ひよこ造船工房

納期遅れ常習犯の船大工。 猫画、オーディオ、たまに造船記♪ since 2008.11

今年もそろそろ…。

2009年12月30日 | コラム

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 年の瀬です。 いかがお過ごしでしょうか?

 

 帆船模型やホームシアターとにらめっこしている方は、是非ご家族と共に過ごしたり、思い浮かべてみてくださいネ。 どんな趣味も家族の理解が得られないとツライものですから… 『特に帆船模型とオーディオは』(爆)

 

 上の写真はFF13のプレイ中の風景。 手前にあるのは年末大出血、"本場ハンガリーの貴腐ワイン"です。 貴腐ワインの中では比較的お手頃価格の物ですが、その高貴な味わいは何かの記念にとっておきたくなる一品でございますヨ

 

 さて、この半年、ブログでオーディオの話題を扱うようになり、格段にアクセスが増えました すっかりエセ家電ブロガーですねぇ… コメントを受け付けてないので、"ココ"に対する鬱積した想いもあろうかと思いますが、来年に向けて、どうにかリセットしてほしいですにょ~

 

 こう書くのもなんですが、『帆船模型』のフレーズでアクセスしてくれるのがやはり一番うれしいですね。(もちろんブックマークからの方も) それによって造る意欲が…湧かないこともないですが心強いです 対してオーディオはというと、市販品を買ってセッティングするだけの完全受身ですから、つまらない事はないのですが…、まぁそのくらいということで…。(今の環境には満足してますヨ)

 

 身の回りが段々と片付いてきて、造るペースも戻ってきています。 来年中には『エセックス』完成させたいですね~。 もちろん製作記のほうも。

 

 それでは今年はこの辺で… 

 

 

 


SCD-XA5400ES 機器設定編+ちょっとインプレ

2009年12月28日 | オーディオ

 そろそろ音質が安定してきたようなので、SCD-XA5400ESの"機器の設定(+インプレッション)"をお送りします。

 

 当機を導入した理由・きっかけを正直に申しますと、音質(試聴の結果)というよりも、TA-DA5400ES、DA5500ESとの組み合わせで実現する『H.A.T.S.』と、『32bit DSD-DAC』(共にアンプに装備の機能)を試したいことが"第一"でした 試聴の結果ではなくて宣伝機能に惹かれるなんて、オーディオをやってる方に一番嫌がられるタイプですね、スミマセーン。

 

 ・ 『H.A.T.S.』とは、プレーヤーとアンプ間で過不足無くデータをやり取りして時間軸ノイズ(ジッタ)を発生させない機構。

 ・ 『32bit DSD-DAC』とは、SACDに使われているDSD信号を信号通りにアナログ信号に変換するDAC。

 

* DA5400ESの"32bit DSD-DAC"は、HDMI経由のDSD信号ならどんなプレーヤーからのDSDでも動作する機能です。 簡潔に書くと、DSD信号をまずは高サンプリング/高ビットのPCMへ変換する回路です。 (DACとはD/Aコンバータのことなので、正確にはDDCと呼ぶべきトコロなのですが…。 直近でアナログ変換するからかな?)

 

 とはいっても、オーディオも電気を通して各回路を動作させている『電気製品』なんですから、まずは、こういった『機能』や『物理特性』が"しっかりしたもの"であるのに越したことはありません。   

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

■ プレイヤーの設定 

 

 始めに、スピーカー環境や接続環境に合わせてSCD-XA5400ESの本体にあるスイッチを幾つか操作する必要があります。 スイッチは本体背面にもあるので設置前にあらかじめやっておきたいトコロ。 ですが、これら3つのスイッチ設定は一瞬見ただけではチョット煩雑です。 

 

 ・ HDMI接続をする場合。 背面のスイッチは[HDMI PRIORITY MULTI/2CH]スイッチのみが適用されます。 これは2ch、マルチの両方が収録されているディスクを入れた際、どちらを優先して再生させるかの設定。 2ch / Multiの切り替えはディスクを挿入した後、停止中に変更できますが、一々設定するのは面倒なのでアンプ数・スピーカー数に合わせて(または聞きたいほうに)あらかじめ決めておいた方がいいです。

 

 ・ HDMI以外のデジタル接続をする場合は、背面スイッチの[DIGITAL OUT]スイッチが"ON"であることを確認します。 そして電源投入後[HDMI]スイッチが"OFF"であることを確認します。

