ひよこ造船工房

納期遅れ常習犯の船大工。 猫画、オーディオ、たまに造船記♪ since 2008.11

2013年前半のまとめ vol.2

2013年06月26日 | コラム

■ 今年のAVアンプのトレンド?

 

 昨年辺りから、AVアンプは『既存オーディオアンプからの延長』ではなく、『デジタルオーディオを集約するアンプ』としての地位を新たに作っています。 自分好みをストイックに追求する既存の思想もいいですが、そもそも大枚をはたけない我々としては、使い勝手やコストパフォーマンスのバランスなども考慮することが必要ですね。

 

 …で、これは私のワガママな希望なのですが、折角盛り上がってきているAVオーディオやPCオーディオの領域を昔のオーディオのようにややこしくして欲しくないなーという思いがあります。 このブログでも大分尖がったコトを書き連ねてきたので、他人のことは言えないのですが、これらAV・PCオーディオを牽引してきたメーカーに敬意を持ちつつ、感想を述べる際も気をつけていく所存でありますにょ

 

 

 

■ DSD配信できるネットワークHDD(NAS)

 

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 丁度これを書いている時に発表されました、バッファローのDSD配信可能なネットワークHDD(NAS)です。 私はPCや通信には詳しくないのですが…、ネットワーク部のDLNAがDSDファイル対応をしたことで正式に実現したようです。 ただ、既存のDSD対応AVアンプにDSDを送る場合はその対応経路に限られるんじゃないかと考えてます。

 

 ・ ONKYO製 ネットワークDSD対応AVアンプ ⇒ (ハブ経由)有線LAN接続が可?

 ・ Pioneerほか USBメモリDSD対応AVアンプ ⇒ USB接続

 

 だと思います。 (「繋げたら使えた」とか、後々アップデートでどうにかなる可能性もありますが、)受け取るアンプ側の接続経路が対応しないことにはNASがいくら進化しても無意味ですので ここら辺、実際に購入して使用したいのですが…、いかんせん御予算が厳しいのですね。 一応DSDに先鞭(の後ろ側)を付けた1人(?)としてウレシ悔しい状況です

 

バッファロー DSD配信対応DLNAサーバー搭載 LS421Dシリーズ

 

* 配信とは、LAN環境下に接続された機器へ配信するという意味です。

 

 

 

■ 4Kテレビ

 

 巷では「売れるわけない」や「8Kが控えているのにフライング」という意見がありますが、私はちょっと違う視点で見ています。

 

 ・ 50v型以上の2K(フルHD)テレビよりも接近して視聴できる

 ・ 将来の2Kアップスケール(映像エンジン)の出来

 ・ 8Kの"試験放送"は2020年代開始の"予定"

 ・ 結局8Kが出ても同じ意見は出る

 

 まずは、4Kのその精細な画面。 (後述の2Kアップ性能と関係しますが)画素の粒状感が少ないため、接近して視聴できます。 これはむしろ狭い部屋に大画面を置くのに適している性能です。 そして2Kのアップ性能も今後進化していくと思います。 ご存知、SONYテレビの元技術者が他社に提供している例のアップスケール技術など、業界全体としても好材料もありますしね。

 

 8Kに対して早とちりがあると思うのですが…、今決まっているのはあくまで『2020年代中頃(?)に試験放送開始』です。 実用化には更に数年掛かるでしょう とすると、今買ってもまるまる10年以上は使えます。(その後も使えるかは8Kの放送方式にも拠る) 4Kテレビが8K放送開始で使えないと決まっているわけではないですし、その間にも放送を取り巻く状況も変わって4K配信が主流となっていたり、「やっぱり4Kで十分ですね」となっているかも知れません。

 

 そして…「こんなモノ誰が買うんだ」という非難の声も、多分8Kディスプレイが登場する頃にもあると思います…。 こういうのは世の常ですので、マトモに納得していたら何にも買えなくなりますね… これら機器の購入は、予算・コストパフォーマンス・自分の希望など、総合的に判断したいところです。

 

 

 

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2013年前半のまとめ vol.1

2013年06月25日 | コラム

■ 大航海時代Online 2nd Age

 

