ひよこ造船工房

納期遅れ常習犯の船大工。 猫画、オーディオ、たまに造船記♪ since 2008.11

トラム"リスボン"製作記 vol.2

2011年03月26日 | その他模型

 お待たせしています 世の中が大変なのと、トラムの構造も意外と大変だったため製作記が遅れております。

 

 今回は実際の組み立てに入ります。

 

 先ずは客室から。 まぁ客室なんて洒落た言い方はそぐわないかも知れませんが。 とにかく車内の組み立て。

 

 

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 車内には先ず座席が必要です 上がその部品(の一部)。 椅子の形をしている合板に、付属している皮革風のシートを張ります。 座面と背もたれ双方を作っていきますヨ。

 

 

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 背もたれ側。 座面に関してはシートを張るのは上面だけですが、背もたれにはシートを表裏両面に張っていきます。

 

 

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 真鍮の板を周回させて接着。 背もたれの雰囲気が出てきましたね 

 

 座席上部の真鍮板の造作は、ペンチを使って四角四面に折らないで、板のフチの曲面に当てるように曲げた後、手で程よい曲面を持った直角に仕上げるようにします。 下部はラジオペンチを使ってきっちり折り曲げます。

 

 

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 座席の支柱を塗装します。 こちらは金属製。 剥離材(離型材)が付いていると考えて、事前に台所用クレンザーでよーく擦って乾かしておきます。 で、メタルプライマーを数回塗布。 その後くたびれた金属っぽい塗装をしていきます。

 

 ↑はジャーマングレイを塗りました。 色は車内色にあったもので結構です。

 

 

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 進行方向を向く座席の座面を車体下部材に接着。 横着して結構ガタガタ… しかし、車内色を暗めにしますし、完成後は目立たないのでそのままにしておきましょうか…。

 

 床面にも材を接着。 帆船の甲板と違って、程よい隙間を空けた張り方。 これはこれで結構大変 

 

 

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 背もたれを取り付けました。 実はコレ接着はしていません。 ホゾと針金が丁度この角度を実現しました。 ただし、ややリラックス気味な角度。 これは多分観光用なんでしょうね~… (ぇ

 

 車体四隅にある対面座席も、忘れず製作・接着していきます。

 

 

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 座席完成後、内部をダークブラウンで塗装し、これまた塗装を済ませた外壁で囲いました。 この後も板材のフチを丁寧に塗装して、車体客室部の完成となります。 (天井・屋根は、運転席と繋がりになりますので、後半になります…)

 

 

 
 簡単だと思っていたトラム製作ですが、思わぬ苦戦を強いられて時間が掛かってしまいました…。 現在も鋭意製作中ですので近いうちに続編を公開するつもりでは居りますヨ 

 

 

 


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2011春 新BRAVIA 4シリーズ8機種発表 -HX920シリーズ他- 

2011年03月17日 | ビジュアル

 こんにちは 

 

 このような状況下ではありますが、16日、SONYから国内で展開される新型BRAVIA、上位4シリーズが正式発表されました。

 

 

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↑ 新高画質回路「X-Reality PRO」搭載 HX920シリーズ (写真は55v型) �・SONY

 

 今年初めに海外でも同機能搭載型が伝えられていたので順当ですね 

 

 ハイエンドのHX920。 機能的な面では、引き続き3Dレディ対応(トランスミッター内蔵、3Dメガネのみ別途購入)はもちろん、動画配信サービスへの対応拡充(+ネット機能強化)やその配信動画の画質も向上させるとする「X-Reality PRO」、16倍速と進化?した"モーションフローXR960"などが目玉ですね。

 

 

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↑ バースタンド使用時。 別売のバースタンドにはスピーカーが内蔵 (HX920、HX820、NX720シリーズに対応。 画面サイズ別に用意される)

 

 今回やたらとプッシュされている配信動画対応強化については、私は配信動画をテレビで見るというスタイルを確立していませんので、ドコまで使えるか未知数。 現段階では購入動機となっていません。

 

 そしてスピーカー付きバースタンド。 ご存知の通りウチにはホームシアター設備があるのでこちらの導入もやや消極的。 映画・音楽放送など、豪華に聴く際はアンプに火を入れますが、一般放送では本体内蔵の貧弱なスピーカーでも十分かと。

 

 

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↑ バースタンド使用時サイドから。 こうなると「スタンド改造」なんてできませんね。

