カメラぐらし

暮らしの中で身近にあるものをカメラに収め、美しい!を一日何回感じるか挑戦中です。

桜を撮る

2015-03-12 23:26:50 | 写真教室

もうすぐ桜の季節ですね。

4月2日(木)10時~の写真教室は、桜撮影会にしたいと思っています。
場所:善福寺川緑地公園 集合地点は未定  参加費¥2,000



 

開花に先駆けて桜の花をきれいに撮る私流の方法を紹介します。

上の写真のような撮り方、女性好みかと思います。

撮る前に「私だけのお気に入り花びら」と言った部分を見つけます。
下記のまるで囲んだ部分、痛みのない綺麗な花びらが集中していて、周りに邪魔な枝がない
形のいい部分。

ここを見つけたらここだけを狙って撮ります。
長い遊歩道でも、このような私好みの条件にぴったり一致した部分ってなかなかないものです。

他にもないかと往復して探すのですが、結局また同じ部分のところで足が止まり、この花びらに
惚れ込んでしまいます。

 




高いところにあるので大きくズームして、まるで囲んだ部分だけにピントを合わせて撮ると、背景はぼけてくれます。
丸い部分が少し前に飛び出してくれているともっとぼけます。
背景がぼける条件はF値(絞り)を2.8とか3.5など小さい数値にすることも必要です。

「露出補正(明るさ調整)」をしっかり調整して、明るすぎず、暗すぎず、何枚も何枚も同じ場所で
撮り続けています。


 


白いものを白く撮る方法

2015-03-12 09:25:39 | 写真教室

カメラの機能は、最低限下記「3つだけ」覚えればいいと思います。
1.2は既にご紹介済みです。

 

1.露出補正(明るさ暗さ調整)

下記、前に書いた記事です。

http://blog.goo.ne.jp/cameragurasi/e/cd120e73a9d23d6402b9c15cb65fd5ab

 

http://blog.goo.ne.jp/cameragurasi/e/feb10b66a41627fed4a18f00118f861a

 

http://blog.goo.ne.jp/cameragurasi/e/ff35e16b5727df9cf5233c729b450a23

 

http://blog.goo.ne.jp/cameragurasi/c/a70a158239579be02f24d41001117d28

 

2.背景をぼかす

下記、前に書いた記事です。

http://blog.goo.ne.jp/cameragurasi/e/ade79c60f65b903132316f929c91a31d

 

3.色味を調整する

今回は「3.色味を調整する」をお話します。

カメラは「白い部分」はグレーやベージュに撮ろうとするものです。
それを思い通りの色味に調整する方法をお話しします。

以下、レストランで撮った写真

ついてる照明器具に影響されてベージュ系であふれています。



 

照明器具に合わせて色味を調整した写真、クールでスタイリッシュ!

 

いかがですか?

調整した写真のほうがすっきりとしてきれいですよね。

これをWB(ホワイトバランス)と言います。
メニューからWB(ホワイトバランス)を探してください。
下記、現在はオートになっていますがさらに進んで光の種類を選んで下さい。


 

上下2枚、fujiのコンパクトデジカメの場合

 

 

 

 

ニコン一眼レフカメラの場合

 

オリンパスのコンパクトデジカメの場合

 

名称は、オート・太陽光・日陰・曇り・電球・蛍光灯・・・・・・などとなっています。

これをどのマークに合わせればいいかですが、レストランでのグラスの写真
の場合、室内についている灯りの種類に合わせています。
天井に埋め込みの白熱灯がついていたので、「電球」に合わせています。

その場所の光(照明器具)の種類に合わせるという事です。
蛍光灯だったら「蛍光灯」に・・・・。

 

 

 

 



写真教室のスタジオは白熱灯がいっぱいついています。
「蛍光灯1」で撮影(比較していただくために、あえてありえない設定にしています)

 

 







「オート」で撮影
「オート」でもそこそこきれいだと思います。
自動でカメラが調整してくれてるのですが、さらに美しいのはやっぱり下記の写真です。

 

 

 

「電球」で撮影
白いカップが真っ白だと「素敵!」となります。


「電球」は「白熱灯」となっている機種もあります。

 

この例は「電球」のついているカフェやレストランの例です。
試していることは、白いものを真っ白に撮る方法なんです。
真っ白いシャツを真っ白に撮る・・・・でもいいです。
真っ白い花を真っ白に撮るでもいいです。
最近のカフェやレストランは真っ白い食器を使っているところが多いので
例としました。

 

お天気のいい外で撮るときはオートで結構です。
照明器具の全くついていない部屋で撮るときも「オート」でOK。
「日陰」「自然光」でもOK。

ありえない設定にして撮ってみると、思いがけない幻想的な色合いの
写真になったりして面白いです。

是非試してみてください。

 

 

グラスの透明感がきれいです。
ホテルのレストランバーで、やっぱりオレンジ色の白熱灯がいっぱい
ついていたので「電球」で撮影しました。