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 相変わらずソロプレイが基本です まぁこれはシリーズ元がオフラインゲームであることや、ゲームデザイン的、自他共に内向き傾向なプレーヤーの気質など影響があるんですが…。 なんにしてもガッツリチームプレイも出来ますので、MMOにも興味のある、船好き、歴史モノ好きの方にはオススメ。

 

 気になるのは、今年から始まった2nd Ageのサービス以降。 これが始まって以来イン人数が少なくなる傾向が見られます。 私的には致命的な駄アプデなものが見当たらないので率直に不思議なんですが…。 2011年末の"対人海賊回避オプション"のほうが、比較的大きな話題となりましたし、ゲームデザインとして致命的でしたのでね…

 

* ちなみに、ゲーム上では"ひよこ"やひよこに類するプレーヤー名での活動はしていないので、お間違いなきよう…。 (同じNotosサーバのひよこさん系の方たちとは無関係ですw)

 

 

 

■ 帆船模型

 

 今年は、上で紹介したゲームに登場する"ロングスクーナー"を独自設計で作ってみました。 実船は19世紀末~20世紀初頭に存在。 帆と動力の混合船で、模型とはカラーリングも材質も違います。 今後も気力と技術があれば大航海時代Onlineモノを造っていきますのでお楽しみに。

 

 

 

■ Olasonic USB DACヘッドホンアンプ

 

 脅威のコストパフォーマンスと、基盤のみという凄まじいスリム化(笑)で今年も登場した、Olasonic雑誌付録ヘッドホンアンプ。 本編では「わざわざ買う価値なし」と書いたのは、基盤むき出しで低耐久であることや、入力信号のスペックが減点材料なだけであり、手に入れられた人は幸運だと思いますヨ。 大切にしてくださいねw

 

 

 

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2013年夏のSONYエントリークラスAVアンプ

2013年06月21日 | オーディオ

 今年もハイコストパフォーマンスで攻めてきましたSONY製エントリーAVアンプ。 アナログ増幅アンプなのでひよこ的に興味は無いのですが(毒w)、今回はSTR-DN1040についてカタログ性能や使い勝手で注目する点を書いていきます。 (試聴報告ではありません…)

 

 

 

Strdn1040

 

 2008年以降、10万円台前半までの価格の機種に並々ならぬ力を入れていると公言されているSONYのAVアンプですが、今年もそれを踏襲しつつ、フロントパネルデザインを一新しての登場です。 (上写真はSTR-DN1040 希望小売価格 68,250円) ちなみに、SONYではこのような機器のことを"マルチチャンネルインテグレートアンプ"と呼んでいます。

 

 

 

■ アンプ部などの内部作りこみ

 

 前年発売の上位機を踏襲し、音声増幅部(スピーカー駆動電力生成部)は1chずつモジュール化。 このクラスでも音質を更に向上させているとのこと。 パワーアンプは"広帯域"と銘打つもののSONY AVオーディオ2006年来のアナログアンプです…。

 

 電子部品を実装する基盤を"ガラスエポキシ"なる強固なものに変更。 前年の実質兄機DN2030は繊維を原料とした基盤だそうで、DN2030使いにとってはツライかも (あんまりこだわると音質厨といわれそうなトコロw)

 

 トランス、コンデンサもこのクラスではありえない程の容量と作りこみとのことで、SONYとしてはBRAVIAなどの映像系とともに力を入れている証拠かもしれません。 

 

 

 

■ ネットワーク再生機能

 

 近頃のAVアンプには、別称"AVセンター"の名にふさわしく、従来のTV、ディスクプレーヤーからの音声のほか、PCやLAN接続されたHDD(NAS)からの音楽の再生までも売りにしています。 しばらく前までは手探りのオマケ程度だったこれらの機能にもマジメに取り組むメーカーが多くなりましたね。

 

 SONYはというと、映像、PC関係では先進的(独善的??)機能・機器を開発していますが、据え置きオーディオは至って古風な思想。 ネットオーディオに対しても消極的ではないものの、音質的に納得できないものは搭載しない方針だったようですが…、ここ数年、高音質なネット関連部材が出てきたのか、思想を転換したのか、徐々に192kHz/24bitやFLACなど高規格対応を果たしています。