 

 最近の液晶テレビの留意点は"倍速処理"。 SONYでは"モーションフロー"と呼ばれるものの"数字"です。

 

 最近の液晶テレビの倍速は、"黒画面挿入"="バックライト明滅"を行うことで見掛け上の速度を稼いでいます。 新規コマ生成(創出)の限度は現状でもやはり4倍速です。

 

△ 現状の一般動画規格30~60コマ。 60/秒×4=全240コマ/秒。 つまり4倍速では秒あたり少なくとも180コマを新規に生成。

 

 これより上の速度は、上記のようにバックライトを瞬間的に明滅させたり、その明滅を画面上で分割して行うなどして実現。 (※) 『16倍速相当』だからといって一秒間に新たに900コマも生成しているということはありません (とはいえ、"明滅"は3D映写に必須の動作ですし、"見え方"は徐々に良くなってきています。 数字だけに目を奪われないように…)

 

 

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↑ チルト角(仰角)調整付き標準スタンド。 ひよこは古い人間なので やはりテレビはゆったり見たいです。

 

 …で、コチラを紹介したのは、そろそろ…有機ELを見切ってこの機体を導入してしまおうかと考えたからです。

 

 大本命は有機EL。 …なんですけど、業務用中型機の発表もあって動向が気になりますが、まだまだ一般人が購入できるレベルではなく…購入可能価格で考えた場合、ここで一旦引導?を渡しても良かろうとも思っています。 今後も予算的にはキビしいのは変わりないですけど、"早期"、"安売り期"に関わらず(今年中には…)導入したいと"本気"でおります

 

 

 以後、ジャンルに関わらず、何か動きがありましたらまたご報告いたします。 それでは 

 

 

 

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※ 映像を瞬間的に明滅させると、直前コマの情報が脳内の視覚系でリセットされ、残像感の軽減に繋がります。 また、生成に失敗した新規コマの情報リセットにも役立っています この原理はブラウン管の動作からヒントを得たものだということです。

 

 私見では、ある程度の質のDVD、BD(非3D)をノイズリダクション系を掛けずに見れば、コマ挿入のみの4倍速でも見難くなることはありませんでした。 ただ、本当にブレてしまっている映像は、コマ挿入だけで滑らかにしようとするよりも、明滅を応用したほうが物体の動きは認識しやすかったです。 (昨年夏、地元展示会のHX900において)

 

 

 


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東北地方太平洋沖地震、及び津波により被災した方々にお見舞い申し上げます

2011年03月14日 | コラム

 …という訳で、お楽しみくださっている方には申し訳ないのですが、しばらくの間ブログ更新(新規記事投入)はお休みいたします。

 

 幸い、私自身や親族は震源域から遠くにおり、被害と呼べるものは全く無かったのですが、当日体感した激しい揺れや、連日の"報道"のせいで落ち着いて書ける状態には程遠く…、その他、不遜な語り口が世情にそぐわないので"自粛"という意味もあります。

 

 ただいま英気を養っておりますのでお待ちいただければと思います 

 

 

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 撮影は少し前ですが、自宅の梅の様子です。 なんというか、寂しい枝ぶりですね… (撮影技術も…)

 

 

 現地では、一部、未だ予断を許さない状況が進行中ではありますが、"厳しい冬"が去り、"暖かな春"を迎えられるよう、着実に歩を進めていきましょう。 私も微力ながら何が出来るか考えております。

 

 それではまた近々お会いしましょう。

 

 

 


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Pioneer SC-LX83導入記 ちょっとオトナの?使いこなし・電源ケーブル編

2011年03月10日 | オーディオ

 さて、有料の使いこなしといえばアクセサリー周りの強化 広い意味ではスピーカー・プレイヤーの選定も含め"使いこなし"に当たるとは思うのですが、 今回は比較的低額で済む"電源ケーブル"に的を絞っての紹介です。

 

 

 

■ 電源ケーブル

 

 皆さんは『ケーブルで音が変わる』という話を見聞きした事はありますでしょうか? オーディオ関連の話題を検索すると必ずといっていいほどブチ当たりますね 

 