 

 ・ アナログ接続・ヘッドホン接続をする場合は背面スイッチは特にいじる必要はありません。 少しでも不安定要素を減らすために(?)、[DIGITAL OUT]を"OFF"にしてデジタル出力回路を切ってもいいですね。 こちらも主電源投入後、フロントパネルの[HDMI]スイッチが消灯しているのを確認します。

 

* 要するにHDMIとその他出力は排他仕様となっています。 また、デジタルのマルチチャンネル出力ができるのはHDMIのみ。 それ以外のデジタル出力からはSACD(DSD信号)の2ch、Multi共に出力されません。(※1)

 

 

 

■ TA-DA5400ES(AVアンプ)とのHDMI接続

 

 結線したら、いよいよアンプ側の設定。 SCD-XA5400ESが読み取った信号をHDMIで送った時、TA-DA5400ESがしっかり受け取れるよう設定します。

 

 ・ アンプの設定項目の[HDMI]を開くと、一番上に[Control for HDMI]があるのでここを"ON"にします。 そして、下から二番目、[H.A.T.S.]も"ON"にします。 こうするとXA5400ES間とジッターフリーが出来ます。 (2009/12現在、SCD-XA5400ESとのみ。アンプでは同社TA-DA5500ESも対応しています)

 

 ・ DSD伝送は、プレイヤーとアンプが双方の対応音声を確認した上で行われます。 この作業は自動で行われ、プレイヤー・アンプ共に設定項目はありません。

 

* ひとことメモ。 明記はありませんが、[Control for HDMI]を切ると、映像再生時、映像と音声のズレを自動で補正する機能(リップシンク。設定がHDMI AUTO時)が働かなくなります。(設定はできても実際はズレることも) また、聴感上HDMIに対する『ジッターエリミネーション(フリーではなく除去)回路』も効きが弱くなるような気がします。(あくまでも気がするだけです) リンクをするつもりではなくても"ON"にしておいた方が無難です。 

 

 SCD-XA5400ESとTA-DA5400(5500)ESの組み合わせにすると、SACDのDSD信号がダイレクトにアンプへ出力されます。 H.A.T.S.もちゃんと働いて、これで当初の目的が達成されました (※2)

 

 なぜDSD出力を喜んでいるのかといいますと、SACDのDSD信号をプレイヤーでリニアPCMに変換して送った場合、欠落したデータになってしまうためです。(PS3ではそうでした) HDMI規格ではPCMの上限帯域が24bitと決められているため、リニアPCM換算で約32bitビットを持つともいわれるDSDが完全には復元されないのです。(※3)

 

 先代のTA-DA5300ESもDSD入力には対応してましたが、内蔵のDSD変換デバイス(DDC)の帯域不足ためDSDをフルに再現するには不完全な仕様でした。 しかしTA-DA5400ES以降搭載された32bit DSD-DACの活躍で、ほぼ原型通りの音声データが復元できるようになったんです。 メデタシメデタシ

 

 

 

■ ちょっと疑問

 

 …なんですが、新たな疑問も出てきてしまいました。 それは以前も紹介した、AVアンプ側のD.C.A.C.補正機能です。 

 

 以前もお伝えした通り、高ビットレートで入力されたリニアPCMは、D.C.A.C.の周波数補正を受けると44.1kHzまたは48kHzに落とされてしまいます。  しかし、取説にはDSD信号に関する記述が無く、公式や情報サイトにも詳細な情報がありません。 例えば、BDプレーヤーから送られた高サンプリングのDolby True HDビットストリームは補正を受けないのですが、SACDのDSD信号のほうは「落とされてしまう」のか「補正を受けない」のか、如何に??

 

 

 

■ 聴感

 

 いいですね~。 私好みのカッチリとした音質を維持しつつ、余韻や包み込まれ感も上々です。 とうとうここまで来てしまったという感じ。 マルチ収録のSACDの感動はこんな言葉では伝えきれません。 スピーカーはこんなに安物(オーディオマニア比^^;)なのに、まさしく別世界になりました 皆さんも是非是非専門店で試聴してみていただきたいトコロです。

 

 

 

■ AVアンプ側のサウンド設定

 

 ・ サウンドフィールド : なるべく音源に忠実になるように[A.F.D. AUTO]が基本。 録音に違和感があるときや2ch音源を豪華に聴きたいときには、他のサラウンド拡張設定にします。 (私はCinema Studio EX A/Bのみを使用)

