ひよこ造船工房

納期遅れ常習犯の船大工。 猫画、オーディオ、たまに造船記♪ since 2008.11

2011.7月後半の音楽的紹介

2011年07月31日 | コラム

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 また今回も過去分の紹介です 

 

 これはかないまるさんのHPで紹介されていた声楽のSACD。 教会音楽なので、ご本人も機器調整用とお書きになっている通り、娯楽性よりも、"石造りの広い屋内の音響感覚"を掴むものでしょうね… 

 

 とはいえ、まぁ良録音版と言えるほどの圧倒的音場感覚と厚い声量なのは確か。 教会音楽という狭いジャンルでなかったら万人が楽しめたと思うのですけどね…。

 

 さて、このレーベルのPentaToneは結構良質なSACDを多数出していまして、私もチラホラ買っています。 かないまるさんオススメのSACDにもこのレーベルが多くあります。 ただ、同レーベルだからといって全て同じ録音技師(チーム)が収録していることは無いでしょうし、当たり外れはあります。

 

 最近では"e-onkyo music"さんでも同レーベルの楽曲が192/24でダウンロードできますので、先ずは試聴、SACDでなくてもいいのならそのまま購入しちゃいましょう とにかくDSD、SACD含め、ハイレゾ音源オススメします 

 

 

 

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ホームシアターおさらい解説 BDプレーヤー選び編

2011年07月26日 | ホームシアター解説

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■ コストパフォーマンスで選ぶ

 

 気軽にストレス無くDVD、BD(ブルーレイディスク)を再生させる機種としては…、これはもう異論は無いでしょう、PlayStation3があります。 音声信号的にはダイレクトストリームができる、2009.9より発売のCECH-2000以降の薄型機が適しています。

 

 2009.9登場機は、旧機体(最初期登場のCECHA 60GBモデル)と比べて、

 

 ・ 対応電源ケーブルが3ピン(IECコネクタ)ではない。

 ・ SACD再生機能が無い。

 ・ PS2ゲームプレイ機能が無い。

 

 これが特に退化した部分だといわれています。 逆に改善した部分は以下のもの。

  ・ HDMIからHD圧縮音声がそのまま出力(ビットストリーム出力)できるようになった。

 

 旧PS3では、HD圧縮音声は必ずPCMに変換されてTV・アンプに送られていました。(HDMIにおいて) 再生する上では、多くのアンプはマルチPCMに対応しているので全く問題ありませんが、経験上、HD圧縮音声はプレイヤーで解凍(デコード)せず、アンプ側で解凍した方が音質が高いとの感じているため、この機能は進化寄りの仕様変更と見ています。 ただ、初期機体特有の排熱ファンの爆音は、多少解消されたものの無音には程遠いのでご注意を。

 

 HDMIのみを使用した環境であれば、映像・音声に一定の品質がありますから、このPS3で十分でしょう。 むしろ、コントローラーでの操作に慣れれば操作感覚(レスポンス)の快適さは格段のものがあり、一切ゲームをしなくてもコストパフォーマンスが高い機体です。 (別途BD再生時用リモコンも発売されています)

 

 

 

■ 再生対応規格で選ぶ

 

 ホームシアターといっても映画BD/DVDを見るだけでは勿体無いです。 アンプとスピーカーがあるので音楽も聴けますし、PS3なら大迫力のゲームも体感できます。 …というわけで、映画DVD、BD以外の対応規格や品質も考慮したいところ。 ざっと見た場合以下のものがあるかと思います。

 

 ・ 映画(映像)DVD、BD

 ・ 音楽CD

 ・ SACD

 ・ ゲーム

 ・ DSDディスク

 ・ DVDオーディオ

 

 ホームシアターですから、1項目は必須なので解説不要…、としてもいいのですが、レコーダーで録画した番組をBD-Rに落として再生するような使い方も想定している場合、層の数、記録されている形式が対応していないこともあります。 製品の仕様を確認したり、販売店で試させてもらいましょう。

 

△ PS3では、SONY製レコーダーで記録されたAVCHD、2層50GBのBD-R/REが再生可能でした。

 

 音楽CD(CD-DA)は、12cmの円盤が読み込める機器なら、音質はともかくほぼ100%の機器が対応していますね。

 