 本音としては認めるのはイヤなのですけども、"ケーブルで音が変化する"ということは私も体感しておりまして、不思議なことに送電網の末端のたった数m程度の電源ケーブル交換も例外ではありません ただし、高額品だから必ず良くなるということもありません。 これは断言します。 (個人的に一番イイと感じた電源ケーブルは、SONY単品オーディオに付属しているモノと、PCに付属している細いコードだったということもありますし…)

 

 まぁしかし、変化するものは仕方がないので、LX83でもその使いこなしをしていきましょう。

 

 で、メートル当たり1万円以下の完成品で試してみた傾向としては…、シース材が柔らかいと広がりのある音場に、逆に硬いとタイトな定位のはっきりした音に。 端子のメッキ素材、非メッキや金メッキでは中低域音が潤沢で滑らかに、白金系メッキは高域音がはっきり出てシャッキリした印象、という感じになりました。

 

△ 付属品を使うことでメーカーの意図した性能(音質)を発揮するので、まだ機体のエージングが済んでいない状態から付け替えの判断するのは避けたほうがいいです。 (詳細はエージング編にて) 後に付け替えることを前提にしていても、状態変化を確認するのに必要です。

 

 使いこなしとは言いましたが、こればかりは皆様のお好みですので、どうこう言える立場ではないのですが…、 傾向としては、柔らかい音を目標としているのなら『金メッキ柔らかケーブル』。 デジアンらしいしっかりした音がお好みなら『ロジウムメッキ+極太』かな?と思います。 まぁこれに当てはまらないモノもありますので、同趣味の方や専門店で貸してくれるトコロがあれば利用してみてはいかがかと。 (しかし一番のオススメは、なんの費用も掛からない付属品を使用することです その場合も下記必読)

 

 

 

■ 電源インレット固定法

 

 お次は、付け替えよりも有効かもしれない、電源インレット固定です。 

 

 機器の電源ケーブル差込口、機体によってはケーブルを挿した時に大きく隙間が開くものがありますよね。 本機も付属ケーブルを挿した際にプラグがインレット内でかなりぐらつきます。 しかもインレットのブレード咬合力も弱く(!)、シース材が硬いことも相まって非常に抜けやすくなっています。

 

 そこで、以下にその抜け落ち対策の一例を紹介いたしますヨ。

 

 

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 これが抜けやすいとウワサの電源ケーブルと差込口。 (ウワサはウソ) アースも無いので余計に固定力が低下してます。

 

 

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 先ずはケーブルのインレット部にテープを巻きます。 テープは安物で可。 やや弾力と厚みがあれば結構。 でも、いわゆる"セロテープ"ではダメです。 弾力が無いので役目を果たさない上に、経年劣化でベトベトになってしまいます。 (文房具の透明粘着テープは接着剤に劣化しやすい天然素材が使われているためです。 例えば3Mなど、科学メーカーが製造している万能型粘着テープがオススメです)

 

 上の写真で実際に貼られているのは、タミヤ模型から発売のプラモデル用マスキングテープ幅18mm。

 

 なぜテープを巻くかというと、このインレット部の素材が滑りやすい硬質プラスチックであり、滑り止めが必要だからです。 もし、この部分が弾力のある素材で出来ていたらテープは巻かなくてもOKです。

 

 

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 次に詰め物をします。 これもシート状であれば特別な素材の必要はありません。 折り込んだタダの紙でもOK。 …うん、そう、これはアマゾンで通販したときに同封されている伝票の切れ端ですよん でもあの伝票って厚くてイイ紙使ってる感じ。 ウシシ…。 コホン、製作の留意点としては、丁度良い幅・厚さになるまで試行錯誤を繰り返す"根気"が要ります… 

 

 詰め物完成後のポイントは、この時点で奥に押し込まないことです。 奥行きの半分近くを引き出して、端の部分を広げておきます。 つまり花びら状にしておきます。

 

 そうしたら、その状態のところへケーブルのインレット差込部を持っていき、紙の輪の中に丁寧に入れていきます。

 

 

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 紙が折れることなく隙間を周回したら、紙もろともグッと奥へと押し込んで固定完了です。 (このとき、ゆるかったり硬かったりしたら、詰め物の厚さを変えて再度挑戦)

 

 …ふぅ。 疲れた…。 あ、ああ、肝心の音質変化の説明がまだでしたね えーと…、このように固定すると、このケーブル特有の神経質さが収まって、高域音の明瞭さはそのままに、中・低域音が落ち着き、高い密度で発音されるようになります。 やや手間と素材は必要ではありますが、ケーブル購入よりも手軽に出来て効果が高い方法なので是非お試しください。

