matta

街の散歩…ひとりあるき

種ができないヒガンバナ…

2011年09月30日 | 自然
LeicaM8.2/apo-summicron 75mm

花粉をかざして細く反りかえった、
雄しべこそ、
ヒガンバナのヒゲであり、
おおきくとびだして自慢とするもの。

ところが子ができないのだ…と。
種子のできない3倍体だとのこと。

植物の生殖細胞(配偶子)は、
減数分裂をして染色体の数が半減し、
別の個体と出会って新しい個体を生む。
が、なかには減数分裂をせずに、
2倍体のままの配偶子から、
4倍体が生まれることもある、という。

その4倍体の配偶子(2n)と
2倍体の配偶子(n)から生まれるのが3倍体。
これは染色体が奇数なので、
正常な減数分裂ができず、
配偶子がつくれないのだ、とのこと。

ま、多年草なので、
毎年、おなじ場所に芽をだしている。

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孤立無援のヒガンバナ…

2011年09月29日 | 自然
LeicaM8.2/apo-summicron 75mm

お濠ばた…半蔵門を下ったところ。
シソの葉っぱのような、
たくさんの同種の植物群が、
一面にはびこっているなか。

孤立無援のように、
まばらに、
ヒガンバナががんばっていた。
今年はずいぶん数が少ない。

訪れた時期によるののだろうか。
颱風になぎ倒されたのか…。
        

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ヒガンバナ…

2011年09月28日 | 自然
LeicaM8.2/summicron 35mm 1st

ヒガンバナが咲く季節になった。
今年は少々おそいのだろうか。

「八月の気温が高く、
降水量が少ない年は、
開花時期が遅れる傾向」
だとのこと。

すう~っと茎だけのびてきて、
その尖端にまっ赤な花。

茎は折れやすく、
先日の颱風で、
けっこう茎が倒れていた。
これは颱風のあとに、
のびてきたものだろう。
        

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カリンの果実…

2011年09月27日 | 自然
LeicaM8.2/summicron 35mm 1st

春に、うす紅色の花が咲いていた。

いま、ひとつの樹にたくさんの果実が。
かたくて木質…。
そのうち、熟して黄色くなる。
昨年は、葉が枯れ冬になっても、
なお、そのまま樹に残っていた。

そのままでは食べられず、
ジャムや果実酒にもちいられる。
陰干ししたものが、
せき止めの薬になるのだとか。

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ヤマボウシの実…

2011年09月26日 | 自然
LeicaM8.2/summilux 50mm

ヤマボウシの実が熟しはじめた。

初夏に、
四枚の白い総包片がひらいて、
大仏さんの螺発のような、
黄緑の花がのっていた。
その螺発の一つひとつが、
緑色の四枚の花弁の花だった。

だから、
ヤマボウシの実はもっと、
密集してできるはず。
なのに、
白い総包片があったていどの実の数だ。

これはいったいどういうことか。
淘汰された結果なのだろうか…。

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