 

 ・ 周波数補正モード : 音源がCDの時は[ENGINEER]モード。 SACDのときは音源の質、録音状態で変えます。 具体的には、スピーカー間に自然な繋がりを感じられなかったときは、まずサラウンド部のみ補正する[FRONT REFERENCE]、それでも効果が無い時は[ENGINEER]。 中には補正しなくても繋がりが良く聴こえる音源もあり、その場合は[OFF]にしています。 いずれの場合も折角の質の高い音源に手を掛けすぎないようにします。

 

 

 

■ H.A.T.S.を切ってみた

 

 まぁ、予想はしてましたが… H.A.T.S.を切ったとしても、ジッタエリミネーション側も常に動作しているためか(それとも駄耳のためか^^;)、それほどの音質低下は認められませんでした。 ただ、キビしめに評価すると、音の輪郭がぼやけてだらしなく滲んだ感覚?になってしまいます。 しかし、最近のSACDや高規格PCMの音質が鮮烈過ぎという方には、いかにも『アナログ的』になるので一度はお試を。

 

 

 

 まぁ、SONYというメーカーはオーディオに関しては("も"?)割を食ってるみたいで、専門店でもあまり見掛けないメーカーになってしまいました。(注文は受け付けてくれると思いますが…) ご近所のお店に置いてないようでしたら、ソニースタイル大阪で展示・試聴を行っているとのことなので、「これは!」と思ったら試聴予約を入れて出掛けてみるのもいいですね。 なにせ、現在はあの金井隆さんが調整した環境ですので。  (2009/12時点の情報)

 

 

 

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※1 SACDの著作権保護機能のため。 SACDのデジタルデータ(変換したリニアPCMも含む)を送る際には、著作権保護のために機器間で暗号化情報を双方向で遣り取りすることが定められており、従来のデジタル端子では伝送速度が遅いためそれを送ることが出来ません。 伝送も一方向であるために、SACDのデジタル伝送規格から除外されています。

 

※2 ジッタフリー機能、H.A.T.S.は他社製アンプでは働きません。(2009/12時点調べ) 「DSD出力」のほうは、他社製アンプに対しても出力できる場合があるようです。 仕組みとしては、プレイヤーがHDMIを通じてアンプのデジタル信号対応状況を調べ、DSD/PCMのどちらを出力するか決めます。 お利口さんなプレイヤーですね

 

※3 SACD(DSD)のレートは2.8224MHz/1bit。 大雑把に書くと、リニアPCMは"0"と"1"がアナログ変換時の演算用の数値としての意味を持ちますが、DSDは疎密(1bit)の出現頻度と濃度自体がオーディオ波形として機能する信号。 いわばデジタル版"アナログ波形"ともいえます。 過去一部のデジタルプレーヤー&アンプには、DSDから直接スピーカー駆動できる信号を取り出せる機種もありました。

 

 

 


エセックス製作記 vol.7

2009年12月23日 | 帆船模型

 だいぶサボって、すみません。 ちょっと手荒れがひどかったもので…。 というわけで、久々の製作記の更新。 今回は下甲板構造物の製作です。

 

 

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 こちらは、アンカーを固定する"アンカー"です。 いや、冗談ではなくて本当にアンカーを繋いでいるロープを固定させているところです。 この船の中ではかなり大きな留め具の一つで、実船でも力が掛かるところなので、この後(写真左手)にもう一つ付いて二連になっています。

 

 

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 その製作法。 先ずは、図面の寸法に合った棒材を、指示通りに切り分けます。 ココは実寸5mmの棒角材を”くさかんむり”を造るように組みます。 写真下。 ここで注意することは材同士の噛み合わせ部分です。

 

 

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 もう一つ上の写真のように、お互いに噛み合う深さの半分の溝を掘り、噛み合わせます。 片側だけを掘ってしまうと、その材自体の強度が低くなってしまいますし、ふとしたことで抜けてしまいます。 ここは実際にロープを掛けるところ(力は掛かりませんが)なので、このように工作します。 なるべく自立できるような正確さも…。

 

 

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 ナゾの物体。 これは一体何なんでしょうかね でーんとしている割には造り方まで図面に書いてあるので無視するわけにはいかず、とりあえず造って設置してみました。 既におなじみとなった、内装のウォールナット材で化粧するのを忘れずに・・・。 (写真は船体前部)

 

