ひよこ造船工房

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Wi-Fiルータ NEC Aterm WX3000HP & WX3600HP 導入記

2021年08月22日 | PC

■ Wi-Fi機器 リプレース!!

 

 しばらく放置しておりました当ブログですが、電子機器を導入したので久々に更新してみます(=゚ω゚)ノ 今回はWi-Fi機器の導入(入れ替え)記をお送りいたします。

 

 

 

■ 導入機体外観

 

 

 今回新しく導入したWi-Fi機器、左が中継機として使用するWX3000HP、右が親機として使用するWX3600HP。 双方単なる真っ黒な箱です(笑)

 

 この手の製品、他社ではいかにも電波を強力に飛ばしそうな派手な可動アンテナが装備されていることがあります。 …が、全くの無駄ではないにしろ、それぞれのアンテナの微妙な角度・配置のせいで電波が干渉・相殺・回析で弱くなる可能性もあり、厳密に言うとシロウトが無暗に動かしても電波強度に劇的変化は無いそうです^^;

 

 

 

■ 導入経過

 

 ウチは母屋と離れの2軒屋で、それぞれガッツリ電波端末を使っています。 なので接続端末数はヒトケタと少ないものの、電波強度的に母屋にWi-Fi親機、離れにWi-Fi中継機が必要。これまでは『Aterm WG1800HP2』を2機(親機+中継機として)設置していました。

 

 当初『WX3000HP』を2機購入する予定でしたが、(クレカ支払いを平均化(?)するためにw)残りの1機の購入時期を空けているうちに『WX3600HP』の"4ストリーム"に惹かれ、WX3600HPの購入となったのでした。(WX3000HPは2ストリーム)

 

※ 前使用機種『WG1800HP2』が3ストリームなので、気分的に奢りましたが、宣伝文句の目安接続端末数以内ならそんなにストイックにならずともよいです(笑)

 

 

 

■ 有線接続

 

 インターネットへの接続。 契約回線が"光"で且つIPv6対応ならインターネット接続で困ることは無くなりました。 基地局が契約回線を自動認識するようになり、特別な事情(仕様)で無ければWi-FiルータのWANとONUのLANとを繋げばそのままインターネットに繋がります。

 

 家庭内のローカルネット構築。 このWi-FiルータにはLAN端子があるので当然普通のルータとしても機能します。 据え置き機器や壁際に設置の機器は有線でつないだ方がラク&安定的に接続ができます。 なお、中継機として設定した機体の有線LANも使えます。

 

 

 

■ 無線&中継機接続

 

 無線接続の方法は、これも既にお馴染みなのでわざわざ書くことは無いのですが…^^; 初回設定時はルータ機体貼付のラベルに記載された暗号キーを使って接続し、その後セキュリティを考えてSSID・暗号キーなどを自ら更新します。

 

 Atermの中継機設定はやや特殊で、本体の【SETボタン】(らくらく接続・WPSなどとも呼称)を長押しする方法のみ。 この"ボタン長押し"をしないと/できないと『同一SSIDの中継機』にはならないので注意。 ルータの設定をブラウザで変更する方法ではWi-Fiルータ子機としてしか使用できません。("ルータ子機"では、親機と一対応での接続しかできず、"電波の広域化"が出来ません)

 

 1. まず親機・中継機として使用する機体を1mほどの間隔を置いて並べる。

 2. 親機として利用する機体のスイッチを【RT】にする

 3. 中継機として使用する機体のスイッチを【CNV】にする

 4. 双方通電させ起動が完了するまで待つ(約2分)

 5. 中継機の【SETボタン】を長押ししてPOWERランプを橙点滅にする

 6. 親機の【SETボタン】を長押ししてPOWERランプを橙点滅にする

 7. 十数秒後、双方のPOWERランブが一時緑点灯になることを確認する

 8. 通信が整うのを待ち、PCでルータの設定ブラウザを開いて中継接続を確認

 9. 中継機を普段使う場所に設置して通電、正式設置とする

 

 こんな手順でしょうか。

 

 ちなみに、この作業は中継機に対して親機がアクセス権限を与える"だけ"の行為なので、何らかのトラブルで親機を初期化した後でも、上記手順を行った際のSSID・暗号キー(とその規格)を親機に設定し直せばただちに中継機能を回復させるため、再度中継機のボタンの押し直し・初期化・再起動をする必要はありません。

 

 ※ 特記としては、2020年出荷分の新品のWX3000HPを中継機として使用するためには一度WX3000HPを直にインターネットに繋いでシステムバージョンアップさせる必要があります。

 

 また、メーカーや機種製造時期によって『SETボタン』の仕様や、中継接続自体の仕様が違うことがあります。 親機・中継機はなるべく同時期発売の同じメーカー機を揃えた方が失敗が少ないです。

 

 

 

■ 使用感想 導入時執筆

 

 今回、Wi-Fi機器を入れ替えたワケですが、うちにはまだWi-Fi 6規格な端末はなく、光回線の契約速度も100Mbpsであり、速度的恩恵は全くありません(爆w)

 

 そして困ったことに、ストリーミングが安定した代わりに、通常の(?)ホームページ閲覧時にWG1800HP2時には無かったプチフリのような症状が出てしまいました。 設定を試行錯誤したり、今後のバージョンアップでの改善待ちです^^;

 

 以下、記事執筆時(2021.8.22)の各機ファームウェアのバージョンです。 リンク先または機体の自動更新スケジュールの最新版適用で不都合が改善・回避できる場合があります。

 

 ・ WX3000HPファームウェア ver 2.2.3

 ・ WX3600HPファームウェア ver 1.2.0 

 

 

 

■ プチフリ改善案 2021.12.1更新

 

 2021.8.24。 プチフリ(プチ断線)の原因、ウチではWi-Fi親機WX3600HP(ver 1.2.0)での回線自動判定が悪さ?をしていたようです。 親機の管理ブラウザを立ち上げ、基本設定の回線自動判定をOFFにし、インターネット回線の種別を指定するのではなく『ローカルルータ』『ブリッジモード』にするとプチフリ頻度は減りました。

 

 これはシロウト考えではIPv4の認識不具合だと考えてます。 回線を自動で判定するとIPv6モードオンリーになりIPv4が遮断され、IPv4のネットサービスに対しては『IPv4 over IPv6』でのアクセスになるようですが、この切り替え・分配が上手くいかず(or変換のためのタイムロスとなって)フリーズしてしまうのだと推測します。

 

 2021.8.26。 プチフリ・ガチフリ(?)再発してきてしまいました^^; 半ばヤケクソで親機WX3600HPを初期化・再起動を何度か繰り返すとプチフリ頻度は更に改善しました。 (完治はせず^^;)

 

 2021.11中旬、Surface book 2搭載のWi-Fiのソフトウェアの更新があり、適用したところ不意な断線は"ほぼ"なくなりました。 相性問題のようなものだったのかもしれません。 完治ではないので引き続き注視していきます。

 

 

 

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