 ホームシアターというと、ついBD再生品質だけに拘りがちなのですが、後で別規格プレーヤーを買い足したくなることもあります。 現在/今後、どんなメディアを再生したいのか良く検討してからプレーヤー選びに入りましょう。 1機で複数種のメディアに対応しようと考えると極端に選択肢が狭まりますから、予算・設置スペースがあれば映像と音楽を分けるのもオススメです。 使用する際にも目的がはっきりして使いやすいですし、万が一片方が故障しても全く観賞することができない事態を回避できます。 (これはあくまで利便性の観点です)

 

 ほとんどの方は、多くてもBD(DVD)、CD、SACDの3種の再生がご希望でしょう。 この3種の規格を1機でまかなえるのは国内メーカーでは、Marantz、DENON、SONY。 海外の有名どころではOPPOのBDプレーヤーがあります。 (独自調べ。 参考なので候補漏れはご容赦を)

 

△ 音声がPCMに変換されて構わなければ、旧PS3(CECHA 60GBモデル)が最も対応規格が多彩です。 排熱ファンの爆音に耐えられれば最も多機能なプレーヤーですね… (生産終了で品薄。…というより、中古しかないです)

 

 

 

■ 価格は品質にどう関係?

 

 価格ランキングサイトで調べると、BDプレーヤーにもかなりの価格差があります。 安いもので実売2万円を切る機器から、高いモノではオーディオ専門メーカーの50万円超という機器もありますね。

 

 あくまで私見ですが、デジタル主体の接続ではプレーヤーのデジタル回路品質(コスト)はあまり関係なく、高級機がコストを奢っている部分の多くは「アナログ信号変換周り」と「振動対策」だと考えています。 ですので、全てをHDMIで接続する予定だったり、しっかりとした重いAVラック(更にインシュレーターなど)が用意できていれば、それほどの品質の差は表れないと思います。 (むしろ、AVアンプ、スピーカー、TV/PJのほうが再生品質の差が如実に出ますね)

 

 やはり初めてのホームシアタープレーヤーにオススメなのは、PlayStation3ですね。価格も3万円を切りますし、録画機能も安く後付けできます。 後でステップアップするにしても無駄になりにくく、申し分無い性能でしょう。

 

 価格とは直接関係が無いですが、ウラ技的なものに"レコーダー"の選択があります。 録画機能はどなたでも重宝すること間違いなし!!な機能なので、家族を説得しやすく、お宅の"大蔵大臣"からも追加予算が出るかもしれません。 そうなったら、やや多めに請求して他装備の予算にも回せます。 まぁ、追加予算は冗談としても、再生専門であるプレーヤーと比較して「レコーダーだからココが悪い!!」などとはっきり言える様な差はありませんので、この方法もご検討ください。

 

 

 

■ HDMI 2系統同時出力

 

 HDMIは映像と音声を1本のケーブルで伝送できます。 そのことで問題もありまして、HDMIは映像品質を優先で出力するので、送り手(プレーヤー)、受け手(AVアンプ)のHDMI回路の質、設計によっては、特に音声側がぞんざいな扱いをされ品質が低下してしまうことがあります。

 

 そこで、映像と音声とを完全に分離してしまおうと、映像と音を分離して2系統から同時出力するプレーヤー/レコーダーもあります。 コストの問題からか極一部の高級機器に限られ、現在ではHDMI伝送品質の進化もあって搭載機器は増えていませんが、更なるステップアップには知っておきたい部分です。

 

 

 

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ホームシアターおさらい解説 計画編

ホームシアターおさらい解説 概要編vol.1

ホームシアターおさらい解説 概要編vol.2

ホームシアターおさらい解説 ルーム整備編

ホームシアターおさらい解説 AVアンプ選び編

ホームシアターおさらい解説 スピーカー選び編

ホームシアターおさらい解説 サブウーファー編

ホームシアターおさらい解説 自動音場測定編

ホームシアターおさらい解説 スピーカー配置編

ホームシアターおさらい解説 BDプレーヤー選び編

ホームシアターおさらい解説 映像機器編

 

 

* ブログ形式なので続けて読みにくい面がありまして申し訳ないです。 当連載は⇒の"ホームシアター解説"タグもご利用ください。

 

 

 


暑中お見舞い申し上げます 2011

2011年07月24日 | コラム

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ホームシアターおさらい解説 スピーカー配置編

2011年07月24日 | ホームシアター解説

■ 理想的な配置

 

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 上は以前にも掲載した、ITU-R策定のホームシアタースピーカー配置図です。(恥ずかしながら自作…) 中心点が座席位置だというのはもうお分かりですね と、5.1~6.1ch図にはSWも含まれると思ってください

