matta

街の散歩…ひとりあるき

12 川が台所…『北斎画譜上編』 

2021年01月31日 | 絵画・彫刻

四畳半一間の棟割長屋ぐらしは
狭い土間に台所がないか
あっても二口のカマドと小さな流し
それに水瓶ていど。
だから野菜を洗ったり
魚を捌いたり、洗濯するには
井戸端か、こうして川で行っていた。

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11雨だ!…『北斎画譜上編』

2021年01月30日 | 絵画・彫刻

にわか雨だ!
干し物、干物みんな取りこめ!
子供までもが一体感。
戸板のようなものに
ならんでいるのはアワビだろうか。

土間がそう広そうにないから
棟割長屋のひとつだろう。
四畳半一間に小さな土間だけ。
これが店子の住まいだった。
おっかさん、諸肌脱いで
なんと、おおらかなこと!

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10 釣…『北斎画譜上編』

2021年01月29日 | 絵画・彫刻

釣。
綱吉の「生類憐れみの令」
うち「釣魚釣船禁止令」も含まれた。
が、綱吉が亡くなる(1709)とともになくなり
その後、街中に釣の人気が出たという。
ここは海辺なのか川なのか。
キスやハゼを釣って楽しんでいたらしい。

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09 棒手振り…『北斎画譜上編』

2021年01月28日 | 絵画・彫刻

左の男、桶に魚らしきものを入れ
天秤担いで売り歩く「棒手振り」だ。
毎日、朝に仕入れては売り歩く。
いわば、その日その日の「日銭稼ぎ」だ…

戸棚のような箱を前後に担ぐ右の男は
何か加工したものを売り歩いているのだろうか。

ほか、「担ぎ屋台」などもあった。
蕎麦など、鍋、七輪、丼などいれ
その場で温めて売り歩いてたという。

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08牛々…『北斎画譜上編』

2021年01月27日 | 絵画・彫刻

まあ、思い思いの恰好 
くつろいだ姿で牛に乗り
これからみなさん、
農作業におでかけか。

牛々…いまや
牛は搾乳と食肉。

江戸時代にはもっと人々の生活に
寄り添った生きものだったろう。
農作業での力持ち、ミニトラクター。
糞は肥料に。
してまた重量物の運搬に…と。
いまより もっともっと
牛を身近に感じていたことだろう。

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