 

△ ケーブルの固定のためにブレード部を歪ませる事は絶対にしないでください。 折れる可能性があり、非常に稀ですが接触不良やショートを起こす危険があります。 また、今回は詰め物にテープや紙を使いましたが、通常は電気が通る部分に可燃物を近づけないようにします。 よって、工作・設置は自己責任でお願いします。

 

 

 

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 あー…、なんか、私もいよいよ"オカルト音響ブロガー"になってきた感がありますね…。 しかし、このインレット固定は、音質云々以前に機器をストレス無く運用するためにも必須です。 紙という可燃素材が適当であるか論争を巻き起こしそうではありますが(?)、上記の方法に限らず、本機では何らかの固定作業はしておくべきですね。 固定はこの意味でも試す価値アリかと。 (この点はP社に改善を要求したい)

 

 それでは今回はこのくらいで。 次回も懲りずにお越しくださいませ 

 

 

 


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Pioneer SC-LX83導入記 ダイレクトエナジーHDアンプ編

2011年03月10日 | オーディオ

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 SC-LX83所有の皆様、当機の調子はいかがでしょうか? 

 

 で、今回のタイトルです。 …上のように銘打ちましたが…、これを専門的に解説するには当ブログではとても追いつきません。 しかも私は設計者・専門家ではないので独自の詳しい原理については全然答えられません。 なので今回は簡単な概要の解説のみとなります。

 

 

 

■ ダイレクトエナジーHDアンプの概要

 

 デンマークで開発された"ICEpower"というPWM増幅系デジタルアンプをもとに、Pioneerが独自の組み込み/調整を行ったアンプのこと。 現行機種ではSC-LX90、LX83、LX73に搭載され、現在製造されているAVアンプとしては唯一のデジタル増幅系アンプとなっています。 年々進化を遂げ、LX83,73には最新の第4世代型が搭載されています。

 

* ONKYOのAVアンプはデジタル技術が主体に解説されていますが、最終的にはDAC→アナログ増幅になります。 SONYは過去S-Master PROという(フル)デジタルアンプを出していましたが、現在では休止中、製造中の広帯域アンプの音質とはかなり異なります。

 

 

 

■ 特色

 

 SONYのS-Master PROとの構造上の大きな違いは、全ての信号を一端アナログ信号に変更すること。 加えてアンプ部(の前段階回路)に外部からのアナログ信号も直入力出来ることです。(※1) これによって、"フルデジタルアンプ"という呼称は使えなくなりましたが、これまでの"フルデジタルアンプ"を凌駕する音声解像度と、入力信号に対する高再現性を獲得しています。

 

 

 

■ デジタル増幅部にアナログ信号を入れる意味とは?

 

○ なぜわざわざアナログ変換しているのか

 

 現在(~2011)の技術では、デジタルデータをデジタルの状態のままアップコンバートさせる方法は掛けるコストと比べて音質の向上効果が薄く、回路の設計によっては音楽信号とは全く関係が無い不要なノイズも生成してしまいます。 一方、DACでのアナログ変換では、『アップサンプリングPCM』以上の高密度な信号を生成することが出来るようになってきています。(双方ともアナログ換算比較)

 

 SC-LXシリーズでは、この『一旦アナログ変換する』という手法により、高レートPCMよりもはるかに高い音声解像度を持つPWM増幅部の性能を余すことなく発揮できるようになっています。

 

 

○ デジタルアンプなのにアナログ信号を入れていいの?

 

 もちろんそのまま入力しているわけではなく、増幅の前段階でAnalog/PWM変調をしています。 実は、PCM信号と1bit(DSDやPWM)信号は電気信号上共に2値の信号ですが、その内容は全く違います。(※2) 過去の"フルデジタルアンプ"でもPCMをそのままの状態で増幅をしていたのではなく、増幅処理段手前で必ずPCM/PWM変換を行っていました。(※3) S-Master PROもアンプ部直前でこの方法で処理していますが、変換や調整を1チップで行うフルデジタルアンプなので設計が難しく、膨大なメモリを増幅部直近に配置しなければならないこともあり、動作の際に発生するノイズをどう解消させるかも問題でした。

 

 対して一度アナログ信号に変換する方式は、煩雑なPCM演算を、ナイーブな増幅部直近で行う必要が無く、"比較的"簡単に変換効率を高くできると考えられます。 ただし、将来、高精度/低ノイズなデジタルアップコンバート方式が出てくる可能性もあり、この手法に普遍的優位性があるわけではありません。

 

 

○ でも結局無駄な変換をしている?

