■ 緒言
海洋冒険オンラインゲーム『大航海時代Online』での"私の"造船強化手法を不定期でお伝えするコーナー。 今回は新たなるゲーム内優遇仕様も交えて、通しでお伝えしていきます。 毎度独善的で図解が少ないのはご容赦を(笑)
■ 新規造船
カスタム造船実装以降、船の新造は造船スキルランク1から可能となりました。 ただしいくら造船ランクが高くても、手ぶらで造ることが出来るのはせいぜいクリッパー系や戦列艦系。 特殊な性能・便利なスキルを持った船を作るには、"船体"素材が必須となります。 今だと、地図調査該当海域完了特典(航海図詳細)や大航海wikiなどの情報が多彩なので、事前に作りたい船に必要な船体や、建造港街とその建造必要投資額を調べておくといいですね。 新造に必要な投資額は、大体5,000,000ドゥカート程度です。
ちなみに造船時に、強化値ではなく"割合"で船の積載量(容量)を増減させる工程があります。 強化ではない積載量の変更は、船の加速・速度(減速)計算双方に関わってきます。
・ 冒険・移動用途 → 減量
・ 戦闘Lv上げ用 → 標準~減量
・ ガナドール・ガチ戦闘 → 減量
・ 交易・輸送・生産用途 → 増量
以上を一応のオススメとします。
全ての船で造船ランク数+5%まで増減が出来ますが、ランク数%超える増減をすると、ペナルティとして縦帆・横帆・漕力・対波が減少するので注意が必要。(画面にその旨が表示されます) 相殺するのに強化回数を余計に消費することを覚悟。 ペナルティは造船R%を超えた変更をする度に付与されます。 なるべくペナルティ有り増減は1回で済ませましょう。 既にペナルティ増減済みの船を強化する場合、容量を変更しなければペナルティは受けません。
■ シップリビルド
シップリビルドは船同士を合成して強化していく仕様。 こちらは新造とは違って、船の合計乗船Lvが上がってくると実行に必要な造船ランクが増えていきます。 シップリビルドでは独自のスキルが付与できたり、他船から便利なOPスキルを継承(移植)したり(制限されているスキルもあり)、強化上限値を微上昇させる効果もあります。
私は最初にシップリビルド(G5)を実行します。 理由は、後の工程で強化を行う際の強化上限値の確認を明確にして強化計画を立てやすくするため。 シップリビルドを行うのに適した造船所は、市長が活躍している港街の造船所か、商会開拓街R3造船所です。 優遇措置が恒常的で、取り扱いの船種の豊富さを考えると、商会開拓街のR3造船所を使うのが総じてよろしかろうです(笑)
注意点は、2024年3月時点ではシップリビルドは初期化できない事。 それと改装艦スキルを付与すると、船の持つ標準OPスキル枠2のうち1つを消費してしまうことです。
シップリビルドで微増した強化上限値は、操船熟練度を上げることによって発揮・確認することができます。 操船熟練度は通常の航海・洋上戦闘・洋上での生産行動で上げます。 他、商会開拓街の工廠でリアル1日1回約1/4~1/3上げられますし、レアアイテム『スキーズブラズニルの舵』でMAXに出来ます。
■ 副官研究スキル:造船指導
船の通常強化に行く前に、2023年6月に導入された新たな仕様『造船指導』について軽く説明しましょう。
2023年6月に導入されたコンテンツ『副官学校』で追加された『副官研究スキル』。 その中の特別枠スキルに『造船指導』があります。 これは、船の通常強化時に発動すると、投入された全船素材の最大値が付与されるというものです。
習得方法は他のサイトに譲るとして…。 発動確率の頻度は今のところ公式に明言されていませんが、念のため『造船指導』が設定された副官の特性値を全て120にして臨むといいかもしれません。
■ 通常強化
造船強化の主役、船の"強化値"を付与していく工程です。 "通常強化"では、規定回数内の強化は造船ランク1で可能です。 ここもカスタム造船仕様になってから強化回数が実質無制限化され、標準強化回数を超えた分の強化実行時には、それなりの造船ランク数を要求され、発注の成功確率が設定されるようになります。 ドゥカートと運、努力と根気さえあれば各船性能の全ての値を上限にすることも可能です。 通常強化にも該当港への投資が必要。こちらも大体5Gドゥカートを考えておいた方が良いです。
"これだけは言いたい"個人的注意点その1。 金紙素材を除き、『倉庫を減らさない船室素材』『船室を減らさない倉庫素材』『旋回を減らさない漕力素材』は、店(NPC)売りの素材にしかありません。 造船計画を立てる時に無駄な工程が発生しないように考えておきます。 (店売り船素材の購入は、各港への投資をしなくても可能です)
その2。 船の装甲値は高いほど船の"加速"も高くなりますが、通常強化で増えた分は加速計算に加味されません。 加速のために装甲値を上げるのは無駄な行為になります。
その3。 通常強化で増減した倉庫は"加速"の増減に影響しません。 航行速度計算で減速要素として加味されるだけです。 これも、特に冒険用途の船の強化時に加速の増加を期して倉庫数をマイナスにするのは無駄な行為なのでご注意を。
俗称"金紙"と呼ばれるアイテム、『匠の船素材発注書(NO.1)』『匠の船素材発注書(NO.2)』『特別船素材発注書』から出る船素材や『各種提督装材素材』を強化時に混ぜると、造船発注成功率が100%になる仕様があります。 発注成功確率が下がってきたり造船予算が枯渇してきたら使いましょう。 その他、『造船キャンペーン』という、シップリビルド・造船強化の成功率が上がったり、造船費用がキャッシュバックされるライブキャンペーンも適時開催されていますので、そういった機会も逃さないようにします。
■ OPスキル
カスタム造船導入以降、付与できるオプションスキルの候補がゲーム内(造船所コマンド)で明示されるようになりました。 付けたいOPスキルは予め『オプションスキル付与』から必要素材を確認して素材集めをしましょう。 OPスキル付与は造船スキルランク1から可能。 該当港への投資は不要。
ここでの注意点はシップリビルドG3特典として付く『拡張スキル枠』です。 この箇所に付いたOPスキルの変更は初期化の必要が無く、造船所で【OPスキル付与】をすると常に上書きされます。 船の運用別にOPスキルを変更する方針ならば、この場所に付けると良いでしょう。 …といってもプレーヤーは船のOPスキルを付ける箇所の指定はできず、"船の標準枠"→"シップリビルドのスキル追加枠"→"G3拡張スキル枠"→"G3拡張枠上書き"の順で付いていきます。 レアアイテム『船機能拡張依頼書』を使用して付くOPスキルもこの枠に入るので、貴重なOPスキルを上書きしないようにも注意です。
■ 専用艦スキル
専用艦スキル付与は開拓街造船所以外、どこの港でも未投資で実行可能。
付与方法は以前から変わらず、造船所でコマンド選択をした後、指定された船素材と専用艦建造許可書を用意して実行します。 専用艦スキル付与も造船スキルランク1から可能。 補足としては、専用艦スキル付与は常に"上書き"になること。 また、OPスキルと同名のスキルであっても用意する船素材が違う場合があることです。 wikiや事前にカスタム造船→専用艦スキルを開いて確認することをオススメします。