 

 ネット再生を下に見るワケではありませんが、現状でも「気軽にネット再生、ガッツリとディスク再生」と使い分けているユーザーは多く、ネット再生までも満点を求める方はまだ少数なので、(メーカー側の真意は不明ですが)良い方向転換だと思いますヨ。

 

 さて、本機は有線LANはもちろん、無線LANも搭載しているので、接続的には無線アクセスポイントに繋ぐだけでというお手軽機器。 あとは再生にどのような環境・ソフト・設定が必要かがハードルです。

 

 

 

■ 筐体・外観

 

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 シャーシ底面に複雑なプレス加工をすることにより、原料重量比で強固な筐体を実現。 同社技術者いわく、筐体に適切な強度があることも音質に関係しているとのコト。 こういう複雑な金属プレスは初期投資が物凄いらしく、それだけ数を売るぞという意気込みがあるのだと思います

 

 フロントパネルも"おしゃれ"に一新。 まるで近未来映画に出てくる宇宙船のコンパネのよう… シンメトリーでないのがひよこの物欲に適いませんが、前DNデザインよりステキに感じますネ。 (ちょいと○nkyo機っぽい??w)

 

 外観寸法430×172×329.4mm(幅、高さ、奥行き)ということで、同クラス機比で奥行きが短い分、やや背が高くなったかな?という感じ。 今までの機体よりも、薄型TVラックなどへの設置が容易になるかもしれません。

 

 

 

■ 4K映像パススルー/アップスケール

 

 当機もトレンドに倣って(無意味に…)HDMIからの4K映像のパススルーと4K映像へのアップスケールに対応。 (当然4KTVが無ければ4K映像は見られません) ネイティブ映像が普及しないまま機器だけが粛々と進化を果たしていますね

 

 ぶっちゃけてしまうと、この部分は別段気にしなくていいトコロだと思います。 そもそもまだ4K収録映像(BD)は一般的ではないですし、一部業務用を除き、家庭用4KTVや高級BDレコーダーにはアップスケール機能が付いており、AVアンプの段階で必須なのはせいぜい4Kパススルー程度です。

 

 そして先日ヒントを得た話題なんですが…。 それよりも現状HDMIで定められている4Kの1秒あたりのコマ数は24または30コマなので、2Kの最大60コマに及びません。 これも将来規格が一新される可能性があり、その場合対応機器のプレーヤーと4Kディスプレイ同士を直結するなど回避法もあるんですが、気になる場合は気になります。 

 

 

 

■ AVアンプであることの利点

 

Strdn1040_rear

 

 一昔前だと、AVアンプと言えば映画音声鑑賞用としての訴求だけでした。 今では独自の音声音響補正機構を積んで"音楽"の再生品質を上げてきたり、携帯端末やPCと繋げて音楽をお手軽接続で豪勢に聴いたり、ネットワークHDD(NAS)に溜めた音楽をジュークボックス的に聴くことが出来たりと多彩な使い方が出来ます。 HDMIでPS3などのゲーム機と繋いで臨場感のあるゲームプレイも出来ますね。

 

 マルチチャンネルと銘打っていても、ただ単に多数のスピーカーを鳴らすだけが芸ではありません。 機能的に便利で、高級機を奢れば総合的にオーディオ専用アンプに引けをとらない音質も獲得できる可能性もありますので、遊び甲斐のある機器となっています

 

 

 

■ しつこいですが…価格設定

 

 AVアンプで最も読みにくいのが、価格設定ですね。 巷ではステレオ機比価格3倍思想?(※)が根強いですが、ネット再生、PC音声の再生できるUSB-DAC機能搭載と、今最も注目&売れに売れてるホットなオーディオ機器であるのが10万円周辺クラスのAVアンプです。 各社の競争も激しいので、こういった単純な計算が当てはまるのか、現在では分からなくなっています。

 

 特にSONYでは、AVアンプに関して戦略的価格設定を行っているような発言もあるので、単純に価格で他と比較は付けられませんね。

 

