二十五組の四組が、
昼夜交代で
護りをかためていた、という。

濠をへだて背景に迫るは、
竣工なったばかり、
超高層ホテルだ。

江戸のおわりから、
一五〇年たらずで、
これほどに、
技術と美意識が、
変わってしまうとは…


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漆喰の白壁

2014年02月15日 | 建物
LeicaM8.2/summilux 50mm

ふり仰げば、
屋根の巴瓦が、
濃い青空と漆喰の白壁のあいだを、
規則正しい円形でしきっている。

その下の軒もまた、
まっ白な漆喰の波形模様。
コントラストが美しい。

くわえて、
雪解けの滴が、
とめどなく光り、
したたり落ちる。
江戸時代には、
樋がなかったのか。
こうして見る限り、
樋がないほうがいい。

なんでも自然を、
制御しようたって…。
こわれたとき、
一気に復讐される。




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