 

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 ナゾの物体その2。 "物体その1"よりも複雑な形をしているのが余計に謎めいています。 形から推測すると、小型のウィンドラス(巻き上げ機)か、排水ポンプの可能性が高いと思われますが…。 ともかく階下へと動力を伝える装置のようです。 この後にも何かを付ける指示がありますが…。

 

 

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 そして内壁面の製作。 二階の梁(はり)となる部分を付けた後、その部分を噛むように"コ"の字に削ります。 せめてもの強度策です (梁にはこの後、さらに支え材を下部に付けます)

 

 

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  完成しました内壁張り。 その全体像です。(船体後部) この後、砲門のフチや壁面をもっとキレイに仕上げます

 

 実船はこのように一枚壁にはなっておらず、一階ずつ、きちんと床、壁、天井で囲むようになっています。 まぁ、ここら辺はじっと見ることも無いでしょうから、このような工法が効率的で良いでしょう。

 

 

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 次回は一気に上甲板を仕上げて、塗装までいきたいですね

 

 

 


FINAL FANTASY XIII 自室での画質設定 後編+α

2009年12月21日 | ゲーム

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 ディスプレイの色温度設定を6500Kにすると、より"実物の写真"に近い色味で見られるハズです

 

 

 

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 皆様いらっしゃいませ

 

 ちょっとタイトルと中身がズレている気がしないでもない今日この頃ですが、早速後編にいってみましょう。

 

 

 

■ 現在のBRAVIA 40W5の画質設定

 

● 画質の設定値 (2ページ目、詳細設定内)  以下”[]”は選択幅

 

 ・ 黒補正 : 弱 [切、弱、中、強] 

 ・ アドバンスドC.E. : 中 [切、弱、中、強]

 ・ ガンマ補正 : 0 [最小(-3)~最大(+3)]

 ・ オートライトリミッター : 切 [切、弱、中、強] 

 ・ クリアホワイト : 弱 [切、弱、強]

 ・ ワイドカラー : ワイド [スタンダード、ワイド]

 ・ ライブカラー : 中 [切、弱、中、強]

 

 

● 解説

 

 ここまで来ると、BRAVIA特有の名称を持つ設定項目も多くなり、同ブランド機所有の方にしか具体的な解説にはならないですね

 

 黒補正。 やはり、液晶の黒表現は前回の設定をしてもややグレーがかっています。 そこでこの機能。 あまり強くすると暗いグレーが黒く潰れてしまいますので、掛けるなら"弱"程度に。 これで影部分のみ一段と沈み込ませてくれます。

 

 いままでの設定より黒表現をバランス良く改善する効果があるのが、アドバンスドC.E.でした。 ここは、明るさに関する設定によっては加減の必要がありますが、大概は"強"にしても暗部を強力に潰す様なことはありません。

 

 ガンマ補正は変更しませんでした。 良い効果が感じられなかったからです。 他の設定如何では効果があるかもしれません。 (色彩設定を厳密にする上では調整も必要ですが、この記事ではあくまでも、見易さを基準にしています)

 

 オートライトリミッター。 名前からすると省エネ機能と勘違いしそうですね ここは映像信号に含まれる過度な輝度を抑える働きをします。 しかし作品本来の映像演出を損なうので、別段理由が無ければ"切"にします。

 

 クリアホワイトを掛けると、白部分のみ、色温度"高"のような処理(やや青みがかった白)にする効果を感じました。 言ってみれば、純白が”白磁器”のような透明感のある白になります。 FINAL FANTASY XIIIには、清廉な印象の"白"の演出が多いので、メカニックな装甲や光線の質感、青~白を多用したシーンでの質感がかなり良くなります。 (限度はありますが)

 

 ワイドカラー、ライブカラーは完全に好みでよいでしょう。 双方共に、強くすると色彩表現の帯域が延び、"画"が派手目になります。 苦手な方はご注意を。

 

 

 

● モーションフローについて

 

 お待ちかねのモーションフローです。

 

 この機能については、ネット上でも、効果が有る無しの"言葉"だけが一人歩きして、見たことが無い方は非常に迷ってしまうところ。 また、実際に『見て』『感動して』購入したのに、自宅で使ってみると案外効果が薄かったということもあるかと思います。

 