 音質的傾向に拘りがなく、予算上限が10万円以下なら機能的にも当機を選んでも損は無い気もしますね (当機を導入した結果音質に目覚めても責任は取れませんが…(笑))

 

 

 

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※ 「(一般的に)7ch分ものアンプ部+αを積んでいるので、2ch機の3台分の価格で音質が並ぶのではないか」とする説。 全てのメーカーが一律にコスト・利益を計算しているならその通りなんですが…。 当てはまらない根拠としては、

 

 ・ ピュア向けとする機器よりも出荷数・総売り上げがあり、コスト回収・利益獲得がしやすい

 ・ 大量仕入れ、前年持ち越し部材・機能によるコストの低減

 ・ コストには、アンプ部はじめ部材・原料費以外にも開発・調整費などの手間的コストも含まれる

 ・ メーカーごとの過去の販売実績や販売戦略の違いによる設定売価の差異

 

 などがあり、更にメーカーごとでも考え方が違うためです。 なお、"AVアンプ"というカテゴリの中では価格機能(音質)比に劇的変動は少ないように感じます。

 

 

 


4K BRAVIA X9200Aシリーズ視聴

2013年06月14日 | ビジュアル

 2013.6.14 近隣SONY特約店合同の展示会へ行ってきました 買わないながらも一応注目のX9200Aシリーズの視聴ができましたので簡単なレポートなどを。

 

 

 

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↑ KD-55X9200A

 

 

 

■ はじめに

 

 55v型、65v型ともに視聴することができ、サイズによって画質にわずかな違いが認められました。 といってもパネル供給元が違うとかいう具体的なモノではなく、主に2K(フルHD)のアップスケール時の印象の差異ですね。 それは下に具体的?に書いていきます。

 

 そして肝心の画質・音質設定なんですが…、平日昼にもかかわらず、他のお客も入れ替わり立ち代り状態だったので、設定の確認・変更を申し出るのは難しそうな状態でした。 (「ナットクすれば買います!!」といえば弄らせてくれそうでしたがw) X9200Aの設定値は不明ですが、画質はおそらく、[ダイナミック]に近いものだと思われます。

 

 それと、2012.12の84X9000展示時とは違って、本社社員?の方の詳細なセッティングはされていなかった点も考慮して読んでください。

 

 

 

■ 4Kネイティブ映像(※1)

 

 4K(3,840×2,160)映像は、PCからの出力で世界遺産デモと4K BRAVIAのCMを使用。 実写なので84X9000デモ時の幻想的なCGベースと違って落ち着いており現実的。 パネル画素数とぴったり一致してるため、クッキリなのにくどくないディテールと滑らかさがあり、且つ精細。 当然かもしれませんがHX920、950より(さらに、隣にあったW900Aより)確実に高精細。 さすが"デモ映像"ですね …まぁ「さすがデモ映像」は言いすぎとしても、紀行モノ・ドキュメントモノの4K映像があれば似たように見えるとは思います。 (これは実際見てもらわないと理解してもらえない…(爆))

 

 その画質(精細さ)には太鼓判は押すものの、微妙な点として…

 

 ・ 現在4Kコンテンツが無い。(市販BD無し。 2014年にCSの一部チャンネルで放送予定)

 ・ 55v型は約3m、65v型は約4m離れると、2k(フルHD)ディスプレイ・映像の精細感と変わらず(主観)

 

 現在4Kコンテンツが無いのが最も微妙な点ですよね…。 地上放送も2020年代中頃?に一飛びに最大8Kになる予定とのことですので、(その詳細がまだ不明な部分があり)4Kが即ダメというのは酷な気がしますが、それまでの期間的に微妙といわざるを得ないでしょう。

 

 やはりX9200Aにも"最適視聴距離"とされる距離から離れていくと4Kのディテール的優位性が急激に失われる欠点があり、ご家庭のTV視聴距離が3m以上ある場合、"4K"は無意味になってしまうかもしれません。

 

 

 

■ 2Kアップスケール映像

 

