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奥瀬英三の油絵

2020-06-20 10:40:42 | 古いもの


木漏れ日の中を、草家に帰っていく朝鮮の女性の後ろ姿がいいですね。
これは、奥瀬英三(1891-1975)の朝鮮開城(ケソン)風景で、1928年(昭和3年)の作。
開城は高麗時代からの古都でしたが、今は南北朝鮮緊張の地となっています。
この絵は今まで見てきた彼の絵のなかでは異色です。
おだやかな世界というよりは、勢いがあってひきしまっていて、力強い作です。

 (キャンパスに油24×33センチ、額43,5×53センチ)
   <売約済みになりました>

   

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