 モーションフローの効果を高めるためには、まず、"ノイズリダクション系"をすべてオフにすることをオススメします。(オリジナルの画質が良ければ、なるべくプレイヤー側もOFF。 AVアンプのアップコンも必ずOFF。 パススルー状態にする) そして今回紹介の、"詳細設定"内の補正も、入力信号の測定+補正という余計な行程を経る為、倍速処理を阻害する可能性があります。

 

 そして、肝心のFINAL FANTASY XIIIでの使用感ですが、今までの設定をした上では"4倍速"の良い効果が実感できました。 ただ、"強"にする必要は無いでしょう。 "強"にすると、処理の得意なところと苦手なところの差が顕著になってしまいます。 それと、全く同じシーンであっても時々で処理結果の可否が一定せず、違和感が出る可能性もあります。

 

 まぁ、一瞬でも『嫌な画』を見たくなければ、やはり取説通りに"標準"が良いでしょうネ

 

* BRAVIA W5,F5(40型以上)のモーションフローを"標準"にしても処理が2倍速にダウンすることはありません。 創り出す"画"の傾向が変わるだけです。 "切"にすると、倍速処理が解除され、入力された信号のとおり(60f/s)になります。

 

 FFXIIIの公式HPで紹介された設定ではモーションフローは切るのが望ましいとあります。 これは大きな遅延が起きないようにするため、または4倍速未搭載TVへの配慮かと思います。 このゲームにはフレーム単位のタイミングが要るような操作はありませんので、遅延を理由に切る必要は全くありません。

 

* 各補正機能を掛けすぎると音と画にズレが生じ、そちらのほうが気になってきます。 ほどほどに。

 

 

 

● その他の改善項目

 

 画質改善の意外な盲点としては、画面サイズの変更があります。(放送波のみ)

 

 案外知られていませんが、多くのフルHD(1920×1080)薄型テレビは放送波に対して、初期設定では"拡大表示(オーバースキャン)"するようになっています。(2009年6月調べ) この拡大表示は映像エンジンに要らぬ負荷を掛けますし、意図しない縞模様やチラつきが出てしまうなどの弊害があるので解除するのが好ましいです。

 

 ・ BRAVIA W5,F5(40v型以上)

 

  [メニューボタン]

     ↓

  XMB

     ↓

  設定

     ↓

  画面モード

     ↓

  (対象の入力モードを選択、確認)

     ↓

  ワイド切り替え

     ↓

  "フル"

 

 通常は"ワイドズーム"で、"拡大表示"するようになっていますが、ここを"フル"にすることによって、放送波も真の意味で"1080p"相当の映像を見ることができます。 一度お試しアレ。 

 

* 正確に書くと、いわゆる『ドット・バイ・ドット』表示になります。 外部入力は初期設定で既に"フル"になっています。 放送局、番組によっては、画面の縁にザラつきや黒帯が出たり、意図しない文字が現れたりして汚くなる場合もあります。 また、4:3放送受信時に正常な縦横比が得られない機種もあります。

 

 

 

■ まとめ

 

 FINAL FANTASY XIIIの画質設定という記事で二回にわたってお伝えしてきたわけですが…。

 

 えーなんというか、書きにくいのですが…、元々CGと、液晶・プラズマディスプレイというのは非常に親和性が高いんですね。 『この設定ならピタリと合う』なんていうシビアなものではありませんので、公式設定やこの記事の前編、後編を参考にして設定していただければと思います  (何事も根を詰めると良くないということで…)

 

 また、様々なところで言われている通り、40W5を含む、この時期発売のBRAVIA(中級以下)には画面端や四隅が薄暗いという症状があります。(ここに掲載の写真を見てもらえれば判ります。 あれはカメラ、ライティングのせいではなくて、本当に薄暗いです) 私自身は、そのお陰で画面中央に集中できるので、ケガの功名だと思って気にしていません(笑) もうすでに旬は過ぎている機種ですが、購入の際はご注意ください。 なお、この症状はBRAVIAすべてにあるわけではなく、例えば同シリーズのX5000(2007/10発売)や上位機種にはこのような症状はありません。

 

 

 

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 さて、一応このブログでは"オーディオ"も扱っているので、FINAL FANTASY XIIIのサラウンド表現についてもお伝えしようと思います。

 

 以前はプロロジック収録しかなかったゲームの音声も、PS3(BD-ROM)になってからドンドンとサラウンド音声を収録してくるようになりました。 公式サイトを見てみますと、FINAL FANTASY XIIIも専用スタジオを使い、壮大な?サラウンド環境を構築しているようです。