 

 これはホームシアターの規格ができた当初からあり、現在でも使われているものです。 この他、スピーカーの高さに関する図もあり、それによるとフロントスピーカー画面の同高度の両脇、センタースピーカーは画面中央の真裏(←プロジェクター&スクリーンでないと事実上無理)、サラウンド・サラウンドバックスピーカーのツイーターの高さは着座時の耳の位置より10cmほど高くすることが推奨されています。

 

 ただし、これはあくまで配置だけで「理想的」にした場合であり、何の補正も掛けないときに必要な配置と考えます。 実際に補正機能付きAVアンプを使う場合、フロント部(フロント+センターの3ch)は、示されたものに近い配置にしたほうがいいのですが、サラウンド部は"左右対称"であればOKです。

 

 

 

■ フロントスピーカー

 

 ホームシアター環境では一般的な開き角より広めに取ります。 60°は一般的オーディオ環境より広めになりますね。 これは中央に画面があるためと、センタースピーカーで音声の"中抜け"を防止する設計ということでもあります。

 

 最近のスピーカーは指向性(音の届く角度)が広く、AVアンプでもある程度の補正があるので、センタースピーカーが無くても中抜けが気にならないと思います。 気になる場合はスピーカーバッフル面を聞き手に向ければ多少マシになります。 それでも抜けてしまう場合はセンタースピーカーを入れなければなりません。

 

 

 

■ サラウンド・サラウンドバック

 

 側面、背面(後方)なので、音質に気付き難いという利点もあって、フロント部より置き方に若干自由度があります。 ただし一点だけ、サラウンドをリスナー席の真横に置いてしまうと、耳に直に音声が入ってしまいます。 真横(視野外)からの音声には敏感になりやすいので全体の統一感が失われます。 サラウンドが真横の場合はスピーカー正面をやや前方or後方に振ります。

 

 5ch以上の音声といっても、ほとんどのコンテンツは6.1ch収録まで。 なのでスピーカーをなるべく減らしたい場合は6.1ch、つまりサラウンドバックは1chのみにします。 逆にお部屋が広めで、背面音場の方向感にもこだわりたいなら、サラウンドバックを2chにして平面7.1chにすると安定します。 (背面は"見えない"分、音質より左右のバランス感覚に敏感) ちなみに、音声が7.1ch未満の場合、他chの音声をAVアンプ側が解析してサラウンドバックへ配分するようになっています。

 

 "後方"の置き方は自由度は高めですが、より良くするには"左右対の角度"を優先にして合わせます。 左右対称だと違和感を覚え難いためです。

 

 ちなみに、5.1ch配置の場合はサラウンドをなるべく後ろ側にします。 真横より前だとサラウンド感が急激に失われる可能性が高いためです。 ただし、はっきりとした背面音が無い音楽のサラウンド再生では、真横でもそれほど違和感は出ません。

 

 

 

■ センタースピーカー

 

 フロント部分は肝心の"画面"があったり、映像機器をTVにした場合はプレーヤー・アンプもほぼココにあり、ITU-Rを参考に配置すればそれだけ素直に没入効果が上がります。

 

 

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↑ こんな置き方では画面が見えません。 ただしラック内に収めても、距離・角度によっては映像と音声が"乖離"します…。

 

 この状況で難しいのはセンタースピーカーの配置ですね。 多くはTV直下のラックに納められているでしょうが、これだと画面下からはっきりとセリフが出てきておかしく感じます。 画面がスクリーンであれば音が透過しますので、ITU-Rの提言通り、スタンドを使ってでも画面のド真ん中に配置するんですが、液晶・プラズマ(もしくはブラウン管?)だと画面真裏に置くと音が篭ってしまいますもんね… 

 

 これをスマートに解決させる方法は残念ながら思い付きませんでした 手間や予算、環境に拘らなければ、

 

 ・ プロジェクター+スクリーンを導入する。(音が透過するため。 これが本来の解決法)

 ・ 画面から離れて、フロント部全体の発音角度を狭める。

 

 などがあります。 なかなか難しいものばかり、お役に立てず申し訳ないです…。 そのほか、

 

 ・ センタースピーカーを置かない。

 

 と云う手もあります。 ただし、AVアンプ内蔵の音場プログラムの精度やソフトの収録状況によっては、フロント部の音に奥行きが無くなって(または単調な奥行きになって)しまいます。

