牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

合点承知之助 早稲田蔵 (西早稲田)

2007年08月02日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
穴八幡向かいにある「合点承知之助 早稲田蔵」でお昼をいただきました。

以前この場所にはレッピーこと「グリル レッドピーマン」があり、学部生時代には毎日のように通っていました。本格的な洋食屋で、味もさることながら、早稲田にありがちなサービス過剰なボリュームで、若者の胃袋を満たしていた店でした。
特にお気に入りだったのが「レバーと豚肉の煮込み」。酸味の効いたデミグラスソースでレバー、豚肉と野菜を煮込んだものでした。
卒業してしばらくたってから、再び食べたときにはそれほど美味しくは感じなかったのですが、それでも甘酸っぱい気持ちに浸って幸せなひとときでした。

そのレッドピーマンが閉店したのが2004年の秋のことだったか。
ひとつの時代が終わったかとさみしい気持ちになりました。
しかもその跡にできたのが、レッドピーマンとは対照的な居酒屋だったので、なおさらです。

そのような思いもあってか、合点承知之助には入ることはなかったのですが、9号館で用事を済ませ、手早く食事を済ませたかったので、第三西門を出てすぐのところにあるこのお店に足を踏み入れたわけです。

ランチのメニューは、しょうが焼き、鉄火丼、大山鶏の唐揚げなどの定番メニューがすべて700円。宮崎チキン南蛮や宮崎冷汁がラインナップされているのが特徴でしょうか。納豆か温泉玉子がサービスでつき、ご飯やみそ汁のお代わりは自由です。

その中から、日替わりサービスが100円引きになるとのことなので、宮崎チキン南蛮を選びました。肉類だけではなく野菜も取れるようにとの配慮でしょうか、それなりに美味しくいただけました。

テーブルにはお代わり用のふりかけとゆかりが置いてあったのですが、試しに納豆にゆかりを混ぜてみたら、それもまた美味でしたね。

会計を済ませ店を出るときに、ふと20年前の懐かしい日々がまぶたの裏に浮かんだような気がしました。