 

 もしAVアンプをお持ちなら是非とも繋いでみてください。 ストーリーに、より没入できますヨ  厳しいことを言わなければ"ダイレクト"、"AUTO"などのサラウンド設定で十分楽しめると思いますが、ちょっと気なった部分もありましたので記しておきましょう。

 

 

 

■ サラウンド環境のオススメ設定

 

● FINAL FANTASY XIIIの収録音声

 

 このゲームは、各チャンネル間をかなり分離性(独立性)の高い音声で収録しているように感じます。 まさに1ch=1スピーカーといった感じ。(大体の映画ソフトもそうですが…) そこで問題になるのは各チャンネル間の"つながり"にやや難がある点です。

 

 シアタールーム(プレイルーム)が10畳以上だったり、5.1または5.0、4.0chでITU-R環境を作っている場合、スピーカーの角度、距離が開いているため、"ダイレクト"のように、サラウンド環境をソフト任せにすると、画面外の音、特にサラウンドの間でつながりが悪くなり、スピーカーが無い方向の音が大幅に欠落して聞こえたり、スピーカーの位置だけに音声が転々とワープするように聞こえるといった症状が起きます。

 

 もしそのような症状が出たら、AVアンプがSONY機であれば、Cinema Studio EX系(AかBがオススメ。 Cはエフェクトが効きすぎ)にすると、オリジナルを保ちつつ症状を解消できることがあります。 これは映画で同様の症状が出たときにも使えます。 是非お試しください。 (いずれもエフェクト値100%時)

 

△ パッケージの表記、DTS、Dolby Digitalは、5.1ch PCMを送れない光接続用に用意された音声です。 HDMI接続では5.1ch PCMに変換されたものが優先して出力されます。

 

 

 

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 最後、やっとオーディオ的な記事を載せることができました。めでたしめでたし …え? このブログは帆船模型の紹介じゃないかって? むははw そうでしたw でもそれはまたの機会に。 楽しみはとっておきましょう、ということで。 ではまた。

 

 

 


FINAL FANTASY XIII 自室での画質設定 前編

2009年12月19日 | ゲーム

 発売から数日経ちました、FINAL FANTASY XIII …もうクリアした人は居るんでしょうか? なんかクリア競争っていうと学生時代を思い出しますねぇ。 まぁ私はもったいないのでユルユルプレイなんですけど…。

 

 さて、そのFINAL FANTASY XIIIなんですが…、

 

 いや~すごいですね~。 ストーリーはさておいて、特に映像の造り、カメラワークが映画を意識していたり、収録音声がサラウンドだったりと、これを機に全国の家庭を一気にホームシアターに仕立て上げる魂胆なんじゃないかと思うほどです 『腐っても鯛』は撤回しましょう。 『腐らない鯛』です。 いや~ めでたいめでたい~ …

 

 戯言はさておき…、 改めて公式HPを見てみますと、なにやら『”公認”オススメ画質設定』(!)なるものがチョコンとあったり、それに感化されてか、幾つものブロクでその設定を試したりレビューしたりと大賑わい。 私も遅れをとってはならぬと筆をとった次第であります

 

 実はプレイするに当たり、画質等は普段使いから一切変更していません。(下記の設定値) それで尚且つ見え難いということは全く無く、満足する画質が得られています。(初期の薄暗いシーンも隅々までバッチリ。 それでいて序盤中ほどの『白~スカイブルー』のシーンも自然な明るさ) 

 

 ブログに書くためイロイロと設定をいじってはみたものの、普段の設定の近似値が一番よろしいようです。 (見慣れてるからじゃないの?とは言わないでくだされ~)

 

 明るさ関係では、バックライトに蛍光管を使った液晶は少々評判がよくないので、その辺りのレビューにもなればと思います。

 

 

 

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 ディスプレイの色温度設定を6500Kにすると、より実物の状態に近い色味で見られるハズです

 

 

 

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■ 現在のBRAVIA 40W5(F5)の画質設定

 

 現在使用しているディスプレイは、以前もご紹介しました、液晶テレビBRAVIA 40W5(テーブルトップスタンド改(笑))です。 解説の前に、参考になるかわかりませんが自室の環境を記します。 これは室内環境も画質に影響を及ぼすためです。

 

 

● ホームシアタールームの環境

 

 ・ 照明は電球色(オレンジ系)蛍光灯

 ・ 内装の色調は明るいベージュ系 (主に土壁と襖と畳)

