牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

らー麺 味工房 (西早稲田)

2007年08月14日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
西早稲田の居酒屋伊丹亭の上にあった「刀削麺酒家」が、いつの間にか閉店していました。

作り置きのさめた炒飯を平気で出す店でしたので、3ヶ月足らずで撤退するのも無理がない気がします。

その後にできたのが「らー麺 味工房」という店。
看板には「13年の歴史を持つ隠れた名店」「タレやチャーシューなどすべて自家製で客の意見をすぐに工場に反映させ日々努力している」との店主口上があったので、どんなものかと入ってみました。

券売機にて店名を冠した650円の「味工房麺」を購入。ざっと店内を見渡すと、刀削麺酒家をほぼ居抜で引継いだようです。
この味工房麺ですが、看板メニューのとんこつ醤油麺に、ほうれん草、味玉子、チャーシューが載せられたもののようです。

早速、食べ始めてみるとなぜかしっくりと来ない感じがしました。麺とスープはスーパーで買って自宅で作ったようなチグハグな感じはするし、味玉子は冷蔵庫に入れっぱなしにしていたように妙に冷たいし、肩ロース丸ごと1本をつぼ焼きにしたというご自慢のチャーシューはハムの試食のような感じでした。

最後まで食べようか途中で残して天一あたりで口直しするかと考えているうちに、不覚にもほとんど食べてしまいました。何となく、刀削麺酒家と同じような運命をたどるような予感がします。

納得せぬまま早稲田方向に歩いていると、ゼミの打ち上げでよく使う香港料理の「華翠苑」が改装中でした。顔見知りの店長と目が合ったので立ち話したところ、8月20日~26日まで、改装キャンペーンで20%割引とのこと。

修論にむけた臨時ゼミが24日にあることですし、タイミングのいい情報を得られたのが唯一の救いでしたね。