お餅、美味しいですよね
醤油をつけて、海苔をまいて・・・
きなこを付けて食べても美味しいし、勿論、お雑煮も!!
お雑煮は地域性があるので、出身地の違う人が数人いれば、お雑煮の内容を聞くだけで、小一時間は話題に困ることはないでしょう。
杵でついたお餅は、格別に美味しいですよねぇ。毎年楽しみにしていた我が家の餅つき会、今年はコロナのせいで中止になってしまいました!!残念です。
それは、それとして・・・・・
毎年年末年始になると、お餅をのどに詰まらせて救急車のお世話になる方が増加します。(餅による窒息の43%が1月に発生し、特に3が日に多く、何故か、男性の死亡者が女性の2.6倍!も多いそうです。)
今日は、お餅などをのどに詰まらせたときの救急対処法についてお話をしたいと思います。
一読されると、何かあった時に落ち着いて対処が出来るのではないかと思います。
その中に気道異物除去の手順と言うページがあって
目の前に窒息を示す 喉をつかむようなしぐさをしていて、呼びかけに反応があり、妊婦さんや小さなお子さんでなかったならば、まずは「腹部突き上げ法」を試してほしい とあります。
読むと難しそうですが、実際に行ってみると簡単だと思います。
へその少し下で手を組んで、みぞおちに向かってぐっと引き寄せる感じです。
私は、実際に母が目の前で餅を喉に詰まらせたときに咄嗟に行ったのですが、初めてでしたが上手く行きました。バホッと音を立てて餅は飛び出し、1mほど前に落ちていきました。
母は何が起こったのか理解していない様でした。私が医学生だったので、35年以上前の事ですね。以来、そんな状況に遭遇したことはありません。
この技法は、医師が知っていても使う事はあまりないと思います。高齢者のそばにいる方、介護する立場の方に知っていただきたい知識です。ただ、人工呼吸や心臓マッサージと同様、何もない時に試しに施行してはいけません。内臓を損傷する可能で制がありますから。危険性を利益が上回る非常時にのみ施行してくださいね。
その他にも色々とありますが・・・・
兎に角、餅を喉に詰めなければ良いのです。高齢者など飲み込む力が弱っている方が餅を食べる時は、小さく切ってください。予防が一番です!!
喉に詰めない様に気を配りながら、美味しくお餅をいただきましょう!!
この動画、参考になりますよ(この動画だけで十分でした!!)