ひよこ造船工房

納期遅れ常習犯の船大工。 猫画、オーディオ、たまに造船記♪ since 2008.11

『エンド・オブ・エタニティ(End of Eternity)』

2010年01月26日 | ゲーム

 またまた海戦映画の告知か? 

 

 いえいえ、そうではありません ココをお読みになっている方にはあまり縁が無いと思います。 『エンド・オブ・エタニティ』はトライエース[tri-Ace]が開発元のPS3 / X box 360用RPGゲームのタイトルです。 この冬はイロイロと話題のソフトが目白押しで若干影が薄い気もしないでも無いですが、一応注目している(予約している)タイトルでもあります。

 

 そのトライエースといえば、10年ほど前に発売された『ヴァルキリープロファイル』の内容には衝撃を受けましたね…。 斬新な戦闘システムは勿論、ストーリーのほうも既存のモノとは一線を画する良く練られた物語でした。 とはいえ、私自身、本当のエンディングの存在を知った&クリアしたのは購入から数年経った後でしたが…

 

 そんな実績のある会社ですから、今回も期待してるんですね~

 

 …ですが、そんなトライエースも期待外れの『前科』が無いわけでありません…。 私にとっては、ヴァルキリープロファイルの続編(前日譚?)に当たる『ヴァルキリープロファイル2 シルメリア』がそうでした…。 なんとかクリアはしましたが、戦闘システムの複雑さ(難易度は低めですが面倒…)や入れ込みにくいベタなストーリーのせいで、セラフィックゲートを攻略したり周回する気は起きませんでした。 (ゲームベタだからじゃないっすよ?)

 

 まぁ、これ以上はグチになってしまうので、より詳しい内容・評価は他サイトに譲るとしまして…。 今度の『エンド・オブ・エタニティ』の戦闘システムも一見すると複雑そうです。 今回は開発者本位が行き過ぎたモノじゃないことを祈ってます (トライエースのゲームはどちらかというとパワーユーザー向け…)

 

 私は前評判や事前プロモーションなどはあんまり見ないクチなんですね~ そんなヤツに評価されたくは無いでしょうけども…、さてさて今回はどうなることやら。

 

 

 


エセックス製作記 vol.8

2010年01月22日 | 帆船模型

 次の工作はクチバシ(嘴)です。 この部分、19世紀初頭まではどんな船も豪華で複雑な装飾をつけるのが当たり前でした。 ちょっと手抜きの誘惑にかられるトコロですね

 

 

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 最下部の飾りをガイドにして、飾り板支持材を取り付けます。

 

* スミマセン、また途中経過を撮り忘れデス…。

 

 支持材の上に三角形の桟材を取り付け後、下の写真の右のように飾り板を接着します。

 

 

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 写真左側の材も、本来なら右に写っているような出来合いの部品が付属していたのですが、寸法が合わず使用を断念。 すでにお馴染みとなった自作を余儀なくされました 下はその製作過程です。

 

 

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 作り方。 ある程度完成予想形に近い形になるように角材をまとめて接着。 完全に接着したらガリガリ削っていきます…。 空中で立体を形成する部材のため、図面と合わせながら設計図を起こすのは困難(面倒)なので、完全フリーハンドで削ります。

 

 黒い塗装で目立たないから良いものの、"装飾的"にはかなり下手っぴですネ まぁ、実用本位のアメリカ船であると思い込むことにしましょう。

 

 

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 ムラだらけ…まだ塗装の途中です この他、クチバシ下部材の補助支持材なども取り付けるなど細かい作業も行います。 しかし黒一色だとその努力も全く報われません… 写真では特に見にくい…。

 

 案の定、『マスター・アンド・コマンダー』を見てしまったせいで各部をイロイロと大改修をするハメになりました…。 というわけで、さらに完成は遅れます (というのは大げさですケド…)

 

 次回はお待ちかねの塗装の本格披露の予定です。

 

 

 


帆船模型造りにあると便利な道具 その3

2010年01月16日 | コラム

 今回はおそらく帆船模型にしか使わないであろう道具・冶具の紹介です。

 

 

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 摩擦力を利用した高精度のパンチ。 バネを利用した多くのパンチ(洗濯バサミ・クリップなど)と違い、挟んだ物に過度の圧迫を掛けないので、不安定な場所や柔らかい材に対しても正確な固定が出来ます。 また、黒い樹脂部分を逆にセットすれば、挟むだけでなく広げるようにして使うことも可能。 コレはかなりオススメ。 あともう1セットほど欲しいですネ~

 

* 固定する力(摩擦力)が弱くなったら、金属部分をラッカー薄め液やエタノールで拭くと回復します。

 