 ・ 窓は西向き 日中でも照明が要るほどの薄暗さ

 ・ 画面は窓のある西を向いている

 

 このような環境です。 画面が窓と正対しているので、日中、暗いシーンでは当然映りこみが激しいです。 ですが使用はほぼ夜間のみですので”日中の条件”は無視して構わないでしょう。 

 

 以下が実際の設定値です。

 

 

● 画質の設定値 (1ページ目のみ)  以下”[]”は選択幅

 

 ・ バックライト : 1 [最小(0)~最大(10)]

 ・ ピクチャー : 最大 [最小(0)~最大(100)]

 ・ 明るさ : 50 [最小(0)~最大(100)]

 ・ 色の濃さ : 50 [最小(0)~最大(100)]

 ・ 色合い : 標準 [赤最大(50)~赤1、標準、緑1~緑最大(50)]

 ・ 色温度 : 中 [低2、低1、中、高]

 ・ シャープネス : 最小 [最小(0)~最大(100)]

 ・ ノイズリダクション : 切 [切、弱、中、高]

 ・ MPEGノイズリダクション : 切 [切、弱、中、高]

 ・ モーションフロー : 強 [切、標準、強]

 ・ シネマドライブ : オート1 [切、オート1、オート2]

 

 

● 解説

 

 多分、"バックライト"と"ピクチャー"の設定に『え?』と思った方も居そうですね

 

 まず、改めて"バックライト"の値を見てください。 ここが"1"と低いので、普通のシーン(放送波、ビデオ含む)で『眩しい』『チカチカする』等ということは全く無く、"ピクチャー(コントラスト比)"が高いので、全体のバランスを保ちつつ、プラズマにも迫る『黒』(とコントラスト)を実現できています。(主観 ですが、冗談ではなく大真面目です。(BRAVIA X5000、W5において)

 

 液晶に装備されている一般的なバックライトの最大光量は明る過ぎます。 低めの設定でも、ある程度の光量があれば、ヒトの目はコントラスト比のほうに敏感なので全く問題はありません。

 

 "明るさ"は中間から外れる設定をすると著しく『画』の質が破綻してしまいます。 例えば高くすると、黒がグレーになったり全体が白味がかり(白トビ)、低くすると中間色が黒く潰れてしまいます(黒つぶれ)。 ここはせいぜい"40~60"の間に抑えたいところ。

 

 "色合い"が"標準"なのは説明不要でしょう。 いじるとバランスが崩れてしまいます。

 

 "色温度"の"中"は色彩工学の規格値でいうところの8000k。 標準値の6500kに相当するのはBRAVIAでは"低1"です。 低くすると目が疲れにくくなりますが黄色味が出てきて、高くすると青っぽく鮮明に見えますが目が疲れやすくなってしまいます。 ここの設定は割と自然な色合いを持つ"中"~"低1"で行きます。 (まぁ、お好みなんですけど…)

 

 "シャープネス"は、無闇に上げてしまうとギラギラ感が増すので、プレイ中、字幕や小さい文字が見難いということが無ければ、なるべく低く抑えたいですね。

 

 "ノイズリダクション"系は、HDMI機器からの入力に対しては遅延の原因にしかならないのですべて”切”。 効果があるのは、コンポジットからの映像や、解像度や容量の低いMPEG映像のみでしょう。 BDの映像や、PS3で再生されたDVD(いずれもHDMI接続)、大手放送局のHDデジタル放送波には不要かと思います。

 

 "シネマドライブ"は、24コマで収録された映像の処理方式を設定するところです。 上記設定は多分初期値です。 私は古い映画は見ないので、あまり意識したことは無く、質感に詳しくもありません。 それとFINAL FANTASY XIIIにも設定不要な項目かと思います。(通常は働きません)

 

 

 

 前半は終了。 後編、近々まとめます。 ”モーションフロー”関係も後編にて。

 

 

 

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■ 掲載写真の撮影条件

 

 カメラはサイバーショット、DSC-T20(810万画素 2007発売)を使用。 外光を遮断した上で、電球色蛍光灯を点灯。 撮影は"最大画角"、"オート撮影"、"フラッシュ禁止"、"露出調整無し"で行いました。

 

 撮影した画像はフォトショップにてトリミング(約16:9に変換)、web掲載のためのダウンサイジングを実行。 その他加工は一切無し。