 サザンオールスターズのミュージックディスク(BD)を使用。 さすがにアップスケールを行っているのは知覚できますが、55V型では、従来のSD→HDアップスケール(DVDをフルHDパネルに映した時)とは別次元の精細さでした。 (各社設計思想が異なるので、これは4Kディスプレイ全般コトではなくX9200A特有と受け取ってください) 一方、65v型は最適視聴距離でも、光差がある部分に55v型比でややブロックノイズとザラツキが感じられました 

 

 今回は映画BDのデモが無く、映画画質の判断はつかず。 このライブ映像でも84X9000アップスケール時のようなエンボス模様が出たので似通った性質であると考えられます。 まぁ映画を見る際には、その質感でのっぺり画にならず幾分マシかな?と思いますネ。

 

* 搭載チューナーは現在のハイビジョン放送にのみ対応。

 

 

 

■ 色彩

 

 (4K世界遺産デモにて) 色彩の向上は実はあまり期待していませんでしたが、これが今回新たに感心したトコロ。 一見派手目なのに誇張が無く色彩豊か。 HX920でライブカラーを[強]にしたときの不自然さとは全く違います (2Kのアップスケール時にはやや誇張感。 ただし、BD映像の色記録方式・環境にもより拡張機能?の働きはタイトルごと変化します)

 

 HX920と違って斜め見耐性もありました。 真正面位置以外から見ても、黒浮き、白飛び、色彩の乱れはHX920比で極小に留まっています。

 

 

 

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↑ KD-65X9200A

 

 

 

■ 動画性能

 

 X9200Aシリーズの倍速は『モーションフローXR240』。 これはディスプレイ明滅とコマ生成2倍速を組み合わせた"4倍速相当"。 "16倍速相当"のHX920などに劣るかと思いきや、別段残像は知覚できず。 ミュージック映像でボーカルが走り回るアップ&追尾シーンでも、残像やにじみ、ブロックノイズやカクカク感などは判別できませんでした。 スポーツ視聴主体な場合を除き、動画性能でXR240(4倍速相当)だということをナーバスに考えることはないかなと思いました。

 

 

 

■ 音質

 

 磁性流体を用いたウーファー部を前面脇にドドンと配置。 複数の著名な評論家からは絶賛されている音響性能ですが…、84X9000比で太い音質になりましたが、私的には別段"改善"しているようには感じませんでした まぁ私がすっきり音質が好きという面もあるので、好みの問題です。

 

 一方で、既存TVに多い"画面裏配置のスピーカー"よりも低域音の音通りと定位感は良く、大音量でも音が割れたり"がなる"ことなく余裕で鳴らします。 ホームシアターや外部スピーカーを使わない方なら満足できる範囲かと。

 

 

 

■ スタイル

 

 私の物欲をガリガリ削る円形スタンド。 …と背面造作。 円形スタンドは既知としても、背面に意外と凹凸があったり、ごちゃごちゃしていて落ち着きが無くガッカリでした  例え厚くなったとしてもHX920譲りのすっきり滑らかな背面を実現して欲しかったですね。 …ま、ここら辺は買わないヤツの言い掛かりなのでここまで…。

 

 

 

■ 総評

 

 84X9000の感動から、"買わないかがらも"一応注目していたX9200Aシリーズですが、現在の放送規格やブルーレイ規格を映す性能としては僅差ながら今一歩。 4K放送、4Kブルーレイが今すぐにでも普及するのでなければ"動画機器"としては微妙な立ち位置かと思います。

 

 4Kが有用な例を挙げると、

 

 ・ 来年から始まる予定の4KのCS放送を見たい (要4kチューナー)

 ・ 高画素数のデジタル写真を映す

 ・ 4K出力可能なPCを繋ぎ、広大なディスプレイとして使用したい

 ・ 狭い部屋で大画面を置きたい

 

 という用途なら4Kも活きてくるのではないかと…。 この箇条書きはX9200Aに限らず他社製でも将来出る4Kモデルも含んでの印象です。 加えてX9200A特有な条件としては、

 

 ・ 55v型なら2Kアップスケールの違和感小

 

 を一応上げておきます。 映像エンジン4K X-Reality PROをもってしても完璧な4Kになるわけではないですが…、65v型と比べ2Kアップスケールが格段によかったです。

 

 

 

■ まとめ

 

