ひよこ造船工房

納期遅れ常習犯の船大工。 猫画、オーディオ、たまに造船記♪ since 2008.11

光ファイバーHDMIケーブル『FIBBR KING-A』 導入編

2024年08月22日 | オーディオ

■ この記事の内容

 

 ・ 光ファイバーHDMIケーブルを購入

 ・ 『光ファイバーHDMI』とは??

 ・ 開封の儀

 ・ 接続の儀

 

 

 

■ 光ファイバーHDMIケーブル『FIBBR KING-A』を購入したぞ!!

 

 プア・オーディオブログへようこそ。 貧乏&ニートでまともな機材が買えないひよこですw

 

 まともな機材(メディアプレーヤー・アンプ・スピーカー)が買えないからと、安易に小物に手を出してしまうことでむしろ貧相なオーディオ生活になってしまうのでは…、という推測はさて置きまして…。 今回は光ファイバーで映像・音声信号+αを送ることが出来るHDMIケーブルのご紹介です。 (案件ジャナイヨ(笑))

 

 

 

■ 『光ファイバーHDMI』とは??

 

 文字通り、金属の線ではなく光ファイバーで主な信号(*)をやり取りするHDMIデジタルケーブルの事。

 

 HDMIは非常に高速・高密度でデジタル情報を送信するため、電気信号の減衰やノイズの影響で、ケーブル長約5mを超えると再生品質が不安定になり始める弱点があります。 光ファイバーを用いるHDMIは、10mを超えるような距離でも光信号を用いて欠落の無い情報が送ることが出来るケーブルとして登場しました。(主用途は、広いリスニングルームで遠方後方にプロジェクターを設置したり、壁内配線をする、など)

 

 当製品/シリーズは"情報の長距離伝送"はもとより、その情報の欠落が少ない利点を生かして、例え短距離接続であってもオーディオ・ビジュアルの情報量の多寡を気にするマニアのためのアイテムです。

 

* 現在、"光ファイバーのみ"という製品はなく、映像音声以外の通信用として従来の金属線を通しているものがまだ一般的。

 

 

 

■ 開封の儀

 

 

 中国FIBBR(フィバー)社製『KING-A』は2019年発売、FIBBR社における中の上辺りのグレード。 現在ではKING-Aシリーズは終売。 この製品は型落ちアウトレットで購入した新品です。(購入価格は秘密♪ 上リンクは日本代理店のものです)

 

 

 

 標準価格は発売当時2.0mで33,000円(税込)。 規格としては『HDMI2.0 18Gbps ARC対応(eARC非対応)』。 後の拙宅接続試験では、4k解像度とHDRの信号が送信可能なのを確認しました。 現在同社の光ファイバーHDMI主流規格は下位モデルも含めて『HDMI2.1 48Gbps eARC対応』ですので、より高位の機能を求める場合は導入に注意してください。

 

 以前紹介したSONY製HDMIケーブルDLC-9150ES(生産終了)と比べて単価辺りは安いとはいえ5桁価格…(汗) それを考えたら簡素過ぎる紙パッケージですね。 …一応、中箱内部はクッションとして吹付けの起毛加工で覆われていました。

 

 

 

■ 接続の儀

 

 

 単なる"接続"に紹介する部分など無いと思いきや…、当製品には2つ特筆点があります。

 

 まず1つは、給電が不要なこと。 光ファイバーHDMIが出たての頃は、光変換する回路に別途電源が必要でした。(多くはUSBでの給電) それがKING-A(以降のモデル?)ではHDMI端子からの給電で賄えるようになりました。(正確にはベストエフォート)

 

 2つ目は、取り回しの良さ。 主な情報伝達路が光ファイバーであることにより、信号線を細くでき、且つシールドも不要なため、ケーブル全体がしなやか&超軽量に。 従って、機器のHDMI出力端子部に負担が掛からない・自重で抜けにくいという利点があります。 光ファイバーということで金属線よりも耐久性には気を使いますが…、ホームシアター機器の裏側など配線がごちゃっている場所には『取り回し・耐ノイズの利点』という理屈の上でも適したケーブルと考えられます。

 

 光ファイバーHDMIは金属線のモノと違って厳格な方向性があります。 方向性…要するにケーブルの中を流れる信号の向きですね。 それを明確にするために情報上流であるソース機器側プラグに矢印のインジケーターが付いており、機器の間でHDMI接続認証がなされるとインジケーターが青色に光ります。 接続間違いを防ぐ親切設計です。

 

※ 最新シリーズには、端子先端にLEDライトが付いていてケーブル接続時に接続先端子を目視しやすくするというモデルもあります。

 

 次回は実際に鑑賞した時の感想をお伝えします。

 

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Marantz MODEL 30 よさげだ... | トップ | 光ファイバーHDMIケーブル『F... »
最新の画像もっと見る

オーディオ」カテゴリの最新記事