ブランケット君、今年9月28日コンサート会場で
田原俊彦イベント会場に行くと、いつも隣に付き添っている男性がいます。
この人どんなに遠くからでもよく目立つ笑顔なんです。
白い歯を見せていっつも笑っていて、体はごついんだけど性格が柔和でとても
やさしそうに見えます。
この男性、雨宮祐介さんと言って田原俊彦のマネージャーさんです。
ファンからはYマネと呼ばれています。
紆余曲折のあった田原俊彦に同じマネージャさんがずーっと永年ついているって
よくよくの事に違いない・・・と思ってた私はこの記事で納得です。
25・7・6、朝日新聞の記事の一部から
98年夏。37歳になった田原と初めて会った日のことを、雨宮祐介は覚えている。
東京・渋谷の事務所で「よろしく」と、田原は右手を差し出した。
威圧的な空気をまとい、笑顔はなかった。
雨宮はおずおずと右手で応えた。
前任者が急に退職し、新しいマネージャーを探していた田原のもとにやってきた22歳。
初めてのマネージャー業務が、かってのトップアイドル田原俊彦。
緊張が全身を貫いた。
業界内で田原の評判は良くなかった。「わがまま」「生意気」、悪いうわさばかり聞いていた。
雨宮は、田原を怒らせないように、迷惑をかけないようにと考えるばかりで、話しかける
ことすらできなかった。
新しい仕事をとってくるどころか、付き人としても満足な仕事はできない。
怒られてばかりの何年かがすぎた。
「あんな出来の悪いマネージャー、切っちまえよ」と言う声も出ていた。
しかし田原は頼りない雨宮を「代えてくれ」とは一度も言わなかった。
感情的に怒られたこともなかった。
怒りには必ず理由があり、しかも納得できた。
田原は、いい加減な仕事だけは絶対に許さなかった。
業界内の悪評は、仕事へのストイックすぎる姿勢が生んだ誤解なのだと雨宮は
理解した。
「どうだ」ある年の夏、コンサートの集客状況について田原に問われたことがある。
「思わしくないです」雨宮は答えた。
田原は自分にいい聞かせるように言った。「今に見てろ。必ずひっくり返してやる
自分を信じていれば大丈夫。いつかみんな帰ってきてくれる」「ビッグ発言」から、10年が
経とうとしていた。思うに任せぬ状況が続く。
それでも、田原の卑屈な態度を見たことがない。弱気な言葉を聞いたこともなかった。
揶揄する世間の声も、まったく気にする様子はない。
仕事を選ばず、メディアでの露出を上げようとか、副業に手を出そうとかいう気も
さらさらない。
あくまで歌って踊ることにこだわり続ける。
「この人は、強い人だ」雨宮は改めて思った。
以上
今夜11月15日(金)、田原の出演するテレビ番組「爆報」の内容は、売れなくなった
歌手が薬に手をそめ落伍していく話だったが、「同じ状況になった時、弱気でいたら
自分もそうなったかもしれない・・・・」みたいなコメントを聞いて、手帳に挟んであった
新聞の切り抜きを取り上げることにしました。
トシちゃんの強気、前向き、明るさ、まっすぐさは本当に清々しいと思います。
今日は同行して助手しましたが、車中の音楽は「夜ヒット・・」でした。
薬師丸さんからスタートで、次はトシチャンへ。薬師丸さんの「恋=Do!]もなかなかよかったです♪
それはそれは。
オープニングスタートで、マイクを渡す方のヒット曲をスターが歌い繋いで行くスタイル、なかなか新鮮です。
ハプニングがあったり緊張感が伝わって。