 

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 外板材をフレームに固定する専用冶具です。 まぁ、寸法が合えばどこにでも使用はできますケド (挟んだ状態をお見せしたいのですが、あいにくその工程は過ぎてしまいましたし…、使用法を書いた説明書もどこかへ行ってしまったようです…)

 

 写真のモデルシップウェイ社製のものは、コレ自体がキットになっているのでまずは自分で組み立てなければなりません。 板の厚さに合わせて寸法違いのものがあります。

 

 

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 帆船工作台。 全く使わないモデラーさんも居ますが、私は始めからこういったものを使用していたので無いと困るモノの一つですね キールを挟む構造のため、滑らかな船底を持つスクーナー・ヨットなど現代船には使いにくいという欠点もあります。

 

 

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 喫水線マーカー。 これは絶対必要になってくるモノです。 理由はいわずもがなですね

 

 

 

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 パンチ類は帆船模型店マイクロクラフトさまから通販で購入しました。 パンチのほかにも様々な専用道具も取り揃ってますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか~ もちろんキットやその他のパーツなども多数ありますヨ 

 

 

 


1/11に、映画『マスター・アンド・コマンダー』放送

2010年01月11日 | 映画

 1月11日夜9時 NHK BS2で、19世紀前半の海戦をテーマにした映画『マスター・アンド・コマンダー』が放送されます。 当時の戦闘帆船がばっちり再現されているようなので造船の参考になるかも知れませんネ。 とにかく帆船好きなら必見です

 

* 放送時間が変更になる場合もあります。 念のため必ず当日のテレビ欄もご確認ください。

 

 私はどうしようかしら…。 見ると目に映ったもの全部を再現したくなるので、ある意味ちょっとコワイんですよね… 録画しておいて、エセックスが完成した後に見ようかな~。

 

 

 

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 一方、こちらのブログの情報です。 告知を忘れていましたが、以前書いた『サラウンドスピーカーの選び方編』に真章(笑)が追加されました。 記事の並びを考慮して去年の10/25の記事としての設置です。 以前ご覧になって『位相差しか解説してないじゃないか』と思われた方必読です

 

 また、繰り返しとなってしまいますが…。 ここに書かれた内容は、私が実験・テストをしたり近所のオーディオ店で聴いた(訊いた)事、他のHP・ブログなどに書かれていたことの中で実際に効果が認められたり信憑性の高いもののまとめです。 言葉の至らぬ点や実証不足もあるかもしれません。 数ある中の一説と軽く取っていただければ幸いです。

 

 それではまたです~

 

 

 


SCD-XA5400ES S-Master PRO機とのアナログ接続

2010年01月08日 | オーディオ

 今回はSCD-XA5400ES(SACDプレイヤー、以下XA5400)+TA-F501(ステレオアンプ、以下「アンプ」)の組み合わせでの感想をお送りいたします 比較対象はSystem 501シリーズのSACDプレイヤー、SCD-X501(以下X501)です。

 

 

Scdxa5400es

 

▲ 今回、よく似た型番を持つ機種が紹介されます。 表記の読み間違いにご注意ください。

 

 

 

■ 機器の接続と設定

 

 ・ XA5400・X501とも、アンプとの接続は"アナログ(RCAアンバランス)"。

 ・ アンプの自動音場補正は普段使いから変更せず[ENGINEER]モード。

 ・ S-Master PROの機能、D.C.フェーズリニアライザー(※1)は[STD-A]。

 ・ アンプのボリュームは-32.0dBで試聴。

 ・ 使用スピーカーはJBL4307(能率91dB TAKET BATPURE付き)。

 

 

 

■ 聴感

 

 まず、XA5400がX501より勝っているのは"空間表現能力"です。 特にDSDネイティブ録音、オーバーサンプリング録音のSACDやCDの再生時に顕著になります。(古いアナログ音源から起こした音源はダメ…) X501でも、音質自体一音一音キレイにはっきり聴こえるんですが、荒々しい部分が和らいでいて、どちらかというとイージーリスニングに最適です。

 

 XA5400は、X501の良さを含んだ上で、音場・音像の構築も優れており、大音量でも余裕を持って再生しますからクラシックなどを『気合を入れて聴く』というスタイルにも十分耐えられるとおもいます。("聴き疲れする"という意味ではないですヨ) アラを探すつもりで聴くような場合でも、かなりの方を唸らせることができるのではないかと思います。

 

 CD"だけ"を聴くのならX501でも十分。 しかし、SACDの表現力なら断然XA5400に軍配があがりますネ。

 

 

 

■ 両機が搭載するD/Aコンバータの数

 

