扁鵲(へんじゃく)のつぶやき

東洋鍼灸専門学校 鍼灸科50期卒業生の同窓ブログです。
日頃の不安、悩みを率直に語り合いましょう。

ボランティア治療してきました!

2011-03-23 21:17:05 | 日記
今日は70Km離れた郡山市にある避難所まで車を飛ばして
県鍼灸師会の仲間3人とボランティア治療をしてきました。

避難所は「ビッグパレットふくしま」という大型
イベント施設に約2500人が収容されていました。

写真のように床という床は通路まで避難者の方々
で埋め尽くされていました。各家族は背の低い
段ボールの壁で仕切られただけの空間で生活しており
プライバシーは皆無ですね・・・。


治療は臨時診療所の中に簡易ベッド二台をセットして
行いました。



私は7人治療しましたが、すべて第一原発から17kmの距離にある
川内村からの避難者の方々でした。
不自由な避難所暮らしで肩こり、腰痛を訴える人が多かったです。

肉体的な苦痛に加えて放射能という汚染による避難のため、
いつまで避難所生活を強いられるのかといった先の見えない
不安が強いストレスになっているようです。

今日も東京都の水道水が放射能に汚染されているという
ニュースをやっていましたが、つくづく原子力というのは
まだまだ人間の制御不能の技術なんだなあと思わざるを
得ません。

なお、本日の様子は県鍼灸師会副会長のブログ「水の旅人」でも
紹介されました。
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6 コメント

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頑張ってください (やました)
2011-03-24 10:09:31
山下です。

避難場所でのボランティア活動、頭が下がります。先生も身体には気をつけて活動してください。

この活動については在校生にも紹介させていただきました。

返信する
ありがとうございます! (しゅう鍼灸院)
2011-03-24 20:23:43
やましたさん

了解です。
明日は地元いわきの避難所にボランティアに
行ってきます。
返信する
かなり後方からの支援 (ツレ)
2011-03-24 21:29:38
先日、狩亦から避難されてきた方が診療所に来られたので、しゅう鍼灸院をPRしておきました。でも、遠いですね(笑)
返信する
気合はいってますね (カッツン)
2011-03-25 07:06:09
こんな状況の中、避難所での治療に出向かれるとは敬服致します。くれぐれもお身体に気をつけて
下さい。
いつまでも若いと思って良いと思います。
返信する
(*^_^*) (みよこ)
2011-03-25 09:52:20
委員長さんの行動から元気をいただいています!
副会長さんのブログも拝見しました。
ただやみくもにボランティアではなくきちんとプロとしてどう行動すればよいのかが記されていてとても勉強になります!
私も今いるところで何が出来るのかをしっかりと考えて行動していこうと思います!
くれぐれもお体にお気をつけてください。
返信する
皆さん、ありがとうございます。 (しゅう鍼灸院)
2011-03-25 22:13:55
コメントを下さった皆さん、ありがとうございます。

こういう時こそ鍼灸を学んで良かったと思います。人を癒せる技術を持てることを感謝しています。
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