 ここまで、映像面では好印象な書き方になってますが、それはやっぱり4Kネイティブの映像を映したときの評価ですね。 前回の指摘と同じになってしまいますが、現時点で主となる『2Kからのアップスケール』でどれだけ健闘しているかが鍵です。 

 

 で、それを考慮すると現状割高な買い物になるのは確実。 せめて、現在でも4Kで撮影を行っている映画からすみやかに4KBDを併売したり、使い勝手の良い&リーズナブルなネット配信サービスが始まれば幾分マシなのですけどね…。 ここら辺は、ずっと先ではありますが8K試験放送が控えていたりと、環境面でも4Kの宙ぶらりん感が大きいので、テレビ側だけのせいではないですが。 (見切り発売といわれればそれまでですけど…)

 

 ただ、当事者間の合意とビジネス性があれば、放送以外の4Kサービスも今の予測より早く進むとも考えられますので、あまり腐ったり、既存の"TV受信形態"に拘ったりせず、期待だけはしておきたいです

 

 

 

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※ 撮影、編集、出力を一貫して4Kで行った映像のこと。

 

 ちなみに、映画、ドキュメントのような映像の質感が第一であるコンテンツでは、既に撮影・編集を4Kで行い、最終段階で現行のTV(ディスプレイ)の画素数にダウンさせて放送・流通させているものがあります。 また、そういったソフトを現行の4Kでアップスケールした場合、復元の結果がより良くなるという報告もあります。

 

 

 


ロングスクーナー製作記 vol.12 完成編

2013年06月10日 | 帆船模型

■ ロングスクーナー 大航海時代Onlineバージョン

 

 ・ 製作開始 : 2013/2/14

 ・ (一応)完成 : 2013/6/4

 

 ゲームに登場する3Dモデルを手本としたイメージ模型。 ウッディジョー1/100カティサークのキットを土台として製作。

 

 

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 ウッディジョーの『1/100カティサーク』のキットを元に製作しているので、船体形状(特に船腹のふくらみ)はゲーム内モデルと若干違います

 

 ちなみに、ひよこの独断と偏見で大きく変更した部分は以下のもの。

 

 ・ 舵の形状

 ・ 船側ウェールの位置とカラーリング

 ・ 船尾甲板形状

 ・ シュラウドを甲板上で固定

 

 

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 船首造作も独自ですね。 ゲームモデルでは船首マスト基部は甲板下に隠れています。 錨巻き上げ機(ウィンドラス)もカティサーク付属部材を付けました。 錨もゲームではぶら下がっていますが、流石にそれは危険なので、甲板上に置きました。

 

 

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 接近すると情けない船上建屋…。 本来は丸窓やドアを付けるのですが、このスケールでは既存の木製部材だと質感が出ないので省略しています。 ゲームモデルには無いガフ固定索など、帆の操作に必要なロープを追加しています。

 

 

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 ガフセイルがある場合はブームの仰角調整索も必須ですね 帆の"縫い"は…今回は1/100スケール相当としているため、縫い目が大きくなるので省略です。 (それとあくまで「イメージモデル」としているため…)

 

 

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 マストトップ同士の支持も独自です。 これはマスト間隔を正確にするためのもので、実際の船にもある場合が多いです。

 

 

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 甲板上の荷室扉とウィンチ(右側)。 余剰のロープも再現。 

 

 

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 船首と船尾。 双方とも反りをきつくしすぎたかなー?とは思いますが、私的には好みなのでよしとしてます。 今回はゲーム内の塗装を再現したため、喫水下を赤く塗る工程は行っていません。

 

 

 

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ロングスクーナー大航海時代Onlineバージョン製作記 vol.1

ロングスクーナー製作記 vol.2

ロングスクーナー製作記 vol.3

ロングスクーナー製作記 vol.4

ロングスクーナー製作記 vol.5

ロングスクーナー製作記 vol.6

ロングスクーナー製作記 vol.7

ロングスクーナー製作記 vol.8

ロングスクーナー製作記 vol.9

ロングスクーナー製作記 vol.10

ロングスクーナー製作記 vol.11

ロングスクーナー製作記 vol.12 完成編