命のカウントダウン(健康余命3605日)

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在宅療養者への支援と、怖いもの

2021-02-04 20:28:38 | 新型コロナウィルス
在宅で療養されている患者さんへの支援を、愛知県豊橋市と地元医師会が協力し、高リスクの療養者宅に健康観察のため往診を始めたそうです。素晴らしい!!

兵庫県尼崎市の長尾先生は、昨年からずっと続けておられます!!

長尾和弘先生が1月29日に出演放映されたミントはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=SK5HR-9dKDg&feature=youtu.be

私は、まだ、新型コロナ感染確認患者さんの在宅診療にかかわったことはないです。
でも、感染確認患者さんが2階で自宅療養されている時に、1階で濃厚接触者になった患者さんを訪問診療した事が1度あります。
 そして、ついこの間の事になりますが、60代の息子さんが寝たきりの90代の患者さんを介護されていたのですが、その息子さんがCOVID-19罹患(中等症以上で、即時入院、入院して間もなく呼吸器装着)濃厚接触者となってしまった寝たきり独居の患者さんの訪問診療、何度もしました。在宅医療は、医師よりも看護師、介護士の方が大変です。特に、新型コロナ患者さんや、疑い患者さんの場合は・・・・医師は、リモート診療などを利用して感染防護することも可能です。しかし、寝たきり患者さんの看護や介護においては、おむつ交換や、体位変換、吸痰処置など、汚染の危険性の高い行為が目白押しです。リモート看護やリモート介護は不可能です。

 何時かは、自分もCOVID-19患者さんに直接かかわらざるを得ないだろうなとは思っています。かかりつけ医の範囲内でしたら、避けて通る気はありません。ですが、訪問看護師、訪問ヘルパーさんたちはどうなのだろうと思います。彼ら彼女らにも生活も家族もおられます。強要することは出来ません。看護師、介護ヘルパーたちが協力してくれなかったら・・・・医師は何もできません。社会的なバックパップが必要だと強く思います。でも、差別する奴らがいるらしい。本当に腹立たしい限りです。


 私は、在宅療養を誰彼なく勧めているわけではありません。入院加療が必要な方は、入院するべきです。でも、入院できない方がおられるのが現状です。入院も出来ず、ホテル療養も出来ずに自宅に留まっている方、望んで自宅におられる方も含めて、3万人近くおられるようです。その方々の中から亡くなってしまう方が連日報道されています。肺炎、血栓症、心筋症などで、急激に病態があっかすることもあるでしょうが、多くの場合は「もう少し何とか出来る」様に私には感じられます。早めに病態を把握すれば、在宅のままで良いのか、入院加療するべきか判断できるはずだと思います。それには、かかりつけ医を活用するべきだと思っています。ここのところが理解しにくいと思われる方は、長尾和弘先生のブログや「コロナチャンネル」を視聴してくださいませ。

 自宅で亡くなることが悪いのではありません。救えたかもしれないのに亡くなるのがいけないのです。入院して手を尽くしても無くなる方もおられます。そして、入院して治療を受ける事を望まれない方もおられるのです。色々なケースがあるのに、家で亡くなること自体を悪い事と捉ええるような報道姿勢は止めていただきたいです。

 今朝1時05分に癌末期の患者さんを、ご自宅でお看取りしました。ご家族に見守られての静かな最期でした。私は、亡くなられるところを見たわけではありません。亡くなられた後で家人から連絡をいただき、死亡を確認し、死亡診断書を書きました。
 病気は、入院加療すれば治るものばかりではありません。がん末期は、病室よりも自分が主役に戻れる自室に戻った方が、心の安寧が得られます。疼痛コントロールも自室の方がよほどうまくいくんです。(まれに、病院にいた方が安心や!)と言われる方もおられます。そういう方は病院にとどまって下さい。在宅療養を押し売りする気は毛頭ございません。

 
 新型コロナ疑い患者さんのもとでも、訪問看護師、訪問ヘルパーさんたちは、文句も言わずに働いてくれています。それらの方々に対して、差別的な行為をする方が存在すると言うのが私には本当に信じられません。長尾先生の診療所の窓ガラスを破壊した人はどんな人なのでしょうか。自分は正義だと思っておられるのでしょうねぇ。
 新型コロナに掛かった患者さんが言われた印象的な言葉
 「新型コロナウィルスよりも怖いのはヒトでした。」
 
ご参考までに・・
https://www.yushoukai.org/1



森会長は、止めると言えない

2021-02-04 02:56:27 | 新型コロナウィルス

森会長の立場では、何が何でもやるしかない!?!?

だから、最後の最後まで、同じことを言い続けるのだろう

無観客でも良いけれど、無選手ではダメだし、ZOOMではオリンピックは開催できない。

北京時期冬季オリンピック開催も、準備のための愛会が開催できず、開催が困難ではないかと言われ始めている。

私も開催出来たらいいとは思うのだが、各国でまだ決まっていない代表選手も多いらしい。それを決め、その選手たちを無事に日本に入国させ、各会場に送り届け、大会を開催し、また、元の国に送り返す。どれもとても高いハードル

大会を開いたとして、日本に集めた選手にPCR陽性反応が出てしまった場合その扱いをどうするのかが大きな問題になるだろう。症状があれば、選手も納得して辞退するだろうけれど、無症状だったら、それが優勝候補の選手だったら、そして2番手の選手が日本の選手だったりしたら・・・・PCRを意図的に操作したのではないかと言われないだろうか。国の信用にも関わりますね。

 ワクチンが劇的な効果を示して、または新型コロナウィルスがSARSの時の様にいつの間にか姿を消してくれたら・・・・森会長の頭の中には、そんな空想が広がっているのだろうか。
 もし、そんなことが現実に起こってくれたら何とも嬉しいのだけれど・・・
ここ数か月のうちに起こる確率は、限りなくゼロに近いでしょうねぇ。
 今後どうなるか、何処で白旗を上げるのか 2032年開催なんて形で遠くに希望の灯を残すのか・・・・・多分、100日以内にとても大きな判断が下されるものと考えます