確かに重症化する方、亡くなる方は減りましたが、第9波は確実に押し寄せてきています

坂根医院では、今日も11人の新たな新型コロナ陽性者を診断しました。

厚生労働省は、毎週月曜日から日曜日までの定点における新規陽性者数を5日も遅れて金曜日に発表します。5月7日までは即日に（実際には3日ほど遅れてはいましたが）発表していたのに、大いなる退歩です。ネットリアルタイム時代に、何を考えているのでしょうね。

坂根医院と発表された全国平均の数字を並べると

6月5日～11日　  ：5.11　　　　　（9人）
　　　　　　　　　10%増
6月12日～18日 ：5.60　　　　　（8人）
　　　　　　　　　9%増
6月19日～25日 ：6.13　　　　　（7人）
　　　　　　　　　18%増
6月26日～7月2日：7.24　　　　　（8人）
　　　　　　　　　26%増
7月3日～9日 　　：9.14　　　　　（19人）
　　　　　　　　
7月10日~16日　　：11.04　　　　（18人）

7月17日～23日　　：13.91　　　　（14人）

7月24日～30日　　：？　　　　　　（32人）

奈良県の数字は、坂根医院の数字を追いかけてきているようにも見えますね。

8月4日に発表される数字は、相当に悪そうですね。その時点で、まだ、奈良県は日本のワースト感染感染率になを続けるのでしょうか？

重症化率、死亡率は確かに減少しています。そして若年者の感染が増えています。

5類になってニュースなどで報道される機会は減りました。
しかし、第9波は確実にやってきています。
弱毒化しているとはいえ、後遺症も心配ですし、掛からないに越したことはないです。できるだけ、掛からないように努力してください。それが医療崩壊を防ぐ道です。よろしくお願いします。