命のカウントダウン(健康余命3605日)

トレッキング、カメラ、陶芸、スキー、釣り、カヌー、遊びなら何でも大好き。仕事も好き、時間がない!

西吉野のフクジュソウ

2021-02-16 22:28:48 | ワークライフバランス
今日は、第一火曜日で坂根医院は休診。

西吉野にフクジュソウを見に行きました。



少し早かったようですがチラホラと華麗な花が咲いていました。


自生のフクジュソウ(なんと、天然記念物だそうです!)も見て、尾野真千子さんの御実家も拝見できて(勿論、通りすがりに見ただけですが)、奈良の奥深さを味わった一日になりました。(尾野真千子さん、どうやって学校に通っておられたのか・・・・・首をひねっても分からないほどの山里でした)

そのあと、1年ぶりに桜井市の寿司政で大好きな「寿司定食」をいただいた後 奈良県立医科大学で退院前カンファレンスに参加


カンファレンス参加中に、在宅患者さんの急変があり、呼び出されて途中退場と目まぐるしい一日ではありましたが・・・今日も元気に一日を過ごせました

 日々是好日 ワークライフバランスの取れた1日だったのかな!

米国、世界での新規感染減少とコロナワクチンは基本的に無関係

2021-02-16 07:10:37 | 新型コロナウィルス
全世界で新型コロナの新規感染患者数が減少している。最多であった1月上旬に比べて半減していると言う報告もあり、ほとんどの国で明らかに減少している。
 しかし、減少した原因は分かっていない。新型コロナワクチンの普及による減少が主な原因でない事は確かだ。まだ新型コロナワクチンは、そんなに多く普及していないし、ワクチンの普及率と新規感染者減少の間に関連性も認められない。


日本経済新聞より抜粋
新型コロナウイルスの新たな感染者数が世界全体で減少傾向にあることが、WHO=世界保健機関のまとめでわかりました。テドロス事務局長は「対策をより厳しく行っている国々による成果だとみられるが、どの国も感染対策を緩めるべきではない」と述べ、警戒を続けるよう呼びかけています。
WHOの13日時点のまとめによりますと、世界全体で新たに感染が確認された人の数は、先月4日から10日までの1週間の合計で、これまでで最も多い504万5658人でした。

しかし、
▽翌週の先月11日からの1週間では485万8913人と、前の週に比べておよそ4%減り、
▽先月18日の週では426万8573人と、前の週に比べておよそ12%減るなど、
今月1日の週まで4週連続で前の週を下回り、世界の新たな感染者数は減少傾向にあることがわかりました。

WHOの6つの地域別でも、
▽南北アメリカ大陸を含む「アメリカ」と
▽ロシアを含む「ヨーロッパ」が4週連続で減少。

▽日本や中国、オーストラリアを含む「西太平洋」と「アフリカ」、
▽「東地中海」が3週連続で減少。

▽インドなど「東南アジア」を含む、すべての地域で減少傾向となっています。

国別では、累計の感染者数が最も多いアメリカや、2番目のインド、それに変異ウイルスが確認されたイギリスでも減少傾向となっています。

また死者数も、今月1日の週は世界全体で9万45人と、前の週に比べておよそ9%減りました。

こうした状況についてWHOのテドロス事務局長は「公衆衛生対策をより厳しく行っている国々による成果だとみられるが、自己満足は危険だ。今はどの国も感染対策を緩めるべきではない」と述べ、警戒を続けるよう呼びかけています。

blooberg Chris Kay、Vrishti Beniwal  氏の「インドの不思議なまでの新規感染者数激減」についての記事です(2月15日)

新型コロナウイルス感染症(COVID19)の感染者数が世界で2番目に多いインドだが、生活はほぼ平常に戻っている。


  ショッピングモールの駐車場は再び満車となっている。商店はにぎわい、美容院や飲食店には長蛇の列ができている。

マンガルダス・マーケットで商品を吟味する買い物客(ムンバイ、2月6日)
  2人の幼児を育てるカニズ・ゼフラさん(32)は先月、ニューデリー郊外にある国内最大級のDLFモール・オブ・インディアの混み合った店内に入ってみた。「当初は感染への恐怖感があったが、今は感染状況が他国ほど悪くはなさそうだ」と語った。

 多くの国が第2、3、4波に見舞われている一方でインドではコロナの新規感染者報告が着実に減少していることに科学者は首をかしげている。1日当たりの感染者数は昨年9月に10万人近くでピークを付けてから、約90%減少。死者も同様のペースで減っており、今では1日当たり100人弱と、9月の1000人余りから急減した。

  一方、疫学者らはこの数字を疑問視しており、特に地方での低い検査率や死因の恒常的な過小報告に言及する。ただこの数字が不自然に低いとしても、コロナ向け病床の落ち着き具合はこのトレンドが正真正銘であることを示唆している。
  今のところワクチン接種は実施に関する技術的な問題で、当局者が期待したほど進んでいない。最終段階の試験に至る前に国産ワクチンが慌ただしく承認されたことから、医療従事者らフロントライン・ワーカーも懐疑的な見方を示している。

  一方、同国は既に集団免疫を獲得したと推測する専門家もいる。南部カルナタカ州で実施された調査では、6000万人強に上る人口の約半数が昨年8月までに感染していたことが示唆された。これは当時の公式な数字の約90倍だ。若者が多い人口構成や、証明されていないが多くの熱帯病に幅広くさらされていることがコロナの多少の感染予防になっているとの見方もある。
  しかし、インド医学研究会議所(ICMR)ウイルス学先進研究センターの元責任者、Tジェイコブ・ジョン氏は「警戒感は薄らいでいるが、南アフリカ変異株が免疫の壁を突破し、インドが新たな波に加わる形で2回目のパンデミックが起きるかどうかは予測不可能だ」と語った。
原題:
Covid’s Puzzling Decline Sparks a Shopping Spree in India(抜粋)

いずれにせよ、今後日本としては、英国や南アフリカ、ブラジルの変異種の移入に気を付けながら、国内の新規感染者減にこれまで以上に強く取り組みながら、並行してワクチン接種への体制確保、国民への接種呼びかけを続けることが望まれます。

 インドの急激な感染者減少は、一部の学者が言うように、集団免疫を獲得したのかもしれませんが、それが新型コロナワクチンによるものではないことは確かでしょう。もし獲得しているとしたなら、そのほとんどは全ては自然免疫、新型コロナワクチンが体内に入った結果(感染)、獲得してしまった免疫だと思われます。インドでそんなことが可能なのだったら、日本でも可能なのではと、思われるかもしれません。しかし、事情が違います。
 インド人12億人全体の平均年齢は25歳。 45歳の日本人よりなんと20歳も若いのです 。インドと日本の状況は大きく異なります。日本で自然な集団免疫を獲得を目指したら・・・・死者累々?? インドは、熱帯地方であり感染症の宝庫とも言われています。そこで生き残っている方々は、淘汰されてきた人々なのです。国民皆保険で手厚く保護され、世界有数の長寿を誇っている我が日本人と違う事は明らかでしょう。
 我が日本で、新型コロナの抗体を手にするには、やはり、新型コロナワクチン接種が一番危険性が少なくて、一番確実な方法だと思っている私です。多くの方がワクチン接種され、国民全体として、集団免疫が確保出来る事を、切に祈っております。