 

 

 

■ センタースピーカー対処法

 

 TVをテレビ台に置いている場合、スタンドの高さよっては画面とラック天板に隙間が出来ます。 だいたい5cm程度あれば音が前面に出てこれます。 コレを利用してTVの後ろにセンターを配置します。 スピーカーの設計(振動板の位置や口径)によっては篭るものの、全体的にはセリフが安定して出るようになります。 しかし、薄型TVのスタンドが低い場合は難しいですね…。

 

 そこで上置きも検討してみます。

 

 

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 上写真は背面から見た図。 なんでも良いので、このように固い台(使っていないスピーカー)にセンターを載せ、画面上から覗かせる手も考えます。 下部に隙間がない場合は、ラック天板上に置いてラック・TVの反射込みの音声になるよりは大分マシです。 新たにスタンドが必要で、この選択もしなければなりませんが、下置きよりも音場感は多少増します。

 

 映画視聴では、AVアンプ設定で左右のフロントスピーカーからもセリフを少し出す設定にすれば、このような置き方でもセリフが引っ張られて中央付近で定位しやすくなります。 一方の音楽再生は、センター単独発音が少ないので、音場的には下置き、もしくは設置しなくても十分です。

 

△ 上は一例として挙げてみましたw 環境・状況により最適は異なります。 先ずは予算・手間の掛からない方法からお試しください。

 

 

 

■ フロントハイト・フロントワイド

 

 フロントハイトは、フロント部上部にスピーカーを配置し、高さ方向の音場を補完する目的で導入されました。 高さ方向の音声が重視される作品や圧迫感(潜水艦内部など)の再現が必要な作品で重宝します。

 

 配置は、フロントスピーカーのやや内側に内向きにします。 フロント部スピーカーとの位置関係を、丁度Wの字を逆さにしたような感じにします。 フロントハイトはセンター音声を引き上げる効果もあるので、センターをラック置きにした場合にもセリフ引き上げ効果があります。

 

 ただ、残念というか朗報というか…、現在、フロントハイトの音声が収録された作品は少なく、アンプのバーチャルスピーカー機能でハイト音声は割と簡単に再現できてしまいます。 しかも天井の高さによってはスピーカーを吊るのが必須となり、工事が要ります。 これらの手間を考慮すると重要度はそれほど高くありません。

 

 "ワイド"は、サラウンドを後ろ置きした場合の前方・側面音を補完するために置きます。 一般的ではありませんし、狭小部屋且つサラウンドが前置き・横置きなら必要なし、です 

 

 

 

■ サブウーファー

 

 サブウーファーの置き方には(同じ部屋に置くという以外)指定はありません。 名目上、ウーファーが発生させる低域音は方向性(指向性)に乏しい、つまりどの方向から来ているか知覚しにくいとされているためです。

 

 とはいえ、様々な体験談から大体よいとされている場所もあります。 それはセンターとフロントL、またはフロントRの間です。 理屈は分かりませんが、この場所に置くとサラウンド感が増すという報告が多数あります。 丁度アンプの近くになりますし、ライン(RCA)ケーブルや電源ケーブルが節約出来ますので異論はないでしょう 

 

 一部の高級機、最新機には、0.2ch分の出力があるという触れ込みのAVアンプがあります。 これにはサブウーファー出力が2系統装備されているのですが…、一部のサブウーファーには「ライン出力」が装備され、更にその先にウーファーを繋ぐ"数珠繋ぎ"にも対応します。 AVアンプ側で0.2ch分を制御する利点もあるのだと思いますが、0.1ch出力しかないアンプの場合でも、この数珠繋ぎや、二股RCAラインケーブルというものも売られていますので、この方法を低域音増強にご活用ください。

 

 一例として、SONY サブウーファー SA-W3000の取説(PDF)に数珠繋ぎが詳しく記載されています。 (同社ピアノ塗装シリーズSA-W7700は数珠繋ぎに対応しません)

 

 

 

■ 着座位置と自動音場補正(測定)

 

 スピーカーの周波数(音圧差)は設置位置、視聴位置で如実に変化します。 フロントスピーカーのツイーター、もしくはミッドレンジ(スコーカー)がなるべく耳と同じ高さになるよう、スピーカーと着座位置を調整します  AVアンプに装備された自動音場補正はそういった誤差も修正する働きがありますが、やはり物理的に調整できる部分はやっておきましょう。

 