 

 一般的なアナログ方式が見かけ上シンプルであるために、度重なる変換(変調)は無駄と見られがちです。 しかし、アナログアンプ方式の最大の欠点である"低効率"と"熱歪"、"クロスオーバー歪(AB,B級のみ)"の回避、そして特にPioneerのダイレクトエナジーHDアンプでは、前段階で一旦アナログ信号にすることで既存の"フルデジタルアンプ"では持ち得なかった高い音声解像度を設計上容易に持つことが出来ます。 信号の変換回数からすると、一見、元の音声品質が維持されているのか不安ではありますが…、好意的に見ると『信号形式の適材適所』をしているとも言えます。 

 

 

 

■ まとめ

 

 専門家ではないので間違い等あるかもしれませんが 一通り調べてみた限りでは、本機が既存のデジアンと違う部分に関しては上述ような仕組みがあるのではないかと推測しています。 そして、私は理系ではないので"文系的"説明になっているのもご了承を。 (P社には、かないまるさんのように丁寧な説明をしている方がいらっしゃらないので…。 恐らく技術者同士では、数式や図面で語り合えるのでしょうけど) 

 

 多方面からの報告によると、『ICEpower』とは表に出ていないものの、アナログアンプで有名な他社でも、エントリー機種にICEpowerモジュールが採用されるようになってきています。 "デジ/アナ"という表面的なことに捕らわれず、今後はPioneer以外のメーカーの記述動向にも気を配っていきたいですね。

 

 

 

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※1 PURE DIRECT時にはそれぞれの信号が他回路を経ずに直入力されます。 逆に、音場/EQ処理をする場合、PCM信号では【DSP⇒DAC⇒アンプ部】。 アナログ入力では【ADC⇒DSP⇒DAC⇒アンプ部】という順路を経ます。

 

※2 PCMは、アナログ換算する際の波形座標を数値で記録します。 一方の1bitの音楽信号(DSDなど)は数字としての意味を持たないアナログ的振る舞いをする2値であり、DSDはアナログ換算波形を2.8MHzのビット濃度で記録、PWM処理はスイッチング速度・ビット幅で、信号の分解能や電圧の振幅を制御しています。 

 

※3 PCMは只の"演算用の数値"ですから、そのまま増幅することは出来ません。 (そのまま増幅した場合"1"を表している"電圧"が大きくなるだけで、「ブースター」と同様の効果しかありません) 一方のDSDやPWM処理信号はビットの出現状況がそのまま音楽(アナログ)信号波形と似た振幅を持っているので、何らかの方法を用いれば、簡単に音楽信号部分だけを取り出すことが出来ます。 これがPDM、PWMと呼ばれる現在のDSDやデジタルパワーアンプが扱う信号の仕組みです。 

 

 

 

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 さて、今回も尻切れトンボで"読み応え無し"になってしまいましたね 申し訳ないです。 私としてはデジパワーアンプへの誤解や偏見を無くそうと、これまでS-Master PROやICEpowerを話題にしてきましたが、これが特定のメーカー擁護と取られかねないと考えるようになってしまって、現状どうにも身動きが取れない感覚に陥ってしまっています…。 ("まとめ"で『最高!!』なんて書こうものなら総スカンでしょうからね~ …あーでも書きたい)

 

 内容に関しても、各社独自の仕組みや企業秘密のノウハウなども含まれるので、シロウトが調べきれない部分が多くありますし、誤解している部分もあるかと思います。 もし間違いがあったとしても生暖かく見守ってくださいね 

 

 ただ、デジタル増幅に関してはっきり言えるのは、これまでもお得意だった"低コスト"、"高効率"に加え、ここ数年は"高再現性"という三拍子が揃いつつある分野であること。 これは間違いありません。 皆さんも各社からデジタル系が発売された折には偏見なく迎えてあげてくださいませ。

 

 今回もお粗末でしたネ では次回もお楽しみに。

 

 

 

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* この記事はメーカーの監修を受けていません。 筆者独自の見解です。

 

 

 


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