 過去、SCD-XA9000ES(生産完了)の解説には『6ch分のD/Aコンバータを載せ並列動作させ…』というような表記がありましたが、最近の機種は特長としてのこういう明記がありません。 X501やSCD-XA1200ES(以下XA1200)にはアナログマルチ出力が計6ch(5.1ch分)ありますので、これらには6ch分搭載されているのは確実。

 

 肝心のXA5400はというと、アナログ出力は2chのみ。 が、価格やクラスを考慮すると能力が奢られたDACは持っていそうです。 他に、CDをアナログ出力する際に、読み取ったPCMを一度DSD信号にアップさせる機能も持ちます。 これは音質改善というより、DACがDSD専用設計になっているためとも類推できますが、『CDもDSD音質相当に』ということで注目したい部分です。

 

▲ プレーヤーX501、XA1200ES等で有効な設定 : SACDをステレオで聴いている場合はチャンネル設定をなるべく[2ch]にしておきます。 [Multi]にすると、使っていないサラウンド・センター・ウファー分の処理もD/Aコンバータが行ってしまい、その信号が無駄になってしまいます。 [2ch]に設定すると1chあたり3ch分のコンバータを並列作動させることで余裕ができ、更なる高音質化が図れます。 これは他社製品でも似た設計なら有効のはずです。

 

 

 

■ 他の組み合わせでは?

 

 月並みな表現ですが、やっぱりいいですねぇ。 言葉だけでは伝えきれないので、手持ちの機器と組み合わせた際の比較を箇条書きにしてみましょうか。

 

 

● アナログ2ch接続(RCA)での順位

 

 TOP : XA5400 + TA-F501

 2位 : X501 + TA-F501

 3位 : XA5400 + TA-DA5400ES

 

* 『XA5400+TA-DA5400ES』のHDMI接続(2ch)は、敢えてこの順位に入れるとすると、2位と同等辺りでしょうか…。 条件をサラウンド(5.1ch設定・HDMI接続)にすると、空間表現が段違いに良いのでダントツのTOPになります

 

 順位を見て頂ければ分かるように、なんと、アナログ2ch接続&再生ではS-Master PRO機との組み合わせが意外と健闘してます。(自己採点で、こう書くのもなんですが…) 

 

 このテストで感じたのはXA5400の音質だけでなく、S-Master PRO搭載のTA-F501の底力でした。 というより、アンプやスピーカーでも相当音が変わるのもオーディオですw (しかし、価格差があるとはいえ、機能が奢られたデジタルネイティブ伝送のAVアンプが微妙とは…。(※2) これは早速検証せねばなりませんね)

 

 

 

■ その他

 

 AVアンプ、TA-DA5400(5500)ESをお持ちなら、HDMI接続でマルチDSDのダイレクト伝送が聴けます。 この同社製同士の組み合わせだとフロー制御も効いて音質もコストパフォーマンスもグンと上がります。

 

 一方のアナログ接続でも、この価格からすれば十分オススメの範囲になるかと。 ただし、すぐ下の機種XA1200が価格的に接近し、従来からのお馴染みのある"アナログマルチ出力"もできます。 アナログ接続オンリーなら、両機も勿論、他社製品も候補に入れることをオススメします。

 

 

 

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 今回の試聴テストで一番感心したのは、主役のXA5400を差し置いて、TA-F501に搭載のS-Master PROの潜在能力でしょうか (本末転倒w) こちらはまとめると長くなりそうなので調査結果は次回以降に詳しくお伝えしましょうか。 …なんか開発者の発言みたい…

 

 それでは次回をお楽しみに

 

 

 

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※1 S-Master PROデジタルアンプの補正機能の一つ。 メジャーレーベルCDは、一般的なアナログアンプの低域位相特性に合うように低域に加工を施してあるため、このような機能が必要となったとのことです。 (とはいえ、両者の補正の度合いは通常のリスニングでは気にならない小さいレベルです) 

 

※2 AVアンプの音質が同価格帯のステレオアンプに"遠く及ばない"というのは過去の評価です。 現在(2010年)もっとも競争が激しく、他の周辺装備(追加のスピーカーやBDプレイヤー)の収益も見込まれる(^^;)AVアンプの利益率は、ステレオ(ピュアオーディオ)アンプと比べかなり低いものと想像できます。 また、多くのチャンネルと回路を持つAVアンプでは、トランスは大きな蓄電量を持っており、出力の低下(音質への影響)を抑える設計がなされています。 通常のご家庭で出せる音量の範囲ならば、音質に問題が出ることはまずありません。 ("好みに合わない"場合、多くは用途別の音質設計の差で、『ステレオ対AV』においてグレードは関係ありません)