わたしも
精神的に 参ってるなぁ・・
かれは 毎日なんども
『大丈夫か？』
と、 固いカボチャを 切ろうとしても
重い 荷物を 持ち上げようとしても
すぐ 『大丈夫か？』と
やってくる。
今までの 40年間 こんなことは 1度もないのに・・ね
でも・・
かれの そういう 行為が
沁みる 優しさには どうしても
感じられないのよね・・
優しさって あたたかさだと 想うから・・
ｺﾄﾊﾞの はしから・・
なにも いわないでも ぬくもりって
あると 想われるし
そんな 優しい ぬくもりを
感じられた こと
あるから。
かれを 愛してるなんて こと
哀しいけど
ないだろうなぁ・・
自分の 息子が こんな風に なってしまった・・
みたいな・・
そういう 感情かと
理屈じゃないﾝだわ
弟みたいな 息子みたいな・・
ただ
あまりにも 落ち着きがなく
まぁ・・
かれは 病気だから
今は わたしが わたしらしく・・
だね。
さすがの わたしも・・
参っているのは・・ 確かだなぁ・・
かれは
『おめぇは 友達が たくさん いるから いいけど
おらぁ 誰も いない』
わたしは 現役のサークルの ときは
ｺｺﾛから 話せる 友と 呼べるひとが 3人は いた・・・
と・・ 想っていたわぁ・・
けど
会社の同僚と 同じで
退社したら 知らない間に わたしの場合だけど
音信不通になり そのことすらも
毎日の 忙しさのなかで 感じられなくなっていて・・
わたしの場合は そうだけど・・なぁ・・
その中の ひとりは それこそ 大切な 大切な 人だと
想っていたけど
2年前に ご主人を 亡くさて
それこそ 心配で 新幹線で すぐ 訪ねてみた・・。
彼女は いまでも 現役で 地元のサークル活動の中心で
頑張っていて
ご主人を 亡くされて 辛い思いを されてはいても
すぐ ご近所に 姉妹が いるし
人格も 立派だし 人柄が とても 魅力的で
社交性も とても あり・・
そう・・ そう・・
わたしには ないものばかりだなぁ・・
ぶぎっちょで 意固地な わたしとは まったく 正反対で
それでも 彼女が 心配だった・・
けど 1泊を かのじょの 家に 泊めていただき
お昼 ランチを したけど
もう なんだか 話すことも ないﾝだなぁ・・ってね・・
同じ サークルを 無我夢中で やっていたときは
何日も 徹夜で 話しても 話し足らず・・
別れが 惜しかったのに
3年くらい まえかな・・？
その時の 新幹線に 乗るまえに
一緒に 食べた クルクル寿司 ← 高級
彼女が ご馳走していただいたけど
それを いただき
『じゃぁ 帰るからね』
そんな 確か ｺﾄﾊﾞで 彼女は 車で 走り去って 行った。
わたしは その 走りゆく 車を 見えなくなるまで 見送り
一度も なんの アクションも ない 車の 後ろ姿・・
走行中の 車だと いえば それまでだけど
今まで こんな風に 大切なひとの 車を
見送ったことは あるけど
こんな 風に なんだか
『 早く 帰りたい』
みたいな・・
わたしは その後ろ姿を 見送りながら
もう 2度と ここには 来ないだろうなぁ・・と。
かのじょが 20代のころ
本気で 愛していた男性が いたそうだ
かのじょが 用事が あって 会えないと 伝えては いたけど
急に 会えるように なり
かれの ところへ 行ったら 女性が居たそうだ。
彼女 とても 悲しみ 口惜しがって
かれを 責めたそうだ
かれは 『君は ぼくが 居なくても 大丈夫だけど
彼女は ぼくが いないと だめなんだ』
そう 言われて 別れたそうだ。
まさに 彼女は 誰からも 愛されるし 聡明だし
八方美人では 決してない。
へんで 納得が いかなければ きちんと 伝えるし
ひとの 話しも 聞き 自分の 意見も しっかりと
いえる。
スタイルも 抜群で センスも とてもよく
美人。
明るいし ん・・・
悪いところって・・
悪いところとかは ひと みんな あるけど
彼女は 恵まれた 環境と 素晴らしい 家柄なので
学歴主義的な ところや
ご主人の仕事の役職とか ・・。
そういう ところには 彼女自身は 無意識で
あたりまえの ことなので
よく 知り合ったひとに 『ご主人？お仕事は？』
で・・ たいがいは 彼女の まわりの方たちも みな 立派で
あぁ・・
わたし。
ひがみ虫だわぁ・・