 自動音場補正を掛ける際も、測定マイクの位置・高さは着座位置への正確な設置を心がけます。 位置が違うと、AVアンプの機種やお部屋の材質/構造によっては、周波数補正・低在波コントロールに誤差が出ます。

 

 

 

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ホームシアターおさらい解説 計画編

ホームシアターおさらい解説 概要編vol.1

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ホームシアターおさらい解説 ルーム整備編

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ホームシアターおさらい解説 スピーカー選び編

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ホームシアターおさらい解説 自動音場測定編

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ホームシアターおさらい解説 BDプレーヤー選び編

ホームシアターおさらい解説 映像機器編

 

 

* ブログ形式なので続けて読みにくい面がありまして申し訳ないです。 当連載は⇒の"ホームシアター解説"タグもご利用ください。

 

 

 


ホームシアターおさらい解説 自動音場測定編

2011年07月21日 | ホームシアター解説

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■ 自動音場測定機能

 

 まず『自動音場測定』とはなんぞ?なんですが、これは測定専用マイクを用いてルーム・システム全体の素性を計測、それらをなるべく理想的音場に近づけるように音質のクセ、バラつきを予め補正してくれる、AVアンプ搭載の機能です。

 

 従来アンプにも勿論補正機能は付いていましたが、マニュアルでの調整だったので、ヒトの耳だけが頼りで、適切な設定には豊富な知識や経験、聴覚神経の敏感さ、設定を専門家に頼む費用が大きな障害でした。

 

 それをアンプ自身にやらせて使用者の負担を減らそうというのが、この"自動音場測定機能"です。

 

 

 

■ なにが補正される?

 

 測定・補正される項目は、現状の国内機種を見ると以下の通り。

 

 1. 各スピーカーの能率(音量)差

 2. スピーカーとリスナーとの距離(発音タイミング)

 3. スピーカーの再生周波数ごとの音圧差

 4. ルームに発生する定在波

 5. スピーカーの位相差

 6. バーチャルスピーカー生成のための測定

 

 調べると大体これらの項目が出てきます。 (多くの機種では1~3,4辺りまでしかないですが) これらを、マイク設置位置でフラットに聞こえるように補正していきます。

 

 補正する必要性ですが、本筋は当然、「ソフトに収録されている音声を正確に再現する」ためです。 他に「ルーム込みで補正する必要があるのか?」、「すべて同じスピーカーだったら要らないのでは?」とのご意見もありそうですが、"ルーム(部屋)自体のクセ"も含めて補正しないと、"ルーム内で発音している音"になってしまうためです。 つまり、映画内で「広大な原野」、「狭い潜水艦内部」というようなモノが音響的に収録されていても、ルームのクセ(特性)も直さなければ制作者の意図する正確なスケール感が再現できないということになってしまいます。

 

 で、各メーカーの測定・補正精度なんですが…、前々回名前を上げた3社が優れています。 理由は、3社とも独自の測定・補正機能を開発しているためといってもいいです。 これによって細かいバージョンアップや機種によるパラメーター管理が迅速・高精度に出来ると、個人的に考えています。 (あくまで視聴体験と、左記のような事実からの類推による)

 

 

 

■ 補正することによる利点

 

 一番の目的はカンタンにいうと、各スピーカー間の音の断裂感を無くすためです。 この"音の断裂感"があると「今そこのスピーカーが鳴ったな…」ということが手に取るように分り、自然な一体感のあるサラウンド再生を妨げます。

 

 1から5までの機能はだいたいこの補正をします。 従来のステレオ再生では同機種のスピーカーが2つで、リスナーとの位置が三角形で安定するのため、このような問題はありませんでした。 が、最低でも5つのスピーカーを同時に鳴らすサラウンド再生環境ではバランスが最も重要で、耳で聴くだけの調整をするのが非常に困難なため、今では自動での測定・補正に頼るのが主流となっています。 (全て同じ機種のスピーカーにしても、置き方、置き場所が変わると最低限、1、2は補正の必要が出てきます)

 

 6は、お部屋の環境などで追加スピーカーを入れられない場合の付帯機能です。 お部屋の大きさ・環境によってはサラウンドバック、フロントハイトスピーカーの設置が難しいですよね。 そんな時に音場感を更に良くする為の機能。 主要メーカーの中には、最低でもフロント2chさえあれば"サラウンド感"が再現できると豪語しているメーカーもあります。 とても頼もしいですね 

 

 

 

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